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2Gまでしか使えないと生活がどう変わるか

海底ケーブルってそもそも何?


令和4年1月17日、トンガ沖で大規模な海底火山噴火が起こりそれに伴って地震が起こりました。
この地震で起きたとても大きな問題、それは海底ケーブルの切断です。
海底ケーブルとは小さな島国に電気や通信を送るために海底を通っているケーブルのことです。
トンガではこれが切れました。
つまり電気や通信が使えなくなったということです。
今通信はただ連絡を取るだけでなくゲームや仕事、日常生活で多くの役割を果たしています。
これが無くなるとどうなるか。
今ぱっと考えただけでも多くの問題が想像できます。



2G対応で何ができる

海底ケーブルが切れたトンガでは多くの国や機関の協力によって2Gの確保がされました。
2Gって聞いたことありますか?
5Gなら最近よく聞くけど2Gは聞いたことないなぁって人が多いんじゃないでしょうか。
2Gも5Gも「G」の意味は同じです。
GはgenerationのGで「世代」という意味です。
ここでの世代は移動通信の世代を指します。
1G、2G、3G、4G、5Gというふうに通信技術は発達してきました。
その中で2Gというのはメールやインターネットに接続できるようになり、音声でのやり取りしかできなかった1Gと比べるとかなり使いやすいものになったと思います。
このGについては中田敦彦さんのyoutube動画がとてもわかりやすいので気になった人はチェックしておいてください

2Gになると困ること

ここからが本題です。
2Gになるとどうなるか。
ぶっちゃけ生活ができないくらい困るってことはありません。
2Gはインターネット接続にも対応しており、離れた人と繋がることもできます。
しかし、ネットの通信速度が圧倒的に遅くなります。
とにかく遅くなります。
これは数値で見るとわかりやすいと思いますので、2Gと5Gを数値で比較します。最大通信速度は5Gが10Gbpsなのに対し、2Gは64Kbpsです。
GとKで単位が違いますねw 
K(キロ)→M(メガ)→G(ギガ)ですのでかなり単位が離れています。
つまり通信速度が圧倒的に遅くなります。
そして音質もかなり悪いです。
友人や家族に電話しようとしたら、まずつながるまで長時間待って、やっと繋がったと思ったら通信速度がめっちゃ遅いということです。

また2Gはiモードに対応しておらずWebページを見ることができません。
iモードというのは3Gで実装されたサイトを見ることができるサービスです。
つまりネットから情報を知ることができず、Twitterやnoteを見ることもできません。
動画なんてもってのほかです。
これって今の私たちからするとかなりキツくないですか。
僕はこんな生活できないことはないけどストレスめっちゃ溜まると思います。


まとめ

2Gが確保されてもwebページや動画の閲覧ができません。
また、電話やメールが使えるものの、通信速度がめっちゃ遅いです。
通信速度については時間を使った具体的な例を出すことは私の知識ではできませんが、とにかく物凄く遅くなることはわかったと思います。
また、トンガのように災害の状態であると、情報収集できないのは辛いと思います。
トンガについては早く復興することを願います。
少しでも参考になったり知識がついたりしてくだされば嬉しいです。
みてくれてありがとうございました。





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