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この日一番暖かい14時過ぎに森林公園へ散歩に。

きょうはあの店員さんに会えるかなぁとそればかりを考えながら歩く。

店先にいたのはご高齢の店員さん。今日は会えないか、でも月曜日は勤務のことが多いんだけどなぁなんて考えながら、なんだかほっとした束の間、店内にはあの店員さんが。瞬時に心が「やったー」と変化するのを感じた。店員さんが二人いることは珍しいので意外だった。

「お久しぶりです」と挨拶をすると「しばらく見えないなと思っていたんですけど、きっとシフトが合わないだけでいらしてるんですよね」と。「ええ、先週来たときは貯水槽工事かなんかでお店が閉まってたんですよ」と言うと「ああ、そう言えばありましたね」と会話をする。

今日は伝えたいと思った言葉が。「いつもお会いできるのを楽しみにしています」と伝える。店員さんの顔がほころんだように見えた。
注文したホットドッグとカフェラテを受け取る際、出来ればもう一つ聞こうとしていた言葉を伝える。「お名前なんておっしゃるんですか」と。すると腰辺りに付けた名札を見せて「○○です」と教えてくれた。珍しい苗字だった。「僕は○○と申します」と伝えると、帰り際「またお会いするのを楽しみにしています」と言われた。「こちらこそ」と返事をする。

お店を出る際、必ずこちらを向いて見送りをしてくれる。こんなに丁寧な応対をしてくれるのはもちろんこの店員さんだけだ。そういう、その人にしかできないことで、そのおかげで僕はとても気分が良い一日になる。そしてそこには尊敬の念がある。それは特別だし、とても素晴らしいことだと思っている。

改めて、どこまでも素敵な人だと思う。僕の散歩というとても身近な場面に、そういう素敵な人がいてくれて、それだけで幸福感を感じることができる。

とにかく、マイペースに、どこまでも平穏な日々を過ごしている。

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