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2023/08/31(木)=米経済指標、予想外の減速で利上げ終了期待広がる/NY主要株価指数続伸/日経平均は4日続伸/日経先物330円高の3万2610円で日中取引終了、日足ベースで主要SMA上を維持



―――【総まとめ】―――

  • ロンドン株式市場は6日続伸、住宅建設株が2日連続で相場をけん引

  • 欧州株式市場は反落、デンマークのオーステッドが24.8%下落、米国での損失が影響

  • ドイツ8月CPIは前年比6.4%上昇、市場予想を上回る

  • ユーロ圏の債券利回りが上昇、ECBの9月利上げが注目される

  • ドイツとスペインのインフレ統計後、利上げの観測が強まる

  • 8月ADP全米雇用リポートとGDP改定値の予想外の減速で利上げ終了期待

  • NY外為市場のドル・円は146円21銭で取引終了

  • NY株式市場で4日続伸、ダウ平均は37.57ドル高で終了、ナスダックは75.56ポイント高

  • NY金先物が約4週間ぶりの高値、米経済指標が弱めの背景

  • 米原油先物が5営業日続伸、ハリケーン「イダリア」の影響とドル安が背景

  • 日経225先物9月限は前日比130円高の3万2410円で夜間取引を終了(2023/08/31(木)06:00)。日経平均株価の現物終値3万2333.46円に対しては76.54円高

  • 日経平均は4日続伸、前日比285.88円(0.88%)高の3万2619.34円で終了

  • 日経225先物9月限は前日清算値比330円高の3万2610円で日中取引を終了(2023/08/31(木)15:15)。この日の日経平均株価の現物終値3万2619.34円に対しては9.34円安


―――【チャート】―――

◆直近2営業日の値動き=15分足チャート(日経225先物ミニ9月限)


日経225先物ミニ9月限15分足チャート2023/08/29(火)16:30~2023/08/31(木)15:15

◆過去6ヵ月の値動き=日足チャート(日経225先物ミニ9月限)


日経225先物ミニ9月限日足チャート2023/03/01[半年前]16:30~2023/08/31(木)15:15

―――【経済イベント指標】―――

◆2023/08/30(水)の経済指標結果



◆2023/08/31(木)の経済イベント予定



―――【欧州市況】―――

◆欧州市場サマリー(30日ロイター)

2023/08/31(木)02:54

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • ロンドン株式市場は6日続伸、住宅建設株が2日連続で相場をけん引

  • 英政府がEUの水質汚染規則の一部撤廃を発表、住宅新設の動きが期待される

  • HYCMのジャイルズ・コグラン氏: 英国住宅市場の底打ちが示されるかもしれないとの見解

  • 保険株指数上昇、プルーデンシャルの上半期営業利益が3.6%増

  • 国際航空運送協会のウィリー・ウォルシュ氏: 航空管制障害による損失は約1億ポンド

  • 欧州株式市場は反落、デンマークのオーステッドが24.8%下落、米国での損失が影響

  • ガボンでの軍部クーデター後、タロー・オイルが6.6%下落

  • ドイツ8月CPIは前年比6.4%上昇、市場予想を上回る

  • ユーロ圏の債券利回りが上昇、ECBの9月利上げが注目される

  • ドイツとスペインのインフレ統計後、利上げの観測が強まる

  • 米2023年第2四半期GDP改定値は前期より2.1%増、初の速報値より下方修正

  • 米民間部門雇用者数は17万7000人増、エコノミスト予想を下回る

  • FRBのパウエル議長は再利上げの可能性を示唆、しかしデータ次第との見解

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

<ロンドン株式市場>
 6営業日続伸して取引を終えた。住宅建設株が2日連続で相場の上げをけん引した。中型株で構成するFTSE250種指数は0.52%高。FTSE350種住宅建設株指数は1.81%上昇。英政府が水質汚染防止を目的とした欧州連合(EU)規則の一部を撤廃し、数千戸の住宅新設を可能にすると29日に発表したことが引き続き材料視された。HYCMのチーフ市場アナリスト、ジャイルズ・コグラン氏は「住宅建設業者はおそらく、住宅ローン金利の低下で最近の英国住宅市場のネガティブな心理の底打ちが示されると期待しているのかもしれない」と指摘した。保険株指数は0.58%高。上半期決算の営業利益が3.6%増えた保険大手プルーデンシャルが1.5%上げた。国際航空運送協会(IATA)のウィリー・ウォルシュ事務局長が英BBCのインタビューで、28日に発生した航空管制システムの技術的障害による航空会社の損失は約1億ポンド(1億2600万ドル)に上る可能性があると述べた。英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)などの親会社IAG、格安航空会社(LCC)ウィズエアーはそれぞれ1.2%、0.3%下落。一方、注目されていた航空宇宙・防衛指数は0.50%高とプラスで引けた。

<欧州株式市場>
 反落して取引を終えた。デンマークの電力大手オーステッドなどの公益企業が売られた。オーステッドは24.8%と過去最大の下落率となった。米国で160億デンマーククローネ(23億ドル)の損失が見込まれると発表したことが嫌気された。OMXコペンハーゲン20指数は1.55%安。ドイツの重電大手シーメンス・エナジーは3.3%、ドイツの電力会社RWEは4.7%それぞれ下げた。アフリカ中西部ガボンでの軍部によるクーデターが響き、石油開発大手タロー・オイルは6.6%下落。ドイツのDAX指数は0.24%下げた。この日発表されたドイツの8月の消費者物価指数(CPI)速報値は欧州連合(EU)基準(HICP)で前年比6.4%上昇した。伸びは前月の6.5%から鈍化したものの、市場予想の6.3%を上回った。スペインのインフレ率も予想を上回り、31日に発表されるユーロ圏のインフレ率が注目されている。欧州中央銀行(ECB)が9月理事会で利上げするとの観測からユーロ圏の債券利回りが上昇した。

<ユーロ圏債券>
 域内国債利回りが上昇した。ドイツおよびスペインのインフレ統計を受け、欧州中央銀行(ECB)が9月に利上げを決定するとの見方が強まった。ただ、予想を下回る米経済指標を背景に上げ幅をやや縮小した。ドイツ連邦統計庁が30日発表した8月の消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準(HICP)で前年比6.4%上昇した。伸びは前月の6.5%から鈍化したものの、ロイターがまとめた予想の6.3%は上回った。スペイン国家統計局(INE)が30日発表した8月の消費者物価指数(CPI)速報値は前年同月比2.6%上昇。変動の激しい生鮮食品とエネルギーを除くコアCPIは前年同月比6.1%上昇と、7月の6.2%上昇から鈍化した。このデータを受け、金融市場ではECBが9月に0.25%ポイントの利上げを実施する確率が一時60%に上昇。その後約50%まで低下した。マネックス・ヨーロッパのアナリスト、サイモン・ハーベイ氏は「ディスインフレのペースが依然として鈍いことから、ECBが現時点で利上げサイクルの一時停止を正当化するのは難しいだろう」と述べた。ドイツ2年債利回りは2.5ベーシスポイント(bp)上昇の3.065%。ドイツ10年債利回りは一時8bp上昇の2.587%を付けたが、低調な米経済指標を受け、上昇幅を縮小し、終盤は3bp上昇の2.543%だった。米商務省が30日発表した2023年第2・四半期の実質国内総生産(GDP)改定値は年率換算で前期より2.1%増と、7月に発表された速報値の2.4%増から下方改定された。企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が30日に発表した8月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は17万7000人増加し、ロイターがまとめたエコノミスト予想(19万5000人増)を下回った。ハーグリーブス・ランズダウンの金融・市場部門責任者、スザンナ・ストリーター氏は「市場のセンチメントを左右するのは今のところデータであり、今週9月1日に発表される米雇用統計が今週を締めくくる」と指摘。「米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は先週、再利上げの可能性はまだあると述べたが、全てはデータ次第だ」とした。イタリア10年債利回りは3.5bp上昇の4.188%。独伊10年債の利回り格差は163bpとなった。

ロイター

―――【要人発言】―――

◆主な要人発言(OANDA証券)

2023/08/31(木)05:10

30日10:38 田村日銀審議委員
「現状では長期金利が1%まで上昇することはないと想定」
「ファンダメンタルズから乖離した投機的な動きや急激な金利変動が見られれば、過度な金利上昇を抑制していく」
「経済・物価を巡る不確実性は極めて高い状況」
「現時点においては金融緩和を継続することが妥当」
「物価は当面上昇幅を縮小も、プラス幅を穏やかに拡大へ」
「想定以上に物価が上振れる可能性も否定できない」
「物価目標が実現したか見極めるにはもう少し時間が必要」
「2%目標が見通せるようになれば決定会合で適切な出口戦略を議論」
「マイナス金利の解除は一つの正常化の選択肢」

30日19:08 センテノ・ポルトガル中銀総裁
「ユーロ圏経済成長の指標はこのところ下振れている」
「仮に利上げを休止したとしても、利上げは終了と言うことは誤ったメッセージになる」
「政策決定には慎重にならざるを得ない」
「インフレ率が年末までに3%を下回ると確信」

※時間は日本時間

OANDA証券

―――【日経先物ナイトセッション】―――

◆日経225先物夜間取引クロージング:31日夜間取引終値=130円高、3万2410円

2023/08/31(木)06:03

 31日6時00分、大阪取引所の日経225先物期近2023年9月限は前日比130円高の3万2410円で夜間取引を終えた。日経平均株価の現物終値3万2333.46円に対しては76.54円高。出来高は1万3126枚だった。
 TOPIX先物期近は2318ポイントと前日比8ポイント高、TOPIX現物終値比4.62ポイント高だった。

銘柄       清算値(終値) 前日清算値比   出来高
日経225先物        32410     +130    13126
日経225mini        32410     +125   263757
TOPIX先物         2318      +8    14509
JPX日経400先物      20950      +80    3160
マザーズ指数先物      759      +2     560
東証REIT指数先物  売買不成立

株探ニュース

―――【主要ニュース】―――

◆今朝の必読ニュース(31日ブルームバーグ)

2023/08/31(木)06:00

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 米国の経済指標が弱化する中、利上げの見通しが遠のき、S&P500は7月末の高値を目指して4日続伸

  • 米第2四半期GDPは2.1%増と速報より下方修正。主に設備投資の下方修正が影響しており、PCEコア価格指数も3.7%上昇と過去2年以上の低い伸び

  • 8月の米民間雇用者数は5ヵ月で最少の17万7000人増。教育・医療の雇用増も見られたが、娯楽部門は2022年3月以降の低伸び

  • 中国の不動産大手碧桂園はデフォルトの可能性を警告。上期の損失は489億元と前年同期から大幅に悪化

  • 米のFRBが地銀の流動性向上を要求。非公開の警告を発し、是正措置強化でコスト増が懸念される

  • アップルが次期スマートウオッチ筐体の3Dプリントテスト。この手法は製造コストと時間の削減、サプライチェーンの合理化を意味する

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

「悪いニュースは良いニュース」とばかりに、米経済指標が弱い内容になったことが利上げ打ち止め観測につながり、米国株は4日続伸。S&P500種株価指数は4514.87と、7月末に付けた直近高値(4588.96)が視野に入ってきました。利回りの天井感が一段と鮮明になれば、株価が騰勢を取り戻す一因になるかもしれません。

下方修正
4-6月(第2四半期)の米実質国内総生産(GDP)改定値は前期比年率2.1%増と、速報値(2.4%増)から下方修正された。個人消費は上方修正となったものの、設備投資の下方修正が全体の数字に響いた。食品とエネルギーを除いた個人消費支出(PCE)コア価格指数は前期比年率3.7%上昇と、過去2年余りで最も低い伸びにとどまった。  

5カ月ぶりの低い伸び
8月の米民間雇用者数は17万7000人増と、この5カ月で最も少なかった。労働者需要が弱まりつつある兆候が新たに増えた格好だ。教育と医療サービスで特に雇用が増加。貿易・輸送でも大きく増えた。娯楽・ホスピタリティーの雇用は2022年3月以来の低い伸びだった。同じ職にとどまった労働者の8月賃金は、前年同月比で5.9%増加。2021年以来の低い伸びだった。

過去最大の赤字
中国の不動産開発大手、碧桂園は財務パフォーマンスの悪化が続けば、デフォルトに陥る可能性があると警告した。これより先に発表した1-6月(上期)決算では過去最大の損失を計上した。上期の純損益は489億元(約9780億円)の赤字。前年同期は6億1200万元の黒字だった。また、中国当局は国内の大手金融機関2社に信託大手、中融国際信託の財務を検証するよう要請した。

監督強化
米規制当局は一部地銀に対して、流動性計画を強化するよう要求している。今年相次いだ地銀の経営破たんを踏まえ、監督を強化する取り組みの一環だ。米連邦準備制度理事会(FRB)は資産規模1000億ドルー2500億ドルの銀行に対して、非公開で一連の警告を発した。このような非公開の警告に対しては通常、是正措置の工程表を含め、取締役会レベルでの回答が必要になる。是正措置の強化はコストを膨らませる恐れがある。

3Dプリンターで
アップルは、スマートウオッチの次期機種の一部で使用されるスチール製筐体(きょうたい)を3Dプリンターで製造するテストを行っている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。同社の製品製造方法の大きな変化を告げる動きだ。それによってデバイスの製造にかかる時間が短縮され、使用する材料も減る。この新たなアプローチはアップルのサプライチェーンを合理化し、より広範な変化をもたらす可能性がある。

その他の注目ニュース
北朝鮮、弾道ミサイルの可能性あるもの2発を発射-韓国軍
関東大震災100年-教訓踏まえ防災進める東京都、備えに終わりはない
カテゴリー3のハリケーン「イダリア」、フロリダ州に上陸

ブルームバーグ

◆オーバーナイト・ヘッドライン一覧(31日ロイター)

2023/08/31(木)06:18

・米金融・債券市場=利回り横ばい、指標にらみ不安定
・〔表〕NY外為市場=対ドル/各国通貨相場(30日)
・NY外為市場=ドル2週間ぶり安値、米利上げ終了観測強まる
・テスラに当局調査、マスク氏自宅への資金使用巡り=WSJ
・中南米金融市場=通貨指数上昇、ドル安で ブラジルレアルは下落
・セールスフォース、第3四半期売上高見通しが市場予想上回る
・ガボンでクーデター、軍幹部が選挙に反発 大統領は自宅軟禁
・シカゴ日経平均先物(30日)
・米国株式市場=上昇、指標受けた利上げ停止観測で
・米FRB、一部地銀に是正措置の強化求める=報道
・米、ロ朝間の武器取引巡る交渉活発化を懸念 「首脳が書簡交換」
・米ビザとマスターカードが手数料引き上げへ=WSJ
・米共和党重鎮のマコネル氏、会見中に30秒沈黙 公の場で2度目
・中国当局、百度のAIチャットボットを認可
・米、エヌビディア製AI半導体の中東向け一部輸出を制限
・米FRB、経済の減速続けば利上げ終了可能=前ボストン連銀総裁
・欧州市場サマリー(30日)
・欧州株式市場=反落、オーステッド急落 ガボン関連株も下落
・米厚生省高官、大麻巡る規制緩和を勧告=報道
・ロンドン株式市場=6日続伸、住宅建設株がけん引
・ロシア、黒海穀物合意の代替案をトルコと協議へ=外務省
・碧桂園、デフォルトリスクを警告 上半期に過去最大の損失を計上
・ユーロ圏金融・債券市場=利回り上昇、域内指標でECB利上げ観測高まる
・米7月中古住宅仮契約指数、前月比伸び率半年ぶり大きさ
・米GDP、第2四半期改定値2.1%増 速報値から下方改定
・北朝鮮、短距離弾道ミサイル2発 米爆撃機が韓国軍との演習に参加
・ロシア軍、無人機などでキーウに大規模攻撃 少なくとも2人死亡
・英中、関係修復に向け暫定的な一歩踏み出す 外相が会談
・プリゴジン氏搭乗機墜落、「故意の可能性含め調査」とロ大統領府
・米商務長官、中国との取り組みに期待表明 「米企業に意欲」
・ロシア、10月の原油輸出削減排除せず─ノバク副首相=タス通信
・中国広州市と深セン市、住宅ローン規制を緩和 効果限定的との声も
・ユーロ圏、景気下振れリスクが顕在化=ポルトガル中銀総裁
・中国、マネーブローカーのデータ保護強化で新規則
・ロシア、10月の原油輸出削減排除せず─ノバク副首相=タス通信
・独CPI、8月は前年比6.4%に鈍化 コア指数は横ばい
・米ADP民間雇用、8月17.7万人増 予想下回る
・ハリケーン「イダリア」、米フロリダ州に上陸 勢力やや弱まる

ロイター

◆TOP_NEWS_海外主要ニュース一覧(31日ロイター)

2023/08/31(木)06:28

●米商務長官、中国との取り組みに期待表明 「米企業に意欲」
中国を訪問中のレモンド米商務長官は30日、上海で行った記者会見で、米企業の中国事業展開への意欲のほか、市場アクセスを巡る中国当局者と一段の取り組みへの期待を表明した。

●英中、関係修復に向け暫定的な一歩踏み出す 外相が会談
英中は30日、関係修復に向け暫定的な一歩を踏み出した。中国側は双方が「相互尊重」を示せばより良い関係を築けると確約。英国側は双方の首脳間を含め、オープンなコミュニケーションラインの維持を望むとの見方を示した。

●米、ロ朝間の武器取引巡る交渉活発化を懸念=ホワイトハウス
米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は30日、米国はロシアと北朝鮮の間で武器取引に関する交渉が活発に進められていることを懸念していると述べた。

●米FRB、経済の減速続けば利上げ終了可能=前ボストン連銀総裁
米ボストン地区連銀のローゼングレン前総裁は30日、労働市場と経済成長が現在のような緩やかなペースで減速し続ければ、米連邦準備理事会(FRB)は利上げサイクルを終了させることができると述べた。

●米GDP、第2四半期改定値2.1%増 速報値から下方改定
米商務省が30日発表した2023年第2・四半期の実質国内総生産(GDP)改定値は年率換算で前期より2.1%増と、7月に発表された速報値の2.4%増から下方改定された。在庫投資と設備投資、知的財産権への支出が速報値から下振れしたのが要因。

●米共和党重鎮のマコネル氏、会見中に30秒沈黙 公の場で2度目
米上院共和党トップのマコネル院内総務(81)が30日、記者団らの質問に答えていた際、30秒以上言葉を発せず凍り付いたようになった。同氏が公の場で沈黙するのはここ1月あまりで2度目となる。同氏はその後、付き添いとともに退場した。

●碧桂園、デフォルトリスクを警告 上半期に過去最大の損失を計上
経営難に陥っている中国の不動産開発大手、碧桂園(カントリー・ガーデン) は、30日発表した2023年上半期決算で過去最大の損失を計上し、業績悪化が続けばデフォルト(債務不履行)のリスクがあると警告した。

●独CPI、8月は前年比6.4%に鈍化 コア指数は横ばい
ドイツ連邦統計庁が30日発表した8月の消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準(HICP)で前年比6.4%上昇した。伸びは前月の6.5%から鈍化したものの、ロイターがまとめた予想の6.3%は上回った。

●ガボンでクーデター、軍幹部が選挙に反発 大統領は自宅軟禁
アフリカ中西部ガボンで30日、軍幹部によるクーデターが発生した。大統領選でボンゴ大統領が3期目の当選を果たしたと選挙管理当局が発表した後、軍幹部はテレビ放送で権力の掌握を表明、大統領は自宅軟禁状態にあるとした。

●プリゴジン氏搭乗機墜落、「故意の可能性含め調査」とロ大統領府
ロシアの民間軍事会社ワグネル創設者のエフゲニー・プリゴジン氏が死亡した航空機墜落について、ロシア大統領府のペスコフ報道官は30日、墜落が故意に引き起こされた可能性も含めて調査していると述べた。プリゴジン氏が暗殺された可能性について初めて明確に認識を示した格好となる。

ロイター

―――【米国市況】―――

◆NY株式市場クローズ(30日)

2023/08/31(木)06:34



◆NY市場サマリー(30日ロイター)=ドル2週間ぶり安値、株上昇・利回り横ばい

2023/08/31(木)06:35

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • NY為替市場でドルが2週間ぶりの安値、8月の全米雇用報告で伸びが予想を下回る

  • 米連邦準備理事会(FRB)の利上げ終了の見方が裏付けられる

  • 労働省の7月の雇用動態調査で求人件数が3カ月連続減少

  • 9月1日に労働省が発表する8月の雇用統計が注目

  • NY債券市場で国債利回りが横ばい、FRBの利上げ観測が後退

  • NY株式市場で4日続伸、S&P総合500種やナスダック総合が高値を記録

  • 半導体大手エヌビディアが最高値更新、クレジットカード大手の手数料引き上げ報道

  • パソコン大手HPが6.6%急落、通期利益予想を下方修正

  • NY金先物が約4週間ぶりの高値、米経済指標が弱めの背景

  • 米原油先物が5営業日続伸、ハリケーン「イダリア」の影響とドル安が背景

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

<為替>
 ドルがユーロのほか、通貨バスケットに対し2週間ぶりの安値を付けた。8月の全米雇用報告で民間部門雇用者数の伸びが予想下回ったことで、米連邦準備理事会(FRB)は利上げを終了するとの見方があらためて裏付けられたことが背景。オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が朝方発表した8月の全米雇用報告で、民間部門雇用者数は17万7000人増と、エコノミスト予想(19万5000人増)に届かなかった。前日に労働省が発表した7月の雇用動態調査(JOLTS)では求人件数が3カ月連続で減少し、2021年3月以来約2年半ぶりの低水準。こうした中、FRBの利上げで引き締まっていた労働市場が緩み始めているか見極めようと、労働省が9月1日に発表す8月の雇用統計が注目されている。終盤の取引で主要通貨に対するドル指数は0.36%安の103.16。一時は102.92まで下げた。ドルは対円で0.23%高の146.195円。ただ、前日に付けた10カ月ぶり高値(147.375円)は超えていない。ユーロは対ドルで0.38%高の1.0921ドル。

<債券>
 国債利回りが横ばいとなった。軟調な経済指標を受けて米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測が後退し、序盤に3週間ぶりの低水準まで低下したが、その後は不安定な動きとなった。31日発表の個人消費支出(PCE)価格指数と9月1日発表の雇用統計を前に、投資家は午後の取引で全体的にポジションを軽くした。午後の取引で、金利期待に敏感な米2年国債利回りは横ばいの4.894%。一時は8月11日以来の低水準となる4.836%まで低下した。指標となる10年国債利回りも4.121%と、ほぼ変わらず。一時は4.087%まで低下し、ここ3週間で最も低い水準にあった。2年債と10年債の利回り格差も前日とほぼ変わらず、マイナス77.40bp(ベーシスポイント)だった。一時はマイナス73.50bpまで縮小した。

<株式>
 4日続伸。米経済の軟化を示す新たな指標が発表され、米連邦準備理事会(FRB)が9月に利上げを一時停止するとの見方が強まった。S&P総合500種は約3週間ぶりの高値を付け、ナスダック総合は8月1日以来の高値で引けた。米経済のソフトランディング(軟着陸)見通しが強まったことでディフェンシブ株よりもグロース株などリスクが高い銘柄を選好する流れになったと同氏は分析した。半導体大手エヌビディアは1%上昇し、終値で過去最高値を更新。米株式市場の売買代金トップとなった。クレジットカード大手のマスターカードとビザはともに約0.5%上昇。両社が加盟店に課すクレジットカードの手数料を引き上げるとの報道を受けた。パソコン大手HPは6.6%急落。同社は29日、需要減速を理由に通期利益予想を下方修正した。

<金先物>
 一連の米経済指標が弱めの内容となったことを背景に米長期金利低下やドル安が進み、3日続伸した。相場は約4週間ぶりの高値水準。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比7.90ドル(0.40%)高の1オンス=1973.00ドルとなった。

<米原油先物>
 大型ハリケーン「イダリア」が警戒される中、対ユーロでのドル安を受けて買われ、5営業日続伸した。米国産標準油種WTIの中心限月10月物は前日清算値(終値に相当)比0.47ドル(0.58%)高の1バレル=81.63ドルだった。11月物は0.44ドル高の81.12ドル。

ロイター

◆30日の米国市場ダイジェスト=NYダウは37ドル高、利上げ終了期待広がる

2023/08/31(木)07:56

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • ダウ平均は37.57ドル高で終了、ナスダックは75.56ポイント高

  • 8月ADP全米雇用リポートとGDP改定値の予想外の減速で利上げ終了期待

  • 長期金利の低下やアイフォーンの発表期待でアップル株上昇

  • 今週のPCEコア価格指数や雇用統計発表を前に市場調整

  • テクノロジー・ハード・機器上昇、銀行下落

  • PVHは利益予想上回り上昇、TJマックスとルルレモンはアナリストの評価上昇で上昇

  • リフトは幹部の自社株購入で上昇

  • HPとアンバレラは決算予想下回り下落、キーコープは是正措置要求報道で下落

  • セールスフォースは決算後の利益予想上回りで時間外取引で上昇

  • NY外為市場のドル・円は146円21銭で取引終了

  • ユーロ・ドルは1.0924ドルで取引終了、ドイツCPI上昇でユーロ買い優勢

  • ユーロ・円は円売り、ユーロ買いで上昇

  • NY原油先物10月限は0.47ドル高で81.63ドルで終了

  • 米長期金利の低下や株価上昇を意識した買いが入る

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

■NY株式:NYダウは37ドル高、利上げ終了期待広がる

ダウ平均は37.57ドル高の34,890.24ドル、ナスダックは75.56ポイント高の14,019.31で取引を終了した。

8月ADP全米雇用リポートの民間部門雇用者数の伸びが予想以上に減速したほか、4-6月期国内総生産(GDP)改定値も予想外に下方修正されたため、利上げ終了期待が広がり買いが先行。その後、景気減速を警戒した売りで一時下落に転じる場面もあったが、長期金利の低下や新型アイフォーンの発表期待を受けた携帯端末アップル(AAPL)株の上昇が相場を支え、終日底堅く推移した。終盤にかけては今週発表が予定されているPCEコア価格指数や雇用統計を前にした調整も見られ、伸び悩んで終了。セクター別ではテクノロジー・ハード・機器が上昇した一方で、銀行が下落した。

カルバンクラインなどの衣料ブランドを運営するPVH(PVH)は第2四半期決算で調整後の1株利益が予想を上回り、通期見通しを引き上げたことが好感され上昇。ディスカウント衣料小売りのTJマックス(TJX)やヨガアパレルのルルレモン(LULU)はアナリストの投資判断引き上げで上昇した。配車サービスのリフト(LYFT)は幹部による自社株購入が明らかになり上昇。

一方、コンピュ―ターメーカーのHP(HPQ)は四半期決算の内容が予想を下回ったほか、注意深い見通しが嫌気されて下落。半導体メーカーのアンバレラ(AMBA)は第2四半期決算で1株損失は予想程には広がらなかったものの、第3四半期の弱い見通しが嫌気され、大きく売られた。地銀のキーコープ(KEY)は銀行監督当局が一部地銀に是正措置の強化を要求したとの報道を警戒して下落。

クラウド型ソフトウエア会社のセールスフォース(CRM)は取引終了後に決算を発表。1株利益が予想を上回り、時間外取引で上昇している。



■NY為替:米経済指標の予想下振れもドル売り・円買いは縮小

30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、146円37銭から145円56銭までし、146円21銭で引けた。米8月ADP雇用統計は伸びが7月から予想以上に鈍化、さらに、米4-6月期GDP改定値が予想外に下方修正され景気減速見通しが強まり、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了の思惑に金利低下に連れドル売りに拍車がかかった。その後、米7月中古住宅販売成約指数が6月からマイナスに悪化予想に反し、改善したためドル売りが後退。

ユーロ・ドルは、1.0875ドルから1.0945ドルまで上昇し、1.0924ドルで引けた。ドイツの消費者物価指数(CPI)の伸びが予想を上回りユーロ圏の金利先高観が再燃しユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は159円10銭から159円76銭まで上昇。日欧金利差拡大観測に円売り、ユーロ買いが強まった。ポンド・ドルは、1.2653ドルから1.2746ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8796フランから0.8745フランまで下落した。


■NY原油:続伸で81.63ドル、米長期金利の低下や株高を意識した買いが入る

NY原油先物10月限は続伸(NYMEX原油10月限終値:81.63 ↑0.47)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+0.47ドルの81.63ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは80.88ドル-82.05ドル。米国市場の序盤にかけて82.05ドルまで買われた後、一時80.88ドルまで値を下げたが、米長期金利の低下や株高を意識した買いが観測されており、通常取引終了後の時間外取引で81.72ドルまで反発。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC) 29.04ドル -0.13ドル(-0.45%)
モルガン・スタンレー(MS) 85.26ドル -0.29ドル(-0.34%)
ゴールドマン・サックス(GS)328.58ドル -1.22ドル(-0.37%)
インテル(INTC) 34.53ドル +0.22ドル(+0.64%)
アップル(AAPL) 187.65ドル +3.53ドル(+1.92%)
アルファベット(GOOG) 136.93ドル +1.44ドル(+1.06%)
メタ(META) 295.10ドル -2.89ドル(-0.97%)
キャタピラー(CAT) 282.33ドル +2.30ドル(+0.82%)
アルコア(AA) 29.51ドル -0.10ドル(-0.34%)
ウォルマート(WMT) 161.20ドル +1.15ドル(+0.72%)

フィスコ

―――【日中取引OPEN前まとめ】―――

◆日経225先物テクニカルポイント(31日夜間取引終了時点)

2023/08/31(木)07:10

●本文ここから--------------------------

 31日ナイトセッションの日経225先物は前日清算値比130円高の3万2410円で取引を終えた。夜間取引終了時点のテクニカルポイントは以下の通り。

33686.32円  ボリンジャーバンド3σ
33207.01円  ボリンジャーバンド2σ
32727.71円  ボリンジャーバンド1σ
32605.00円  一目均衡表・先行スパン1(雲上限)
32410.00円  31日夜間取引終値
32350.00円  一目均衡表・基準線
32333.46円  30日日経平均株価現物終値
32268.80円  75日移動平均
32248.40円  25日移動平均
32140.00円  5日移動平均
31920.00円  一目均衡表・転換線
31769.09円  ボリンジャーバンド-1σ
31690.00円  一目均衡表・先行スパン2(雲下限)
31289.79円  ボリンジャーバンド2σ
30810.48円  ボリンジャーバンド3σ
29363.35円  200日移動平均

株探ニュース

◆日経225先物(寄り前コメント)=膠着ながら前日の高値水準を捉えてくる可能性

2023/08/31(木)08:10

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 米国市場でNYダウ、S&P500、ナスダックが上昇

  • 8月のADP雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想を下回る

  • 4-6月期GDP改定値が速報値から下方修正、追加利上げ観測が後退

  • アップル、アルファベット、エヌビディアなどの株が買われる

  • S&P500業種別指数:テクノロジー、耐久消費財、半導体が上昇、銀行・公益・医薬品が下落

  • シカゴ日経平均先物の清算値は大阪比で110円高の3万2390円

  • 日経225先物は3万2270円で開始、終盤3万2410円で取引終了

  • 3万2200円がサポートライン、米国市場の続伸の流れが意識される

  • 31日の米国:7月のPCEデフレーター、新規失業保険申請件数の発表予定

  • VIX指数は13.88に低下、8月1日以来の低さ

  • 米国ではハイテク株の買い戻し動きが続く

  • NT倍率は13.97倍、ファーストリテイリングやソフトバンクグループの弱い動きが影響

  • 米国市場の流れを受け、NTショートの巻き戻し動きが可能性としてある

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 32410 +130 (+0.40%)
TOPIX先物 2318.0 +8.0 (+0.34%)
シカゴ日経平均先物 32390 +110
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 30日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。8月のADP雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想を下回ったほか、4-6月期国内総生産(GDP)改定値が速報値から下方修正されるなど、労働市場の過熱感の緩和を示す内容と受け止められ、追加利上げ観測が後退した。長期金利が低下するなか、アップル<AAPL>やアルファベット<GOOG>など大手テック株のほか、エヌビディア<NVDA>など半導体株の一角が買われた。S&P500業種別指数はテクノロジー・ハード・機器、耐久消費財・アパレル、半導体・同製造装置が上昇した一方で、銀行、公益事業、医薬品・バイオテクノロジーが下落。

 シカゴ日経平均先物(9月限)清算値は、大阪比110円高の3万2390円だった。日経225先物(9月限)は日中比10円安の3万2270円で始まり、一時3万2200円まで下落幅を広げた。その後は持ち直し、米国市場の取引開始後には3万2300円を回復し上昇に転じた。買い一巡後に再び3万2200円まで売られたものの、終盤にロングが強まり、3万2410円とナイトセッションの高値で取引を終えた。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。ナイトセッションの開始後ほどなくして3万2200円まで売られたものの、中盤以降は上昇に転じ、3万2250円辺りで推移している25日、75日移動平均線を上回って終えており、ひとまず同水準が支持ラインとして機能している状況である。ただし、米国市場が続伸した流れを引き継ぐ形で買いが先行するものの、NYダウは75日線からのリバウンドで25日線を捉えてきており、一巡感が意識されやすい。

 また、31日の米国では7月の個人所得・個人消費支出(PCEデフレーター)、新規失業保険申請件数の発表が予定されており、翌9月1日には8月の雇用統計の発表が控えている。米経済指標の結果を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすく、積極的にポジションを傾けてくる流れにはならないだろう。買い一巡後は膠着感が強まるなか、オプション権利行使価格の3万2250円から3万2500円辺りのレンジ推移が意識されそうだ。

 VIX指数は13.88(前日は14.45)に低下した。終値で14.00を下回るのは8月1日以来となる。7月27日につけた12.74が意識されてくるため、リスク選好に傾きやすい。そのため、膠着感は強まるもののショートは仕掛けづらくさせることから、押し目狙いのロング対応になろう。

 また、米国では長期金利の上昇が一服するなかで、ハイテク株を買い戻す動きが続いている。指数インパクトの大きい値がさハイテク株への物色に向かわせるようだと、日経225先物は前日の高値水準を捉えてくる可能性も考えられ、短期的にはロングの動きが強まる場面もあろう。

 なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で13.97倍と横ばいだった。一時14.02倍まで上昇する場面も見られたが、ファーストリテイリング <9983> [東証P]やソフトバンクグループ <9984> [東証P]の弱い値動きが重荷となっていた。方向性は下向きではあるが、米国市場の流れを受けて、若干ながらNTショートを巻き戻す動きに向かわせる可能性はありそうだ。

株探ニュース

―――日経225先物08:45~15:15取引中―――

―――日本株09:00~15:00取引中―――


―――【日本市場】―――

◆日経225先物日中取引クロージング:31日清算値=330円高、3万2610円

2023/08/31(木)15:17

 31日15時15分、大阪取引所の日経225先物期近2023年9月限は前日清算値比330円高の3万2610円で取引を終えた。出来高は5万405枚だった。この日の日経平均株価の現物終値3万2619.34円に対しては9.34円安。

株探ニュース

◆東京株式市場クローズ(31日)

2023/08/31(木)


◆日本株市況相場概況=日経平均は4日続伸、米利上げ終了期待の高まりが支援(31日フィスコ)

2023/08/31(木)15:43

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 日経平均、米ダウ平均、ナスダック総合指数が4日続伸。8月ADP全米雇用リポートの減速で利上げ終了期待、日経は27.56円高でスタート

  • 中国8月製造業PMIは予想上回るも、非製造業は下回る。後場では特段の材料無しで32692.76円まで上昇、MSCIインデックスの影響も

  • 大引けの日経平均は前日比285.88円高。東証プライム売買高は16億6428万株、売買代金4兆2191億円。セクター別では輸送、サービス、陸運が上昇

  • 主な銘柄動向: トヨタ自、SUBARU、スズキなど上昇。カルビー、サワイGHDはレーティング格上げで好感。FA関連、ハイテク一部銘柄が軟調

  • 日本株の取引手数料無料化報道でネット証券各社下落。特定銘柄の下落は銀行、住友ファーマ、三菱製紙など

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

日経平均は4日続伸。30日の米株式市場でダウ平均は37.57ドル高と4日続伸、ナスダック総合指数は+0.54%と4日続伸。8月ADP全米雇用リポートの雇用者数の伸びが予想以上に減速したため、利上げ終了期待を背景に堅調に推移した。米株高を受けて日経平均は27.56円高からスタート。序盤からじわじわと上げ幅を広げたが、心理的な節目の32500円水準では売り買いが拮抗し、一進一退となる場面があった。中国の8月製造業購買担当者景気指数(PMI)は予想を上回ったが、非製造業PMIは予想を下回り、市場への影響は限定的だった。一方、後場に入ると特段の材料は見当たらなかったが、騰勢を強めて中盤には32692.76円(359.3円高)まで上昇する場面もあった。MSCIインデックスに絡んだリバランスの影響で東証プライムの売買代金は4兆円台にまで膨れ上がった。

 大引けの日経平均は前日比285.88円高の32619.34円となった。東証プライム市場の売買高は16億6428万株、売買代金は4兆2191億円だった。セクターでは輸送用機器、サービス、陸運が上昇率上位に並んだ一方、証券・商品先物取引、銀行、鉱業のみが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の68%、対して値下がり銘柄は28%だった。

 個別では、レクサスの生産台数計画に関する報道を手掛かりにトヨタ自<7203>が買われ、豊田合成<7282>、トヨタ紡織<3116>のほか、SUBARU<7270>、スズキ<7269>なども大きく上昇。東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ソシオネクスト<6526>の半導体も上昇。JR西日本<9021>、東武鉄道<9001>の陸運、ツナグGHD<6551>、コシダカHD<2157>、OLC<4661>のサービス、ハイデイ日高<7611>、F&LC<3563>、物語コーポ<3097>の小売など、内需系銘柄で上昇が目立った。JAL<9201>、寿スピリッツ<2222>、パンパシHD<7532>、共立メンテ<9616>などのインバウンド関連、住友商事<8053>、丸紅<8002>の商社なども高い。

 カルビー<2229>、牧野フライス<6135>、サワイGHD<4887>はレーティング格上げが好感された。いちご<2337>は自社株買いが、テラスカイ<3915>は米セールスフォースの好決算が手掛かり材料とされた。東証スタンダードでは株主優待の拡充を発表したプラザHD<7502>がストップ高まで買われた。

 一方、キーエンス<6861>、ファナック<6954>、SMC<6273>のFA関連のほか、ソフトバンクG<9984>、芝浦メカ<6590>、太陽誘電<6976>、新光電工<6967>などのハイテクの一角が軟調。松井証券<8628>、丸三証券<8613>などはネット証券各社の日本株の取引手数料の無料化が報じられたことで、競争激化懸念で下落。三井住友トラスト<8309>、みずほFG<8411>の銀行も冴えない。住友ファーマ<4506>は証券会社の目標株価引き下げが嫌気されて大きく下落。工場でボイラー事故が発生した三菱製紙<3864>は大幅安となった。

フィスコ

◆日経平均大引け【↑】=4日続伸、米株高を受けリスク選好の買いが継続 (8月31日)

2023/08/31(木)18:21

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 日経平均は4日続伸、米株高受け強調続く

  • ADP全米雇用リポートが事前の予想を下振れる

  • 追加利上げへの警戒感後退で米長期金利が低下

  • 中国の製造業PMIは予想上回り、強気相場助長

  • 日経平均は後場上げ足を強め、売買代金も増勢

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

日経平均株価
始値  32361.02
高値  32692.76(13:40)
安値  32359.15(09:00)
大引け 32619.34(前日比 +285.88 、 +0.88% )

売買高  16億6428万株 (東証プライム概算)
売買代金  4兆2191億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は4日続伸、米株高受け強調続く
 2.ADP全米雇用リポートが事前の予想を下振れる
 3.追加利上げへの警戒感後退で米長期金利が低下
 4.中国の製造業PMIは予想上回り、強気相場助長
 5.日経平均は後場上げ足を強め、売買代金も増勢

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比37ドル高と4日続伸した。雇用情勢の悪化などを示す経済指標を受け、追加利上げ観測が後退し買いが優勢となった。

 東京市場では終始買い優勢の展開で、日経平均株価は後場に入って上げ幅を広げた。前日の米株高を受けリスク選好の流れとなった。

 31日の東京市場は、朝方から主力株をはじめ広範囲に買いが広がり、日経平均は上値指向を継続した。前日の欧州株市場では主要国の株価指数が総じて軟調だったものの、米国では長期金利低下を好感してNYダウ、ナスダック総合指数ともに4日続伸した。8月のADP全米雇用リポートが事前コンセンサスを下回る内容だったことから、労働市場の過熱感が和らいだとの見方が広がり、FRBによる追加利上げに対する警戒感が後退した。これを受け東京市場でもリスクを取る動きが強まり、全体相場を押し上げる形に。取引時間中に発表された8月の中国製造業PMIが予想を上回ったこともポジティブ視された。プライム市場の68%の銘柄が上昇し、売買代金は4兆2000億円台に膨らんだ。4兆円台に乗せたのは8月10日以来3週間ぶりとなる。

 個別では、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連の主力銘柄が上昇、トヨタ自動車<7203>も上昇した。ソニーグループ<6758>がしっかり、三菱商事<8058>、ファーストリテイリング<9983>も値を上げた。オリエンタルランド<4661>、リクルートホールディングス<6098>なども高い。ダイコク電機<6430>はストップ高。オエノンホールディングス<2533>、いちご<2337>、フタバ産業<7241>なども値を飛ばした。
 半面、キーエンス<6861>が軟調、三菱重工業<7011>、SMC<6273>なども冴えない。芝浦メカトロニクス<6590>が利食われ、三菱製紙<3864>も大幅安。住友ファーマ<4506>の下げも目立つ。gumi<3903>、河西工業<7256>、ヤマエグループホールディングス<7130>なども値を下げた。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、リクルート <6098>、アドテスト <6857>、信越化 <4063>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約123円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファナック <6954>、SBG <9984>、塩野義 <4507>、キーエンス <6861>、コナミG <9766>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約18円。

 東証33業種のうち30業種が上昇し、下落は証券商品先物、銀行業、鉱業の3業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)輸送用機器、(2)サービス業、(3)陸運業、(4)空運業、(5)卸売業。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)倉庫運輸関連、(2)水産・農林業、(3)非鉄金属、(4)電気・ガス業、(5)石油石炭製品。

■個別材料株

△寿スピリッツ <2222> [東証P]
 岩井コスモ証券が目標株価1万4000円に引き上げ。
△いちご <2337> [東証P]
 上限2.65%の自社株買いを発表。
△トゥルーD <4416> [東証G]
 小売業新規出店向け売上予測サービスの提供開始。
△ABEJA <5574> [東証G]
 PwCコンサルとの協業を開始。
△牧野フ <6135> [東証P]
 三菱UFJMS証券が「オーバーウエート」に引き上げ。
△エヌピーシー <6255> [東証G]
 23年8月期業績及び配当予想を上方修正。
△みらいWKS <6563> [東証G]
 女性アスリートの社会進出を支援する企業と業務提携。
△セレンHD <7318> [東証G]
 東邦ガス <9533> [東証P]とカーボンニュートラル支援サービスを共同開発。
△プラザHD <7502> [東証S]
 株主優待制度を拡充へ。
△セイファート <9213> [東証S]
 美容師向け求人情報サイトで新機能をリリース。

▼三菱紙 <3864> [東証P]
 八戸工場でのボイラー事故発生を嫌気。
▼バイセル <7685> [東証G]
 SBI証券が目標株価6660円に引き下げ。

 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ダイコク電 <6430>、(2)オエノンHD <2533>、(3)ヨシムラHD <2884>、(4)いちご <2337>、(5)長野計器 <7715>、(6)フタバ <7241>、(7)ハークスレイ <7561>、(8)牧野フ <6135>、(9)ハイデ日高 <7611>、(10)クリレスHD <3387>。
 値下がり率上位10傑は(1)サニーサイド <2180>、(2)三菱紙 <3864>、(3)住友ファーマ <4506>、(4)gumi <3903>、(5)河西工 <7256>、(6)芝浦 <6590>、(7)ヤマエGHD <7130>、(8)レアジョブ <6096>、(9)スノーピーク <7816>、(10)大幸薬品 <4574>。

【大引け】

 日経平均は前日比285.88円(0.88%)高の3万2619.34円。TOPIXは前日比18.62(0.80%)高の2332.00。出来高は概算で16億6428万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1244、値下がり銘柄数は513となった。東証マザーズ指数は760.17ポイント(1.35ポイント安)。

[2023年8月31日]

株探ニュース

◆日経225先物テクニカルポイント(31日日中取引終了時点)

2023/08/31(木)16:10

●本文ここから--------------------------

 31日の日経225先物は前日清算値比330円高の3万2610円で取引を終えた。テクニカルポイントは以下の通り。

33707.16円  ボリンジャーバンド3σ
33223.57円  ボリンジャーバンド2σ
32739.99円  ボリンジャーバンド1σ
32619.34円  31日日経平均株価現物終値
32610.00円  31日先物清算値
32605.00円  一目均衡表・先行スパン1(雲上限)
32350.00円  一目均衡表・基準線
32271.47円  75日移動平均
32256.40円  25日移動平均
32180.00円  5日移動平均
31985.00円  一目均衡表・転換線
31772.81円  ボリンジャーバンド-1σ
31690.00円  一目均衡表・先行スパン2(雲下限)
31289.23円  ボリンジャーバンド2σ
30805.64円  ボリンジャーバンド3σ
29364.35円  200日移動平均

株探ニュース

◆日経225先物(引け後コメント)=ボリンジャーバンドの+1σ水準を回復

2023/08/31(木)18:23

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 日経225先物(9月限)は前日比330円高の3万2610円で終了

  • 寄り付きはシカゴ日経平均先物清算値に合わせて買い先行

  • 中国の製造業PMIが予想を上回るとロングが強まり、前場で3万2500円を上回る

  • ランチタイムに前日高値に合わせ、後場で一時3万2700円まで上昇

  • 日経225先物は前日の高値を上回り、ショートカバー伴う上昇

  • 米国での経済指標発表を前に、ポジションの調整があったとみられる

  • 3万2500円を上回ると、3万3000円が射程内、ヘッジ対応に伴いロングが増加の可能性

  • NT倍率は先物中心で13.99倍、日経平均型が優勢で若干のショート巻き戻し

  • 日経225先物手口ではJPモルガン、ソシエテジェネラルが買い越し、SBI、ゴールドマンが売り越し

  • TOPIX先物の手口ではバークレイズ、ソシエテジェネラルが買い越し、みずほ、ビーオブエーが売り越し

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

大阪9月限
日経225先物 32610 +330 (+1.02%)
TOPIX先物 2330.5 +20.5 (+0.88%)

 日経225先物(9月限)は前日比330円高の3万2610円で取引を終了。寄り付きは3万2360円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2390円)にサヤ寄せする格好から、買いが先行して始まった。直後に付けた3万2350円を安値にロング優勢の流れとなり、現物の寄り付き直後には3万2400円を回復。その後、中国の8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回ったことを手掛かりにロングが強まり、前場終盤にかけての上昇で3万2500円を上回った。

 ランチタイムで前日の高値(3万2570円)にツラ合わせし、その後3万2470円まで上げ幅を縮めたことで、いったんは戻り一巡感が意識された。しかし、後場の取引開始直後に再びロングが強まると、中盤にかけてショートカバーを交えての上昇となり、一時3万2700円まで上げ幅を広げた。終盤は持ち高調整により上げ幅を縮めたが、前日の高値を上回って終えた。

 日経225先物は前日の高値を上放れたことで、ショートカバーを伴っての上昇となった。後場半ば以降は上げ幅を縮めたものの、ボリンジャーバンドの+1σ(3万2720円)水準まで戻したことで利食いは入りやすいところであろう。また、今晩の米国では7月の個人所得、7月の個人消費支出(PCEデフレーター)、新規失業保険申請件数の発表を控えているため、ポジションをニュートラルに戻す動きもあったとみられる。

 米経済指標の結果を受けた長期金利の動向次第の面はあろうが、節目の3万2500円を上回ってきたことから、オプション権利行使価格の3万2500円から3万2750円のレンジに切り上がった格好である。+1σ水準を上回ってくるようだと、3万3000円が射程に入ってくるため、来週末に9月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えるなか、ヘッジ対応に伴うロングが強まる可能性はありそうだ。短期的とはいえショートは避け、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

 なお、NT倍率は先物中心限月で13.99倍に上昇した。前場の時点で一時13.94倍に低下する場面も見られたが、後場は日経平均型優位の展開のなか、若干ながらNTショートを巻き戻す動きに向かわせたようだ。方向性は下向きではあるものの、米国の金融引き締め観測が一段と和らいでくるようだと、NTロングに向かわせる場面もありそうだ。

 手口面では、日経225先物はJPモルガン証券が2011枚、ソシエテジェネラル証券が1624枚、ドイツ証券が1090枚、シティグループ証券が431枚、ビーオブエー証券が361枚の買い越しに対して、SBI証券が1611枚、ゴールドマン証券が1485枚、野村証券が1162枚、バークレイズ証券が519枚、モルガンMUFG証券が392枚の売り越しだった。

 TOPIX先物は、バークレイズ証券が4501枚、ソシエテジェネラル証券が1971枚、シティグループ証券が1349枚、SMBC日興証券が1337枚、ドイツ証券が1171枚の買い越しに対して、みずほ証券が6110枚、ビーオブエー証券が1689枚、JPモルガン証券が1280枚、ゴールドマン証券が933枚、HSBC証券が598枚の売り越しだった。

株探ニュース

―――【NEWS】―――

◆海外ヘッドライン一覧(31日ロイター)

2023/08/31(木)20:56

・EXCLUSIVE-中国輸出企業、元安で通貨スワップでドル保持 当局も容認か
・マイクロソフト、欧州でチームズ抜きのオフィス 独禁懸念に対応
・中国、レモンド米商務長官との会談で関税と中国企業への扱い批判
・トルコGDP、第2四半期予想上回る前年比+3.8% 今後鈍化へ
・中国、個人所得税の控除拡大
・UBS、クレディSの部門吸収 費用削減へ国内で3000人削減

・ECB、あと「1─2回」利上げ必要に=オーストリア中銀総裁
・英中銀、インフレ率引き下げやり遂げる=ピル政策委員
・ユーロ圏インフレ率、8月は前年比5.3%で横ばい コアは鈍化
・ユーロ圏の成長率低下、利上げ不要を意味せず=シュナーベル氏
・独失業者、8月+1.8万人で予想以上の増加 労働市場は依然底堅い

・トルコ・ロシア大統領が9月4日に会談、穀物問題協議へ=関係筋
・ウォレス英国防相が辞任、後任にシャップス前エネルギー相

・〔アングル〕ハリウッドのスト、売り出し中の若手俳優らの芽摘む
・〔アングル〕米金利高に反応薄いユーロ圏、弱い景気と堅実財政
・〔アングル〕トランプ氏逮捕写真、支持派と反対派がこぞって商品化
・COLUMN-9月FOMC、ドットプロット更新で金利見通しに波乱も
・〔BREAKINGVIEWS〕クーデター頻発するアフリカ、外国の資源争奪助長も
・〔ロイター調査〕カナダ中銀、9月6日は政策金利据え置きの見通し
・〔ロイター調査〕米住宅価格は調整期間終了か 供給少なく底堅く推移

・独失業者、8月は前月比+1.8万人 予想以上の増加
・仏EU基準CPI、8月は前年比+5.7%に加速 予想上回る
・フィッチ、中国の外貨建て発行体デフォルト格付けA+に据え置き
・UBS、クレディ・スイス統合に伴い国内で3000人削減へ
・米金利は十分に高い、インフレ目標達成可能=アトランタ連銀総裁
・中国の反応は経済的威圧、WTO提訴なら日本支持=駐日米大使
・百度など中国ハイテク4社、チャットボットを一般公開
・中国軍、南シナ海で対潜水艦演習を実施 十数機の機哨戒機が参加
・来年のメキシコ大統領選、野党統一候補はガルベス上院議員に
・脱炭素化の対応強化を、ISSに指針改善を要請 機関投資家
・BUZZ-南アランド横ばい、国内外の経済指標待ち

・独小売売上高指数、7月は前月比-0.8% 予想に反してマイナスに
・ゴールドマンのフィンテック部門、FRBがリスク巡り警告=FT
・台風「サオラ―」香港に接近、中国は警報最高レベルに

・EXCLUSIVE-習中国主席、G20サミット欠席 李強首相が代理出席へ=関係筋
・英自動車生産、7月は前年比31.6%増 6カ月連続の伸び=業界団体
・UBS、クレディ・スイス国内銀行部門を吸収へ 雇用喪失懸念も
・トランプ氏巡る金融詐欺民事訴訟、裁判前にNY州司法長官と応酬
・ドナウ川経由のウクライナ産穀物輸出拡大、米国が流域国と推進
・豪2州、年末までに電力不足の恐れ 高温と乾燥で=市場運営会社
・EU当局、ファイザー・ビオンテックの次期コロナワクチンの承認推奨

・仏政府、スーパーなどに値下げ品目倍増を要請へ=財務省筋
・中国製造業PMI、8月5カ月連続50割れも予想上回る 新規受注回復
・グーグル、インドと日本で検索サービスに生成AI導入
・クレディ・スイス、グローバル・マーケッツ部門の事業縮小
・北朝鮮、戦術核の攻撃訓練実施と発表 米韓合同軍事演習に対応

・豪企業設備投資、第2四半期は7年半ぶり高水準 税優遇が寄与
・英企業景況感、ウクライナ侵攻直前の水準に回復=ロイズ銀調査
・韓国7月小売売上高が大幅減、政府は消費支援策発表
・米J&J、ケンビュー分離後の通期2桁増益を予想
・オレンジジュース価格が過去2番目の高値、米産地にハリケーン上陸
・独ボッシュ、TSI工場拡張には米政府補助金が必要=CEO
・中国人民銀、民間企業の資金調達円滑化を確約

・1─6月のロシア企業利益は前年比11.4%減=統計局
・ブラジルのペトロブラス、複数の中国企業と覚書 事業提携強化
・米政府、台湾への軍事援助承認 主権国家向け制度で
・メキシコ、「ニアショアリング」効果で信用格付け改善も=S&P
・独VW、スロベニアの大洪水で一部工場の生産停止へ
・米、エヌビディア製AI半導体の輸出制限を拡大 一部中東向け
・米ワーナー・ブラザーズ、CNNの次期CEOにトンプソン氏起用
・BUZZ-ドル/円テクニカル分析:145.60─70/146.60円が目先の支持/抵抗線
・原油先物上昇、米供給タイト化やガボンのクーデターが支援

・NZ8月企業信頼感、2年ぶり水準に改善
・ロシア、ウクライナの攻撃阻止と表明 キーウを攻撃
・ハリケーン「イダリア」、フロリダ州の保険請求93億ドル超=UBS
・ベネチア映画祭が開幕、濱口監督新作がコンペ部門に出品
・バイデン米大統領「気候危機否定できず」、ハリケーン被害受け
・米検察がテスラ調査、航続距離の水増し巡り=WSJ
・印アダニ、パートナーが「不透明な」ファンド通じ株取得=NPO
・インド、最低価格を提示した国から原油を調達へ
・韓国の対中輸出業者、半分超が利益目標下回る=商工会議所調査

・ローマ教皇、環境保護訴える新たな文書発表へ
・北朝鮮、9月に最高人民会議を開催へ 人事刷新観測も
・スペイン首相代行、保守党党首の首相就任要請を拒否
・米政府、ハイチ滞在の国民に出国呼びかけ 治安悪化で
・SBGのビジョン・ファンド、印ゾマト株を1億ドル超で売却
・韓国鉱工業生産、7月は予想以上の落ち込み 小売売上高も減少
・米厚生省、大麻規制の緩和勧告 関連株が急上昇
・24年の北海ブレント予想価格、97ドルに引き上げ=バークレイズ

・アップル、3Dプリンターでウオッチのフレーム製造試験=BBG
・EXCLUSIVE-米軍、台湾に面したフィリピンの港湾開発で協議中
・メキシコ中銀、23・24年の成長率予測上げ 高金利を長期間維持へ
・インドのPC国内生産奨励策、外国企業32社以上が応募=電子・技術相
・独ショルツ内閣、法人減税策を承認 4年間で320億ユーロ規模
・セールスフォース、通期売上高見通し引き上げ 需要底堅く
・EU上級代表、加盟国にウクライナ向け弾薬の追加調達急ぐよう要請

ロイター

▶[NEWS]中国の碧桂園、半期として過去最大の赤字-デフォルト懸念の中(31日ブルームバーグ)

2023/08/31(木)00:32

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 中国の不動産大手、碧桂園が上期に過去最大の損失を計上

  • 中国の不動産市場の低迷が、碧桂園のデフォルトの危機を引き起こしている

  • 上期の純損益は489億元(約9780億円)の赤字、前年同期は6億1200万元の黒字

  • 同社は、2007年の香港上場後の最大の赤字を計上すると先月から予告していた

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

 中国の不動産開発大手、碧桂園は1-6月(上期)に過去最大の損失を計上した。中国不動産市場の落ち込みが、同社をデフォルト(債務不履行)の瀬戸際に追い込んでいる状況が浮き彫りになった。
 発表によると、上期の純損益は489億元(約9780億円)の赤字。前年同期は6億1200万元の黒字だった。同社は今月先に、2007年の香港上場後で最大の赤字を上期に計上する見通しだと明らかにしていた。

原題:
Country Garden Posts Record Half-Year Loss Amid Default Fears(抜粋)

ブルームバーグ

▶[NEWS]米国の低所得者層、食費捻出にも苦労-生活の苦境浮き彫り(31日ブルームバーグ)

2023/08/31(木)03:19

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 米国の低所得者層で家賃滞納や食料品購入の困難が増加

  • 貧困層の家計負担の増大を示唆

  • プロペルの調査報告により、SNAP利用者の42%が食事を抜き、55%が食事量を減らした

  • SNAP利用者の多くは貧困ライン以下の所得

  • 1カ月前と比較し生活状況が悪化

  • 7月以降、光熱費や家賃の未払いでのサービス停止が増加

  • 調査回答者の3分の2以上が債務を有する

  • プロペルのキング氏:米経済は好調だが、低所得者は多くの課題に直面

  • セーフティーネットの給付が今年削減、その影響が顕在化

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

 米国の低所得者層の間で家賃を滞納し、食料品の購入に苦労している人が増えている。貧困層の家計負担が強まっていることを浮き彫りにするものだ。
 福利厚生ソフトウエアを手掛ける米プロペルが30日発表した8月の調査報告書によれば、新型コロナウイルス禍で強化された補助的栄養支援プログラム(SNAP)を利用する家計のうち、食費が足りずに食事を抜いたとの回答は42%、食べる量を減らしたとの回答は55%と、前年から2倍余り増えた。
 同プログラムを利用する家計の所得は、貧困ラインかそれを下回っている場合が多い。
 また調査では、暮らしぶりがわずか1カ月前と比べて悪化していることも明らかになった。7月以降、電気・ガスなどが止められたり、前月分の光熱費や家賃が支払えない低所得者層が増えている。調査回答者の3分の2余りは何かしらの債務を抱えていると答えた。
 プロペルのポリシーディレクター、ジャスティン・キング氏は米国経済は「非常に好調に推移しているが、低所得者層は今、多くの厳しい問題に直面している」と指摘。「今年に入りセーフティーネットの給付が大幅に削減され、その影響を目の当たりにしている」と続けた。

原題:
Poor Americans Tap Debt, Buy Less Food as Consumer Cracks Widen(抜粋)

ブルームバーグ

▶[NEWS]【市場反応】米7月コアPCE価格指数は予想通り伸び拡大、ドルもみ合い(31日フィスコ)

2023/08/31(木)22:03

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 米7月個人所得は前月比+0.2%、昨年12月来での最低値

  • 個人消費支出(PCE)は前月比+0.8%、1月来での最高成長

  • コアPCE価格指数、前年比+4.2%で6月の伸びを上回る

  • 先週の新規失業保険申請は22.8万件、前週比で4000件の減少

  • 失業保険継続受給者数172.5万人、7/8来での最高数値

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

米7月個人所得は前月比+0.2%となった。伸びは予想外に6月+0.3%から鈍化し、昨年12月来で最低。個人消費支出(PCE)は前月比+0.8%。伸びは6月+0.6%から予想以上に拡大し1月来で最高となった。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注目している燃料や食品を除いたコアPCE価格指数は前年比+4.2%と、予想通り6月+4.1%から伸びが拡大。

米労働省が同時刻に発表した先週分新規失業保険申請件数(8/26)は前週比4000件減の22.8万件と前回から予想外に減少し、労働市場の強さを証明。失業保険継続受給者数(8/19)172.5万人と、前回169.7万人から一段と増加し、7/8来で最高となった。

米国債相場は伸び悩んだ。10年債利回りは4.08%から4.11%まで上昇した。ドルは上下に振れた。ドル・円は145円63銭まで下落後、146円07銭まで反発。ユーロ・ドルは1.0873ドルで伸び悩んだ。

【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:22.8万件(予想:23.5万件、前回:23.2万件←23.0万件)
・米・失業保険継続受給者数:172.5万人(予想:170.6万人、前回:169.7万人←170.2万人)
・米・7月コアPCE価格指数:前年比+4.2%(予想:+4.2%、6月:+4.1%)
・米・7月個人所得:前月比+0.2%(予想:+0.3%、6月:+0.3%)
・米・7月個人消費支出(PCE):前月比+0.8%(予想:+0.7%、6月:+0.6%←+0.5%)

フィスコ

▶[NEWS]【市場反応】米8月シカゴPMI、昨年8月来で最高、ドル買い強まる(31日フィスコ)

2023/08/31(木)23:06

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 米8月シカゴPMIは48.7と、7月42.8から予想以上に上昇し昨年8月来で最高

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

米8月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は48.7と、7月42.8から予想以上に上昇し昨年8月来で最高となった。

米国債相場は引き続き伸び悩み。10年債利回りは4.11%まで上昇した。ドル買いも強まり、ドル・円は145円63銭から146円23銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0884ドルから1.0841ドルまで下落し、29日来の安値を更新。ポンド・ドルは1.2697ドルから1.2674ドルへじり安推移した。

【経済指標】
・米・8月シカゴ購買部協会景気指数:48.7(予想:44.2、7月:42.8)

フィスコ

▶[NEWS]タイトル(31日ブルームバーグ/ロイター/株探ニュース/ダウ・ジョーンズ/MINKABU PRESS/フィスコ)

2023/08/31(木)06:00

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • summary

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------



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