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【原神】フォンテーヌ史 水仙十字編(ver4.1)

フォンテーヌ史の水仙十字を中心に時系列順に書いていきます
細かい部分を書いていると既に長い記事がもっと長くなってしまうので重要な出来事に絞っています

他の考察勢が出典元を書かないケースが多いので、引用を書いておきます
この記事の9割が引用です

登場人物

●ルネ・インゴルド
水仙十字結社「大師/マスター」/悪龍ナルキッソス(聖遺物:水仙の夢)/ナルツィッセンクロイツ
●ジェイコブ・インゴルド
騎士(聖遺物:水仙の夢)/世界任務に登場(存命)/水仙十字結社の一員
●アラン・ギヨタン
フォンテーヌ科学院創設者/勇者(聖遺物:水仙の夢)
●マリアン・ギヨタン
セイモアのご主人様/アランの妹/純水精霊アンの記憶の元/魔法使い(聖遺物:水仙の夢)
●リリス
水仙十字院院長/純水精霊/水仙十字結社の一員/安眠の地のマリアン
●副院長
バザル・エルトン/元海軍司令官

魔人戦争終了(2000年前)

※この部分は詳細が判明した後、別記事にする予定なので前提知識のみ書いています

レムリア文明が興る(モンドの貴族の話が出るので魔人戦争後)
レムス王がフォンテーヌを統一
レムス王と「金色の劇団」が龍族や純水騎士と戦争に

レムリア文明が衰退し海に飲まれた(文明の崩壊=フォルトゥナ)

カーンルイア侵攻(500年前・第一大水期)

水神エゲリア、スメール ファラクケルトの園で死亡
死に際に予言を残したとされる

いつからか、フォンテーヌにこんな予言が囁かれるようになった…
——フォンテーヌ人はみな、生まれた時から「罪」を抱えている。正義の国フォンテーヌがどれほど審判を行おうと、それが消えることはない。
フォンテーヌの海面が上昇し、罪を背負いし人々が海水に飲み込まれるまで…
…人々はみな海の中に溶け、水神は自らの神座で涙を流す…そうして初めて…フォンテーヌ人の罪は洗い流される——

白露と黒潮の序詩: 第四章 第一幕
ソリストの序幕
リネ

この予言は、フォンテーヌの先代水神が死に際に残した言葉を元にしていると噂されている。

ゆえなく煙る霧雨のように: 第四章 第二幕
すべてが水に還る時
ヌヴィレット

フォカルロスが水神となる

カーンルイア侵攻から数十年後

海軍司令官バザル・エルトンが水仙十字院の副院長に就任

職務は元海軍司令のバザル・エルトンが引き継ぐ。彼女の強情さが純粋な子どもたちとの絆によってやわらぐといいが

かなり古い 任命状

ポワソン町の包囲によってルネとジェイコブの親が亡くなり水仙十字院(孤児院)に引き取られる

(中略)
当時、志願して交渉の要求を伝えたカール・インゴルド記者は、事態が悪化する前にポワソン町である集合写真を撮っていた。
(中略)
エドワルドはもう一方の手を息子のジェイコブの肩に置き、ジェイコブは緊張した面持ちでルネ・ド・ペトリコールの袖を握っている。
(中略)
エドワルドの右側にいるのが、当時ポワソン町の町長だったルノー・ド・ペトリコールだ。このためにわざわざ礼服に着替えたが、襟が曲がっていた。
彼の息子のルネはその前に立っている。写真機という珍しい物に興味津々で、目を丸くしながら少し戸惑っている。
(中略)

武器
サーンドルの渡し守

ポワソン町の真っ赤な炎の光に照らされ、憎しみに歪んだ無数の顔を思い出し、
自分も罪の無い子どもを水仙十字院に送ったことがあると、ようやく思い当たった。

聖遺物
ファントムハンター
忘却の容器

カーンルイアの錬金術師「黄金」レインドットによって生み出された巨獣エリナスがフォンテーヌに出現(理由は不明)

エリナス : ママはワタシが美しい世界に生まれて欲しくて、ワタシに生命を、大地を歩けるような頑丈な体を、そして素敵な名前を与えてくれたの。
エリナス : ワタシに大勢の兄弟姉妹を持たせてくれて、それから色んな友達ができるようにしてくれた。あと黒い宇宙以外にも、美しい景色を見れるようにしてくれた。

古き色合い・第三幕
ハートとブルームーンの情念
カイガ、ユメ&ロボット犬

…巨獣工リナスを追跡して 23 日目。フォンテ ー ヌ全体の水域が破壊される前にできるだけ早く取り押さえ、せめて動き回れないようにしなければ…
…巨獣工リナスを追跡して 25 日目。前回の補給港は遥か彼方にある。今回接岸した場所は廃墟と化していた ー ー 奴が来たのだ。残っていた物資をかき集めたが、あとどのくらい持つだろう…
…巨獣工リナスを追跡して 35 日目。奴の痕跡を発見。残された血痕に沿って…全速力で追いかけ…血に飢えた生物を多数引きつけた…
…船体に大きな損傷を負った。動力システムが…風に任せて漂うしかない…

…もう少し敵に近づく…
…フォンテ ー ヌの各々が、責務を全うすることを期待している…

破れた日誌

水仙十字院の副院長バザルがスポンジアン号に乗り、エリナス討伐に向かい死亡

輝かしい過去の時代、純白の甲鉄艦「スポンジアン」はフォンテーヌ海軍の誇りだった。
(中略)
バザル·エルトンは数年ぶりに艦に乗り込んだとき、整列したピックマンら乗組員に向かってこうささやいた。
「どうやら、今度こそ敵に向かって発砲できそうだな。」
それから歌劇場の演出と同じように、笑いながら大声で言った。
「どうやら諸君は、私がいないとダメなようだな。だが、昔話は後にしよう。」
「まずは、あの身の程知らずのデカブツを、大瀑布の下へと追い払うのだ!」

武器タイダル·シャドー

副院長は、きっと多くの物語を経験しているのだ——まるで隠居した老齢の勇者のように。
そうでなければ、約束してくれた院長でさえ、それが外せない訳がない。
「■■、■■、ケンカはよして、仲良くしなさい。」
いつも騎士役と悪龍役をしている二人は、不本意ながらもうなずいた。
「■■■、私のいない時は、■■■の面倒をちゃんと見てあげてね。」
「用事が終わったら、私と院長はすぐ帰ってくるから。外へ出ないように。」
副院長は少し思案し、離れる前に濃い緑色の羽根を外した。
「■■■、ずっとこれを欲しがってたでしょ?君に預けるわ。」
「でも、一時的に預けるだけだからね。汚したら怒っちゃうわよ。」
しかし彼らの考えとは裏腹に、この羽根が最後まで悪しき魔法使いの不思議な法器になることは一度もなかった。

聖遺物
水仙の夢
悪しき魔法使いの羽杖

…巨獣工リナスを追跡して 35 日目。奴の痕跡を発見。残された血痕に沿って…全速力で追いかけ…血に飢えた生物を多数引きつけた…
…船体に大きな損傷を負った。動力システムが…風に任せて漂うしかない…

…もう少し敵に近づく…
…フォンテ ー ヌの各々が、責務を全うすることを期待している…

破れた日誌

ベリル地区でエリナスが討伐される

エリナス : 最後、ワタシはここで倒れて死んだ。悲しかったけど、それと同時に嬉しかったの。ママからもらった生命はすごく大事なもの、でもワタシの命は彼らを苦しめていた…だから、それでよかったんだ。

古き色合い・第三幕
ハートとブルームーンの情念
カイガ、ユメ&ロボット犬


水神フリーナの治世

水仙十字院、院長・副院長不在により継続困難
アランとマリアンはギヨタン家、ルネとジェイコブはインゴルド家へ引き取られる

今回、院は水没してしまうと思う。私と院長がいないことで状況も危うい。
だから君やインゴルドのように、信頼できる人に子どもたちを預けたいの。
(中略)
「凱旋したら、またラスクとインゴルドを呼びましょう。」
「今度は私が料理をするわ!腕を見せてあげる。」
彼の目に疑いの色が浮かんだのを見て、友人はむくれながら補足した。
「ここ数年でケーキが焼けるようになったのよ!子どもたちはみんな大好きなんだから!」
「それじゃ、さよならギヨタン…愛しのエマニュエル。

ファントムハンター
老兵の容貌
※補足 話者は副院長のバザル

愛しいアラン、愛しいマリアン…私はお前たちと親しく接したことはなかった。」
「最後まで、どうやってお前たちの『父親』になればいいのか分からなかった。」

ファントムハンター
忘却の容器
※補足 話者はエマニュエル・ギヨタン

エピクレシス歌劇場・諭旨裁定カーディナルの建設が開始
水神にフリーナ、最高審判官にヌヴィレットが就任

…皆の安全を考慮して、学院の封鎖を決定した。血気盛んな若者たちは、「外に出て戦う」といきり立った。彼らもいつか理解してくれるとよいが。災禍の後の再建は、命を捨てるよりも大事なことだと…

…何年もしないうちに撤退を迫られるだろう。ルキナの泉付近に移転先を用意しておいた……そこに歌劇場を建てるなど、とんだお笑い種だ。世の中には斯くも滑稽な者がいるものか…

…一緒にバザルの墓参りに行った…
…エマニュエルの言う通りになればいいのだが。若き才能をサポ ー トするのが学院の社会的責任ではあるが…

新任の最高審判官と面会した。個性的なお方だ。レオンの小者たちよりは大分頼りがいがありそうだ…

古い記事
※補足  話者は自然哲学院の院長

水神フリーナに反発した純水精霊たちがフォンテーヌから姿を消し始める

エンドラー : 私たち純水精霊は大陸中の川や渓谷の水のなかに散らばってる。そのほとんどがフォンテーヌからのスパイ。
パイモン : えっ!?水神はなにか企んでるのか?
エンドラー : 先代はなにも企んでなかった。ただ水を通して、大陸中のみんなを繋ごうとしただけ。でも彼女がなくなってから、多くの精霊はフォンテーヌとの繋がりを切った。
エンドラー : 最強のローデシアでさえ、新たな水神を認めなかった。かつての夢を抱くしかなかった。ローデシアは、静かなる水が欲しいだけ。

イベント 純水の願い
さらさらと流れよ・2

フォンテーヌで純水精霊が絶滅した今の時代、水中に現れた不思議な元素生命体。
災いが起きてから現れたこの元素生物は、かつての純水精霊のような優美さを備えていないため、「濁水」と呼ばれている。水中に溶けた毒は既に希釈·浄化されているが、どこかに純粋な水の容れ物がない限り、フォンテーヌの水中に再び純水精霊が自然に誕生することはない。

キャラクター
濁水粉砕の幻霊

水仙十字院の子供たち

アラン・ギヨタン自然哲学院へ
プライマルメカの研究し、カーターが助手として配属される
カーターの体調が悪くなる

…同じ実験室に配属された。すごい神童だと、みんなが言うから最初はすごく緊張した、災禍以降、そんな人は特に貴重だ。
学院に期待され、長官の推薦を受けて来た偉そうな人かと思いきや、意外と悪くない。親しみやすいとは言えないけど…
はっきりした症状はない.

古い日誌
※補足 話者はカーター

プライマルメカを研究。
助手が休暇を取った。

古い日誌
※補足 話者はアラン

ルネとジェイコブは冒険者だったカール・インゴルドと共にスメール トゥニギの黒淵・甘露花海へ

また、異国を行き来する探索者に引き取られ者もおり、世界の果てを見届ける冒険へと旅立った。

聖遺物
水仙の夢
旅中の花

…甘露花海の性質についての分析は…実に興味深い。いわゆる聖蓮を構成するものに関して言えば、僕やジェイコブの身体の組織とある程度重なる部分はあるが…カールおじさんとは、殆ど同じ性質が認められない。実に不思議な結果だ。

ルネの調査ノート

ジィコブが衰弱、アビスを注入し一命を取り留める
ルネが世界式の逆算し、世界の滅亡を予知する

…重要なことは、カーンルイア人の記録と組み合わせれば、世界式を逆算できるかもしれないということだ…
(中略)
…とても衰弱している。何か手を施さないと、フォンテーヌに帰りつくまで持たないだろう…
…力は利用できるはず…激怒してしまった。あれだけ遠く離れた家までが水没してしまったのだから、その種の力に抵抗を覚えるのも無理はない。しかし、なんとしてもジェイコブの命だけでも救わないと。水仙十字院はもう…
(中略)
…認めたくないけど、何回計算しなおしても結果は同じだった。ジェイコブと交差検証したが…どうも信じがたい。破壊?それとも変数の漏れ?明日再検証しよう… …結果はルキナの泉の底に投げられた、コインのように明白だ。ジェイコブも同じ現象を目撃している…きっと方法があるはず…絶対に方法はある… …そんな中、ふと突破口の可能性を思いついた…計算結果は変わらないだろうけど、その製錬方法を…の力に転写すれば、その中の「意志」を抽出できるかもしれない。その方法によって…衝撃に抵抗する…

ルネの調査ノート
古き色合い・第三幕
ハートとブルームーンの情念
カイガ、ユメ&ロボット犬
※見た目が「深罪の浸礼者」なのでアビスを取り込んだのだろう
世界任務
白日を待つ答え
ルネ=ナルツィッセンクロイツ

ルネ、(場所不明)で「金色の劇団」の残した魔法の術式を発見。解読した結果「密合の契印」を発見

…多くの書物を読んだところ、どうやらある古代の教団がここに残っているらしい…国家の盛衰や、文明が滅亡した後に新しい文明が生まれることを、書物では「フォルトゥナ」と呼んでいる…
(中略)
ここで「金色の劇団」(複数の名前があるらしいけど、ひとまずこう呼ぶ)が残した魔法の術式を発見した。解読した情報によると、これは「密合の契印」と呼ばれているらしい。

不思議な本のページ・1
密合の契印

ルネとジェイコブ、エリナスに侵入
※この時点では調査よりはジェイコブの回復目的?

…巨獣エリナスによる土地と水域の汚染は浄化され、ほぼ希釈された。でもエリナス本体に対しては、大人たちもこれといった対処法がないらしく、周辺区域を封鎖しているだけだ。でも簡単にもぐり込める。巨獣の口からもぐり込むのは特別な体験で、以前読んだ物語を思い出した…

不思議な本のページ・2

エリナス : ワタシが知ってる人の中で、ワタシの血に触れても大丈夫なのはアナタともう一人だけ。あーあ、アナタのような人がもっとたくさんいればいいのに。
旅人: もう一人は誰?
エリナス : えっ、知り合いじゃなかったの?いろんなことを話してたでしょ…ワタシの心臓を再び鼓動させたあの人と。
旅人 : ジェイコブ…
エリナス : 昔ね、彼はもうひとりの人と一緒に、ワタシの体の中に入ったことがあるの。それで、ワタシの血を吸収した彼は、とても元気になったんだ。
エリナス : 当時、ワタシの子供たちはまだ生まれてなくって、ずっとここに横になりながら、とても寂しい思いをしてた。だから、彼らに出会えたとき嬉しかったの。役に立てて、本当によかったって。

古き色合い・第三幕
ハートとブルームーンの情念
カイガ、ユメ&ロボット犬

二人の天才とカーター、自然哲学院

ルネとジェイコブも自然哲学院へ
アランとルネでウーシア・プネウマを利用した動力エネルギー研究
※ウーシア・プネウマはアビスに霊光が対抗できることをルネがスメールで発見している

現段階でジェイコブにそんなリスクを負わせる必要はない。まず自然哲学学院の資源を通じて安全な実験データを得てから、具体的な研究目標を制定すべきだ。そうするとジェイコブの言う通り、貴重な時間を無駄にすることになるかもしれないけれど…

不思議な本のページ・2

…新たな仲間が実験室に加わった。でも彼らの議論は、今まで以上に難しい!単語の意味は全部わかるのに、それが文章になった途端、
意味が掴めなくなるのはなせだろう?ジェイコプとお喋りしているときだけは、同レベルだと思える…ここまで書いて急に恥ずかしくなった。ジェイコプみたいな、自分よりうんと小さい子どもに安心感を求めるなんて、大人としてのプライドはどこへいってしまったのやら…
…アランとルネはプライマルメカ(今後はこれが正式名称になるようだ)の研究をペースに、ウーシアとプネウマの特性を活かした新たな動力コアの開発を目指しているようだ…

古い日誌
※補足 話者はカーター

アランとマリアン、ルネとジェイコブ、カーターの5人でピクニックに行く
場所はペトリコール
ルネがボロボロの地図を発見

…とりあえず役には立ったと思う!多分、そうだよな?アラン兄妹、ルネ、ジェイコプと一緒にビクニックに行った。正確にはフィールドワークだけど。
実はみんながあまりに研究ばかりしているから、妹さんと相談して、外へ出るよう学園長に指示してもらったんだ…
…ベトリコールにはなにもないけど景色だけは良くて、大きな滝がある。

古い日誌
※補足 話者はカーター

…フィールドワークのために上から派遣されてきたと言っていたけど、カーターはただ僕たちを遊びに連れ出したかっただけだろう。こいつ、いつの間にかマリアンと知り合いになってるし…まあ楽しかったけど。久しぶりに彼女があんなにのびのびと笑っているのを見た。ジェイコブとアランもだ。まるで水仙十字院の頃に戻ったかのようで…もちろん僕も少しは嬉しかった。ここの遺跡を見ると、この場所は「金色の劇団」と関わりがあるようだ…だとすれば、遺跡内の石像も重要な参考になるかもしれない…ボロボロの地図を見つけた。何か意味があるかも…

不思議な本のページ・4

アランとの研究の方向性の違いでルネとジェイコブは実験室を移る
ルネがモンドの深紅の石や層岩巨淵の黒泥を取り寄せる(アビスの研究)

でも方向性の違いから、結局は学院長先生に新しい実験室を用意してもらった。それも仕方ない。だって、アランは賢すぎるから。彼が信じるのは自分だけ。他人の目や経験は信じない。自分の出した結論がそれと同じでない限りは。でも、それでいい。
アランも自分のやり方で世界を良くしようとしているのだから。彼を信じよう。だって、ここはアンの生きる世界でもあるから…
…学院には大勢の人がいる。でもカーターお兄ちゃん以外の友だちはそんなにいない。みんな私たちを嫌ってるみたい…
…ルネが研究用にすごいものを手に入れた。どれも災禍の後に現れたものだと聞いた。一般人には危険すぎる。でも私はなんてことない。多分体質がかなり変わったんだと思う…

古い日誌
※補足 話者はジェイコブ

…頼んでいた探検家がすごい物を手に入れた。災厄の後にモンドの雪山に現れた赤い宝石で、性質的にはエリナスの血と肉に似ている(ジェイコブの検証済み)。腐敗した巨竜の死体から出てきたものだそうだ(記録がごっちゃにならないよう、ひとまずこの宝石を「深紅の石」と名付ける)…その成分には発熱や爆発力を増強する効用があるけれど、毒素があるせいで普通の人間では受け入れられない。①ジェイコブのような新人類(ひとまずそう呼ぼう)か、②この毒素を除去できる人でない限り。でもそんな人はまだ見つかっていない…これと似たものに、璃月の鉱坑で発見された汚物がある…

不思議な本のページ・5

アランがプネウムシア対消滅の制御に成功

過去100年で最大の技術的成果だ。将来は社会全体に変革をもたらすに違いない

古い記事
※補足  話者は自然哲学院の院長

…やった!遂に電球が光った!快復して歴史的な新問に立ち会えるなんて、僕はなんてラッキ ー なんだ…少し残念だけど、ルネとジェイコブの研究もうまくいくといいな。あ、あと僕より頼りがいのある助手が彼らにつきますように!
はっきりした症状はない。
(中略)
そして横には、対消減現象の制御に初めて成功した現場がある。まぶしい光が深い影を落としていた。あれはきっと歴史が誕生した瞬間に違いない。でも興奮のあまりインク瓶をひっくり返した自分も、その歴史の一部になれるだろうか?

古い日誌
※補足 話者はカーター

水仙十字結社

ルネ、十字鈴蘭学会(=水仙十字結社)の結成

…けれど研究はやっぱり壁にぶつかった。中でも最大の難題は再現性だ…でも十分な資源が得られれば、必ず突破できる…少なくともこちらのバカは僕たちをわりと崇拝して(恐れて)いる。この間ジェイコブに手伝ってもらった手品が確かに効いたみたいだ…ちょっと哀れな気もするけど。自然哲学学院の人が信者みたいになるなんて。でも少なくとも、安心して簡単な仕事を任せられる…ひとまずあの名前で「学会」を設立して、彼らに組織と帰属感を提供しよう…

不思議な本のページ・5

ヴァージル : よかった!お二人は「十字鈴蘭秘宝」の伝説について、聞いたことがあるかな?
パイモン : 聞いたことないけど…
ヴァージル : では少し説明させてくれ。それはフォンテーヌに数百年にわたって伝えられてきた秘宝に関する伝説なんだ。
ヴァージル : かつて、「十字鈴蘭学会」という秘密の団体があり、そこには社会で名の知れた人物や要人が大勢加入していた。学会という名前ではあるが、実はフォンテーヌを滅ぼす計画を秘密裏に進めていたのだ。
ヴァージル : 最終的に、彼らの陰謀は失敗に終わり、サツに…ゴホンッ、学会のメンバーと執律庭の精鋭が激戦を繰り広げた末、惜しくも学会が敗れることとなった!

世界任務
水色の潮痕

カーターの病状が悪化
ルネがカーターの回復にためアビスを注入(他者目線では人体実験)するが、失敗
人体実験が知られてしまいアランとルネが決別

…ルネと話し合った。彼はやってみると約束してくれた。危険だから、カーターお兄ちゃんに洗いざらい話すべきだと言われた。彼の命なのだから、彼自身が判断すべきだ。でもうまくいけば、彼も私と同じように生きられる

古い日誌
※補足 話者はジェイコブ

…でもカーターには意識がない。彼の血と皮膚のサンプルを取って、仕事の早い盗賊にスメールに届けてもらい、助けを求めてみよう…問題を観察しない限り問題の根は見つからない。無意味だ。何の意味もない。伝統医学では意味がない。他の方法を考えないと…
(中略)
引き続き劣化している
…ジェイコブがうまく融合できたのは異例中の異例だったようだ。あるいは彼は、もはや彼ではないのだろうか?わからない。
……
…引き続き観察しなければ。無駄にしてはならない――無駄にしては。でないと何もかも意味がなくなってしまう。もっとたくさん素材を手に入れて逆転を試みた。災厄が残した様々な遺物や生物組織。極めて危険な残滓も手に入れた。どれも何の役にも立たない。でも諦めてはいけない。今でも彼は「生きている」。少なくともそういう意味ではまだまだ続けられる。無駄にはできない。

不思議な本のページ・5

……
お見舞い。
運動学の実験用にもっと大きな実験室を用意したと言われた。
でもひとまず移転は止めにした。
……
お見舞い。
……
お見舞い。
……
お見舞い。
何度も実験室を移るよう催促された。
でも移転すると、助手が場所を見つけられないかもしれない。(※カーターの病状が回復した時のことを考えている)ちょっと面倒だ。
……
お見舞い。
……
お見舞い。
……
お見舞い。
実験室を移した。(※おそらくカーターの実験のことを知り、カーターの為に移転を止める必要がなくなる)

古い日誌
※補足 話者はアラン

ルネ、ペトリコールにて「何かの起源」を発見
(フォンテーヌ人の起源?)

…ペトリコールに行って以前の遺跡を視察できる…起源を…発見した。どうやら僕たちは人間よりも…
もし…すべてが戻って…超えるなら。反知性的、反直感だけど…原始…昔の人は成功していた…
【内容のほとんどが雑然とした思考で解読不能】

不思議な本のページ・6

ルネが(場所不明)で水仙十字院の院長(純水精霊)と再会

…また彼女に会えて嬉しい。でもここには水以外に何もなくて、心が痛む。実は前に、ジェイコブとカールおじさんと一緒にスメールに行った時もこんな感じだった。人っ子一人いない建物は寂しい感じがするけど、同時に不朽だ…世界が滅亡したら、石造りの構造は人間の寿命よりもはるかに長い時間残っているだろう。ここも同じだ。つまりある意味では世界の滅亡の光景とも言えるだろう…院長はこうも長い間ここでこんな光景を見ていて、内心辛いはずだ。これから機会があれば彼女に会いに来よう…新しい家を建てて、彼女を迎えようか?ジェイコブも喜ぶはずだ。

…ジェイコブは前に副院長からもらった羽のアクセサリーをここに置いていった。それまで大事にしまっていたのに…結局、僕たちはこの羽を魔法の杖にして遊んだことはなかった。
…ところがここは古代にはおそらく…の施設だったことを発見した。だとすれば、役に立つ資料…台本の内容…が見つかるはずだ。

…今度また院長に会いに来よう。マリアンも彼女を訪ねてくるそうだ。会えるといいな。結局アランは今…

不思議な本のページ・7

ルネが意識と肉体の分離(?)を自身で実験=原始胎海の水に融ける
※ただし儀式を行っているのでただ水に溶けた訳ではない、何らかの特殊なもの。おそらく、院長(最古の純水精霊?)の力も利用している

(中略)
こうして、一番貴重なものが手に入った…劣等な変異種を除いて、フォンテーヌではもう原始のものは見られない…(※おそらく最古の純水精霊、劣等な変異種は濁水精霊)
(中略)
…四象限の改造は完成に近づいた。地図上の位置に従って人を割り当て…それを逆転させて剣の能力を加えれば、うまく制御できるはず…
…僕たち全フォンテーヌ人がこの道を通じて、世界からの超越を実現し、肉体と分離の束縛から抜け出せる。世界の滅亡を止められる…

…剣は手に入れた。力は尽くしたけれど…院長の調子も良くない。彼女が持ちこたえてくれることを願う…
……
(中略)
…さようなら。僕は水を通して自分を再認識し、水を通して生まれ変わる。自然哲学では誰も試したことのない快挙だ。もし失敗しても、将来を心配する必要はない。

不思議な本のページ・9

ルネに何かが起こる?(不思議な本のページ・10が未発見のため)

マリアン(マレショーセ・ファントム所属)がジェイコブと結社を逮捕するためエリナスへ
※ルネの名前が出ていないため、ルネが溶けた後と判断
※マリアンがいつからマレショーセ・ファントム所属だったかは不明

旅人 : マリアンはマレショーセ·ファントムのエージェント?
セイモア : 肯定。
パイモン : えっ?もしマリアンがマレショーセ·ファントムのエージェントなら、公式の記録から探したほうがもっと確実だよな?どうしてこんなところに来る必要があるんだ?
セイモア : マリアンお嬢様のエージェントとしての身分は一般公開されておりません、かつ、お嬢様が調査している案件は…(機械音のノイズ)と関係しています。
(中略)
セイモア : 当該プロセスの目的は、水仙十字結社の潜伏している徒党を逮捕することです。マリアンお嬢様も当該プロセスを実行しております。
セイモア : 私はお嬢様の付き人、用心棒として、彼女と…(機械音のノイズ)に付き添い、エリナスへ向かいました。
セイモア : エリナスで、水仙十字結社の中核メンバーであるジェイコブ·インゴルドを含め、その構成員と遭遇しました。

世界任務
最終問題

エリナス : うん!あれはすっごくすっごく昔のことで…ワタシが初めての死を経験して、まもない頃のことだった。
エリナス : たくさんの人がいて、そこには原始の水の精霊が一体と、すごく大勢の鋼鉄の動物たちがいた。それがワタシの体の中に入ったの。
エリナス : で、ワタシは最初こう思った——彼らはあの二人と同じで、探検をして、血を集めに来たのかなって。人が来てくれてすごく嬉しかった…けど、最後はお互いにケンカを始めちゃってね。

ハートとブルームーンの情念: 古き色合い·第三幕
カイガ、ユメ&ロボット犬

メリュジーヌの誕生

エリナス : しかも、最後に爆発を起こした人がいてね。とても恐ろしい衝撃に襲われたの。たくさんの人が死んで、鋼鉄の動物たちも死んでしまった。そして、生き残った人は離れていって、ここはまた静かになったんだ。
エリナス : たくさん、たくさんの尖った欠片が、その衝撃でワタシの体に刺さった。でもその後、それらの傷口から、砕けた肉片から、小さな生命が生まれたの。
エリナス : ワタシ、すごく嬉しかった。だって彼女たちは綺麗で賢いから。それにその時にワタシ、ようやく分かったの。ワタシができるのは、ただ破壊することだけじゃない…ワタシは美しい新たな生命をもたらすこともできるって。

ハートとブルームーンの情念: 古き色合い·第三幕カイガ、ユメ&ロボット犬

フォンテーヌ科学院設立

アラン・ギヨタンが科学院(フォンテーヌ運動エネルギー工学科学研究院)を設立

アラン・ギヨタン、その人について――
マレショーセ・ファントムに加入したのち、そこを離れる。最終的にフォンテーヌが運動エネルギー工学科学研究院を設立するまで、
ギヨタンは現在廃墟と化している自然哲学学院で、エネルギーに関する研究を取り仕切っていた。
同じようにマレショーセ・ファントムで働いていた妹を除いて、その生涯で親しくした人物はいなかったという。

聖遺物
ファントムハンター
傑作の序曲