サンドブラストでガラス彫刻

お疲れさまです。4連休はGOTOキャンペーンとコロナ感染拡大で引きこもりの相反する事となっています。みなさんはいかがお過ごしですか。いつもは相場の話題を記事に乗せていますが、本日は少し趣を変えてサンドブラストによるガラス彫刻の工程をお見せします。

サンドブラストとは砂のような研磨剤を圧縮空気で吹き付けてガラスを削る技術のことを言います。詳しくは「サンドブラスト ガラス工芸」でググってください。

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まずはガラスに何を彫刻するかイラストを決めます。今回は鳥のイラストとぶどうです。

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粘着性のビニールシートに下絵を移し、その線に沿ってカッターナイフでカットします。彫る順番がありますので番号を入れておきます。

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シートをガラスに貼り付け、一番最初に削る箇所を剥がし、サンドブラストで削っていきます。写真はぶどうを剥がしてあります。砂が飛び散らないようにボックスの中に入れての作業となります。


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写真の上にあるのもがガンでそこのノズルから砂が吹き出しガラスを削ります。最初に剥がした箇所が一番深くなるように削っていきます。なぜなら完成した際に遠近感をはっきりさせるために必要なためです。

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もう一つの鳥の彫刻です。鳥の羽が細かいのでメリハリを付けて立体的なるようにブラストのガンの当て方を調整します。

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最後の足の部分のシートを剥がし削れば完成となります。

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削り終えたらシートを剥がし、砂を水洗いをして完成。これは深さを変えて段差をつける方法で「段彫り」といいます。これはサンドブラストの中でも基本中の基本のテクニックで自分としては満足のいかない出来栄えです。まだ誰にもこの技術を習っていませんが今後のために習得したいものです。上級者の作品を見たことがあり、芸術家としての作品と感じました。まだまだ未熟ですが諦めずに技術を習得したいと思います。


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