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Razer Panthera DBFZモデルのレビュー

TecoBuyにて激安だったRazer Panthera DBFZモデルをご紹介。

Razer Panthera DBFZモデルの特徴

Razer Panthera(パンテラ)はRazerのPS4/PS3/PC対応ハイエンドアケコン。Razerが現行機種としているPanthera EVOと区別するため旧Pantheraなどとも呼ばれているもので、現在は生産が終了している。なんといっても最大の強みはメンテナンス性。アケコン手前にあるRazerロゴボタンの部分を押せば内部に簡単にアクセスでき、レバーやボタンの交換が容易に行える。

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一方で、EVOには搭載されているイヤホンジャックがなかったり、天板のカスタマイズが不可(後述)な点は一長一短といったところ。先に挙げたメンテナンス性に魅力を感じる人も多いようで、根強い人気があり、中古でも2万円台でいまだに取引されている。

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さて、このDBFZモデルは、その名の通り格闘ゲームのドラゴンボールファイターズをフィーチャーした作りで、以下のような特徴がある。

・天板アクリルにドラゴンボールのイラストがプリントされている(多分ゲームのCGモデルを使ったもの)
・悟空の道着色であるオレンジが筐体色とボタンに使用されている
・メインボタンがドラゴンボールの柄になっている

なんともにぎやかな外観になっているわけだが、筐体色に関しては好みがわかれるところだろう。なにせ、結構どぎついオレンジ色である。悟空の道着の色としてみれば再現度は高いが、アケコンのガワとして見るとなかなかに自己主張が強い。

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旧Pantheraの他のモデルはすべてブラックだったこともあって、個人的にはブラックのままでもよかったのでは……と思わなくもない。
ちなみに、ボタンなのだが実はコレ、シールが貼ってあるだけである。

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クリアボタンの中にイラストをはめ込んであると勝手に思っていただけにちょっと残念な作り。

天板のカスタマイズについて

上でも述べたようにEVOのような透明アクリル天板ではないのと、そもそも取り外しが容易ではないため、天板のカスタマイズは基本的にはできないと考えたほうがいい。
それでもやってみたい、という場合は海外で売っている天板を購入するのがいいだろう。ARCADE SHOCKではアクリルのほか、アルミニウムのカッコいい天板なんかも売っている。

ちなみに天板の外し方は、ホットガンなどで熱風をあてながらアクリルの接着剤を柔らかくして剥がす。以下の動画が参考になるだろうか(なんとも危なっかしいので見ていてヒヤヒヤする)。

結びに

個人的にはボタンの部分がシールでなければ言うことなしだったが、外観以外は旧Pantheraそのものであり、操作性やメンテナンス性は言うまでもない。TecoBuyなら19900円でまだ購入できるので、旧Pantheraを少しでも安く買いたいのなら検討してみてもよいのではなかろうか。

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