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【原神考察】カリベルトの疑問点

アビス教団の発端が描かれた魔人任務「カリベルト」
その核心はまぁ今は特に語ることがないって感じです

紫色(崩壊エネルギー色)の「罪人」が何なのか?そんな話は他の考察勢にまかせておいて(情報が少ないので考えることがない)

「カリベルト」展開が都合よすぎないか?

まず、今回のストーリー序盤の順番を確認してみましょう

その1

・スメールで流行りの香辛料入りカクテルを西風騎士団からガイアが視察に向かう
・ガイアが旅人宛てに手紙を送る
・偶然オルモス港に立ち寄った旅人が手紙を受け取る
・ガイアと合流しガイアの昔話を聞く
・ダインスレイヴが会話に参加。ガイアの苗字「アルベリヒ」はアビス教団創立者の末裔であることが分かる
・ガイア退出
・ダインスレイヴが旅人の兄妹と旅をしていた時に「運命の織機」と言う言葉をアビディアの森で聞いたことを思い出したことを話す
・旅人とダインスレイヴがアビディアの森に向かう

その2

・アビディアの森で放置された家と畑を発見
・中を調べたが、割れた鏡と薬剤の入っていた椀、ベッドがあるだけだった
・外から物音が聞こえたので一同退出
・炎スライムと岩スライムと交戦
・ダインスレイヴ、魔物の出現は偶然ではなく何かがあるはず
・「地脈の異常か…それだけではないようだ。」
・地脈の調査にダインスレイヴが向かうが夜になっても帰ってこず、そのままパイモンと共に寝る
・朝起きるとダインスレイヴがいたが、突如また眠ってしまう

その3
・記憶の追体験

その4

・ダインスレイヴの調査によるとアビスの力による影響がずっと続いていたことが地脈異常の原因
・ダインスレイヴによるとコロタール・アルベリヒはアビス教団設立から100年後には姿をくらまし、それ以降消息を絶っている
・ダインスレイヴ、一緒に旅していた当時から旅人の兄妹がアビス教団を継ぐことを決意していたのではと考察
・畑を掘り返すと男女の遺体を発見した(おそらくコロタールとその妻)

さて、何が都合よいかと言うと

1、ガイア・旅人・ダインスレイヴがオルモス港に揃っていること
→ガイアは酒造業のための出張、旅人はスメールで活動中なので分からなくはないが、ダインスレイヴがアビディアの森ではなくオルモス港にいる理由がない(旅人に合うことが目的ならスメールシティの方が確立高い)
→別パターンとしてダインスレイヴと旅人がこの章のメインなので、ガイアの苗字と過去の話は別のストーリーで展開しても問題ないはず

2、アビディアの森の家と畑が数百年も保たれていること
→地脈異常で魔物が引き寄せられるので数100年ずっと異常が発生していると保存状態が合わない。人の手が入らないから保たれるより、人が手を入れるから保たれているのでは?

3、地脈異常の発生と旅人が記憶の追体験をする
→地脈異常で過去の出来事を体験するのは鶴見と雷電将軍の伝説任務2で知っているのでそこは正しいのだが、ダインスレイヴが偶然そのことを思い出し旅人がその場にいるというのはタイミングが良すぎる気がする

ゲームのストーリー進行の都合上と言ってしまえばそれまでだが、何かもう一つ誰かが裏で糸を引いている気がしてならない

疑問点と考察

ガイアの出張がアビス教団・カーンルイアと関係があること

よくよく思い出すとガイアの出張はこれで2度目(?)
層岩巨淵の任務で大砲を使う場面があるのだが、その時にクレーの付き添いでガイアが来る予定だった。実際にはクレーが反省室に入れられたため未遂になる。しかしその任務はアルベドの方が適任ではないのか?
ご存じの通り層岩巨淵の地下はアビス教団が謎の泉で実験をしていた

今回の任務といい、ガイアはカーンルイア・アビス教団に運命づけられているのか、それとも西風騎士団に裏切者がいるのか?

なぜ地脈異常が起こったのか?

ダインスレイヴは「アビスの力による影響がずっと続いていたことが地脈異常の原因」と言っているが、その影響の源は何だったのか?

普通に考えるとコロタールの遺体と考えられるが、ダインスレイヴがレンジャーでも出来る簡単な調査と言っておきながら夜中までかかってかつ畑の下に遺体があることを見抜けなかったことを考えると。遺体は原因ではない。

むしろ呪いが解けたコロタールはアビスから遠いのでは?

描かれなかったが、アビス教団と一悶着あったのでは?

カリベルトの母親はなぜヒルチャール化していない?

カリベルトの母親はモンド人なのでヒルチャール化するはず
しかし遺体は人間(だと思う)。ヒルチャール化を解く方法が確立されていたなら今のアビス教団もないはず。また、コロタールがはぐれたと言っているが、ヒルチャール化したらその後個人を特定するのは困難

おそらく母親は500年前の災厄の時点で死亡している

根拠

旅人に「…カリベルトの母親は?」と尋ねられると一瞬、外に目をむけ
「彼女は…」と言葉をとどめ、「…いや、はぐれてしまったんだ」と言い直す

おそらくこの時点(旅人の兄妹がコロタールに会った数百年前)で畑に埋葬されていて、それを一瞬見ているのではないだろうか?

また、

ルッカデヴァータダケの変異種?

ルッカデヴァータダケ(Rukkhashava Mushrooms)はマッシュルームの一種で
マッシュルームは生物の死体に生える

妄想

ここからは完全に妄想でつなぎ合わせていこうと思う

・マハールッカデヴァータや放浪者のことがあり、旅人が世界樹(地脈)にアクセスして過去を改変したり見たことをアビス教団が気づく

・旅人の兄妹が地脈を通じて過去の出来事を教える決意をする

・アビス教団、スメールでそのための準備を開始、ついでにガイアもおびき寄せる(?ただの偶然の可能性もアリ)

・記憶を少し思い出したダインスレイヴがアビスの活動を察知しスメール入り

・旅人とガイア、ダインスレイヴが合流

・結果的にダインスレイヴと共にアビディアの森にやってくる

・魔物と地脈異常を遠くから起こすことでダインスレイヴと旅人を隔離

・旅人に過去の出来事を見させる
(旅人にもアビス側に付いてもらうための作戦の一環)

余談

「名もなき王庭禁薬」の材料

「異種」のキノコはルッカデヴァータダケの変異種

残りの素材はティナリのセリフから

ティナリ:あと、スメールの植物は名前だけじゃ判断できないものが多い。
ティナリ:例えば、「カルパラタ蓮」はつる植物だし、「スメールローズ」も薔薇じゃないんだ…

魔神任務
第三章 第一幕
「煙霧のベールと暗き森を抜けて」

共通点というと難しいが、何か引っかかる…

まぁ、任務エリア内で採れる特産品というだけかもしれないが

魔人の血とヒルチャール化

エデ:「そして、他の魔人の血筋を持った国民たちは、逃亡をする最中で荒野の呪いにより魔物となったんだ。」

魔人任務
第三章 第六幕
「カリベルト」

まず、「魔人の血筋」とは何なのか?

さすがにモンド人がすべてウェンティの子供、というような意味ではないと思う。そもそも7神よりも前から人間は存在しているし。
しかし、純粋なカーンルイア人と7神の民でヒルチャール化が明確に分けられているので、DNA的要素で差があるのだろう。
もしくは逆にカーンルイア人にある要素がヒルチャール化を阻害したか
少し気になっているのはカーンルイア人がみな長身なこと。
ダインスレイヴやコロタール、シャドウハスクや黒蛇騎士にアビスの使徒もみな長身(ガイアも)

「荒野の呪い」とは何か?

わざわざ「荒野」がつく理由が分からない、何か「土地」がかかわっているのか?それともカーンルイア人は地上のことを「荒野」と呼んでいるのか?

謎の遺跡

これについては別記事として後日公開