ものが豊かにあふれているというのは錯覚だった
新型コロナ騒ぎのお陰で、
日本の資源は有限なんだと再認識している今日この頃です。
職場の近くのドラッグストアーでは毎朝のようにマスクを求める行列が。
当分の間続くんだろうな。
そんな世間の様子を見て
うちの職場でも布製マスクの製造販売を始めました。
昔ながらの洗って繰り返し使えるガーゼのマスク。
売れ行きは好調なのだが、
実は材料を入手するのに苦労している。
いつも行く生地の小売店さんにガーゼがないんですよ……。
「マスクを手作りしよう」というブームの到来で、お裁縫のできる人々がこぞってガーゼ生地を買いに来るので、
白いガーゼはもちろん、カラー、柄物のガーゼもすぐに売り切れる。
そしてマスクにつけるゴム紐もしかり、
従来あったやわらかくて肌に優しい「マスク用ゴムひも」はずっと品切れのまま。
細い白い下着用ゴムも、すぐに売り切れ、
代用品として多少伸び縮みするニットの紐なども売り出されたけど、
それもすぐになくなる。
なので、
毎日こまめに入荷状況を見て必要な材料を入手しています。
無駄のないよう裁断して作ります。
ガーゼ生地も
ゴムひもも
生産地は大部分が日本ではない。
原料も海外ですよね。
今ある分を大事にしなきゃね。
話はそれるけど、
今家にたくさんある、着なくなった服についても
資源という見方をすると、
とても大事に思えてくる。
いろいろ考え込んでしまうなあ。