天伝感想

個人的に思ったことネタバレもある


全体をまとめての感想

もう、めちゃくちゃ良かったという気持ち
苦しい、しんどいっていう気持ちもあったけど最後でもうとっても晴れやかになれましたね、いや嘘かなりしんどいす…
悲伝という爆弾を先に履修していたのでそれに関しての事とかも知ることができて本当に見てよかった~~~~~~となっています

一期一振について

天伝を見て改めて、彼が知っていて彼足り得る来歴って少ないというか…
彼が彼らしい自分のことを語ったのって見た目の事と、弟に支えられているっていうこと、豊臣のもとにあった刀というものくらいしかないなって思ったんですね。
だからこそ、秀頼からの「弟を抜きにしたお前とは何者だ」というセリフって本当に答えれないものなんだろうなと思った、あとこれを含めて一期一振にとっての「弟」の存在の大きさってすごいな思いました
そうなので、私の中では言葉では少し書き出せないようなモヤモヤなんかもあって、少し「うーーーん…」となっていて、でもそのモヤモヤをぶっ飛ばしてくれたのが山姥切と一期の会話だったんですね「写しであるから俺なんだ、お前は藤四郎たちの兄であり、かつて豊臣にあった刀それが一期一振なんだろう」という言葉がす~~~~~~~~ごくストンと腑に落ちました。
一番最初に私は「~~くらいの事しかない」って記述したのですが、そのくらいのことでも来歴や逸話はその刀剣男子の定義や来歴を作るのには十分なんだ…ってなりましたね。

秀頼と一期の会話は本当に聞いていて色々しんどかったですね、一期も秀頼も豊臣に縛られている事はわかっていても自分とは何なのか、秀吉とはなんなのか…
「私にはそれを語るだけの言葉がない」という言葉がすべてを物語っていると思います
そこで太閤左文字のあの言葉すよね、本当にあの言葉を贈るのが太閤左文字でよかったと思っています個人的に、豊臣の事、徳川の事どちらも経験しているからこその「蒼空」っていう表し方だと思っているので…
あとこれも個人的にめちゃくちゃ好きなところで秀頼って「自分が本当に秀吉の本当の子なのか」これにも悩んでいたじゃないですか、でも結局その答え出ていないのが好きです。個人的見解を含みますが秀頼としては「秀吉との関わり」が何かしらほしかったんじゃないかなっておもって、血のつながった親子かはわからないけど「秀吉の後継者」 その秀吉は蒼空のような人  
 秀頼も蒼空 これって立派な繋がりじゃん!!! そう、なので彼にとっては何よりも繋がりが欲しかったんじゃないかな…っていう個人的見解

序盤中盤の一期はどこか作り笑いのような悲しい顔をしていましたし、全てにおいて「曖昧」という感じでしたが、終盤の蒼空の下笑顔を見せてくれた一期一振のあの笑顔は「本当」だったんじゃないかなって思います、私が彼の本当の笑顔を知っているわけでも誰かが知っている訳ではないのでわかんないけど、「そうであってほしいな」っていう気持ち

他歴史上の人物について

本当に率直な意見ですが、素直にかっこいいと思いましたよ。
見る人によっては「なんでそんなことするんだ」とか「ひどい」とか思うかもしれませんが個人的には「あの時代の彼らの生き方であり、考え方」と思うと素直にかっこよかったです。そりゃ人道的には人が沢山死ぬ戦をするんだから最悪なんですよ、でもあの時代の人間にとっては功績を遺す人格を確立する後世に名を遺す、それを遂行するために必要な手段でありそれが歴史だと思うし、当事者じゃないから言えるのかもしれないけれど「いいじゃないかそれで」ってなります。
弥助もやりたかったことって「大切な人を生かしたかった」これなんですよ、でもそれを遂行する為の手段が「刀剣に逸話を残して顕現させる」それが結果どのようであれ実行したこと、命を徹してやったことすごく個人的にはかっこよかったです。

山姥切 加州 太閤 について

山姥切

彼が刀ステ本丸を支えてくれてよかった
彼じゃないとできないやれない役割って確実にある、それは弥助に関してもそう、悩んでいる刀の背中を押してやれるのは彼だと思ってます。
虚伝からマジで成長したな…
途中途中色々彼に関して不穏な空気があったんが気になりますね…

加州

これスペースでも言いましたが「何故、今回加州がいるんだろう」っていう、いや彼がいなきゃダメでした。それは家康のところの流れが彼がいなきゃだったとかじゃなくて、全て!!全てにおいて彼がいなきゃいけなかったんですよ、本当に…

太閤

私、彼の事信じ切れてはないんです。これからどうなるのかもわからないし、でも彼が秀頼と一期に対して「蒼空」と言ってくれなければきっと彼らって救われてなかったんですよ、それだけでも、私は忘れずに行きたいです


オタク的な視点

ここまでは、いろいろ考えて発言してたんですが。簡単率直に言うと天伝の殺陣かっこよかった~~~~~~~~~~!!!!!!!360度回る舞台?らしくて普段の舞台の殺陣とは違って走る!飛ぶ!うひょ~~~~~~!!って感じ個人的には一期一振、特に後半の優雅のかけらもないって言い方はあれですけどすごく強い強い戦い方をしていて、か、かっこいいい~~~~~!!!!筆者は男の子ですので、とてもかっこいいのは好きなんですよ。あと血振り、血振りを全人類お願いします
顔が私は本当に、顔の変化の仕方が好きでしたね...…震えている時もふっ...…っと笑うのもはい。大変好きです
「私は今、どんな顔をしているんでしょうか」で顔が見えないの、さ、最高です。見えなくていい、そこは見えなくていいんだ。わかってる~~~~~!!!!
天伝を作り上げてくれた人達すべてに感謝したいですね本当に

あと良ければヨルシカさんのヒッチコックをお願いしますとっても、天伝だと思ってます。


まとめ

まだ一回目ということもあり、気づきや考察なんか足りてないと思うし拙いと思うんですが、とりあえずは今ここに記述したことが全てです
泣かない、と決めていたのですが理由もよくわからない涙もめちゃくちゃ出ました。凄く面白くて美しいお話を観劇させてもらいましたね、この後无伝を抱えていますが、色々と気持ちよく見れそうです(ほんまか?)
長々と駄文を見てくださりありがとうございました。良ければ皆様の天伝の考察や感想を聞かせてくださるとうれしいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?