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鬱と就活

就活期間気づいたことが一つあった
それは自分が辛い時に自分の話を聞いてくれたり、
そばで慰めてくれる友達がいないこと
そして、今いる友達がそれではないこと

就活期間で私は散々裏切られた
自分が好きだった人は友達とセフレだったり
地元の仲のいい友達にはタクシーみたいに使われたり
時間通りに来ず、はたまたお金も頼られる

私はうんざりした

自分はこんな環境で自分を確立してきたんだ
どれだけバカにされてきてるんだ

本気で自分を恨んだ。
自分が思えば思う分、相手の何かを得ることができないのはなんでなんだろう
見返りを求めてはいないけど、自分のために何かをしてくれる人はどうしていないんだろう

本当に悔しかったし悲しかった

自分が上手く行っても喜んでくれる人なんていないんじゃないか。
自分が何かあっても心配してくれる人なんていないんじゃないか。
自分なんていなくても変わらないんじゃないか。
本気でそう思って死にたくなった
これ以上嫌なことが起こるなら、もう耐えられないから、ここで終わってもいいやと本気で思っていた

自己嫌悪に陥ってから、寝れなかった
寝る前に考えることが多すぎて寝れなかった
本当に自分のことを好きになれなかったのが何よりも辛かった。

なんでそんなに悩んでるの?とか一回悩むのやめてみなよ、とか簡単に言ってくる周りの人たち

信頼してる人にも自分を曝け出せなくなっていって
本気で鬱症状が出始めた

気づいたら涙が出てたり、ふとした瞬間に本当に胸が苦しくなって死にたくなったり、周りを本気で信じられなくなったりした

毎日自分を追い込んでる私が就活なんてうまくいくはずがない。
だから
不安な気持ちが出たら、エントリーして、エントリーシート出してを繰り返していくうちに、
自分が見えてきた。

進めば進むほど自分の自信につながった
褒められれば褒められるほど自分を褒めたくなった
そうしていくうちに明確な自分が見え始めて目標を持てるようになった

何よりも自分のことを大切にしなきゃいけないのは自分自身なんだと気づくことができた

最後には結局自分だからこそ、周りの目なんてごくわずかの障害なんだと思えた
そこから自分自身を見つめられるようになった。

私がうつ病と診断されてから、落ち着くまで約2年間。
これは就活のおかげもあるが、一番辛い気持ちになったからこそ、成長できた期間だった

心から自分で良かったと思える
心から自分を大切にできる
何よりも大切なことなんだと気づくことができた

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