「SUITS」(アメリカ版)

全然ここ書いてなかった。。。
あいかわらずの引きこもり生活。在宅勤務して週2日出社してるけど、体力が落ちているのか出社するとすごく疲れるし、在宅だろうが出社だろうが仕事はつまらなく、孤独で、毎日虚しい。。。
で、楽しみは、「SUITS」(アメリカ版)をひたすら見ること。シーズン8を見終わってからシーズン7、6、5・・・とさかのぼっていって、今シーズン2。1まで行ったらまた2、3、4・・・と見ていきそうな予感。無限ループか。そこまではまるか。見慣れたものしか見たくないのか、なんなのか。
ハーヴィーとドナの関係が好きで、ふたりに注視して見ている。最初に見たときは、ふたりが好き合っているのはわかるのに、いつもいい感じになるのに結局つきあわないで怒鳴り合ってる、みたいなのが不思議だったんだけど、2回目に見たらいろいろ理解してきてその複雑さがゆえにますます好きに。
職場恋愛は面倒なことになるからしない、ってのがドナのポリシーで、でもハーヴィーと一緒に検事局を辞めたときに、もう同僚ではなくなったから、とハーヴィーと一夜を共にする。そのすぐあと、ハーヴィーと一緒に今の法律事務所で働くことになって、ドナはハーヴィーに、一度寝たことはなかったことにして今後口にもしない、と約束させるんだけど、本心は、ハーヴィーとちゃんとつきあいたかったんだと思う。シーズン2で、マイクにアドバイスするときに、「別れても一緒に仕事はできる。つらくても時間が解決してくれるから」ってちょっと涙目で真剣に言ったとき、ドナ、平気そうにしててもハーヴィーとつきあわなかったのはすごくつらいんだ、とわかる。でも、今のハーヴィーはだれとも真剣なつきあいをする気はないから、つきあっても結局つらい思いをするだけ、っていうのがドナもわかってもいたから関係を続けようとはしなかった。あとのシーズンでドナがレイチェルに、距離を置いたほうがうまくいくときもある、あのときハーヴィーと無理につきあっていたらうまくいかなかった、とかって話す場面がある。
で、シーズン進むうちハーヴィーもほんとに少しずつだけど変わってくる。他人の気持ちがわかるようになって、自分の気持ちに向き合って正直になってくる。だんだんドナの気持ちに気づいて、自分の気持ちにも気づいて、ようやく自分が本当に好きなのはドナだってわかって、それを自分で認める。……ほんとに少しずつの進歩で、10年とかかかるわけだけど……。これはドナ役のサラがインタビューかなにかで言ってたことだけど、EQ(心の知能指数)はドナのほうが高くてやっとハーヴィーが追いつく、みたいな感じだと。
ドナのほうも、10年てあいだには、他の人ともつきあうし、ハーヴィーに自分の人生をすべてささげてもしょうがない、ハーヴィーが変わらないなら、自分で自分の人生を生きなくちゃ、って思いはじめるし。だからただの秘書だけじゃない、なにかになりたいって思って、ハーヴィーたちと同等になりたくてCOOにしてくれって要求するし。もう好きでもなんでもないかもしれない、それを確かめたい、って言っていきなりハーヴィーにキスしたりするし。まあいろいろ迷いはある。当然。
でも、シーズン8のラスト、ハーヴィーがやっぱり自分が愛してるのはドナなんだって気づいて、ドナのアパートメントを訪ねたとき、これもサラが言っていたことだけど、ハーヴィーが真剣になったってわかって彼を迎え入れるっていう。
こういうあれやこれやを考えながら見てると単純に本当に楽しい。
なんかいままで全然わからなかった、ファンフィクションとか好きな人の気持ちがちょっとわかったような気さえする。
ハーヴィーことガブリエル・マクト、かっこよすぎてわたしのタイプではないなってずーーっと思ってたんだけど、今や、最高にかっこいい!と思ってる。こんなかっこいい人いる? そのキザさもカッコつけすぎ具合もすべて含めて好き。キザやカッコつけがさまになる人っているよね。。。
リアルなガブリエル・マクトってそういう人じゃない感じがすごくするけど。意外と天然そうな。。。