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未来を切り拓くWeb3.0とは?

最近『Web 3.0』というキーワードを目にすることが増えていないでしょうか。

近い将来、Web 3.0の時代が来ると言われることもあります。

この聞き慣れないWeb 3.0というのが一体何なのか?

まだよく分からないという方もいらっしゃると思います。

この記事では『Web 3.0』の基礎知識や、注目されている理由について、出来る限り分かりやすく解説します。

また、Web3.0銘柄で最も可能性を秘めている仮想通貨が、
サーチプロトコルと言われています。

Web3.0時代のインターネットに革命を起こすプラットフォームであり、
そのプラットフォーム内では自分の作ったサイトをトークンによって売買することができます。

サーチプロトコルで用いられるSACトークンがプレセール開始となり、
参加しておけば1年後にはまとまった利益が得られることが期待できますので、今投資するのであればかなりオススメです。


キャビン・ウッド氏が提唱したのが始まり

このWeb 3.0を提唱したのはイギリスのコンピューター科学者であるキャビン・ウッド氏です。

キャビン・ウッド氏は、仮想通貨Polkadot(ポルカドット:時価総額1.6兆円・ランキング10位)の創設者として広く知られています。

氏は現在、Web3.0の特徴である、分散型インターネットのインフラ整備と、そのテクノロジーに特化した非営利組織を立ち上げ、ポルカドットのブロックチェーンに特化した開発を行っています。


ブロックチェーンテクノロジーを応用した次世代分散型のインターネットの事

現在のインターネットで主流になっているのは Web 2.0です。

Web 3.0は、Web 2.0の弱点をカバーできると言われており、今後の動向に期待が集まっています。

キャビン・ウッド氏が提唱したWeb 3.0は、新時代のインターネットとも呼ばれており 、その概念は『分散型インターネット』です。

現在のインターネット環境Web2.0は、 Google・ Amazon・ Meta(Facebook)・ Apple・ Microsoft の5大企業に独占されていると言っていいでしょう。

インターネット上でやり取りされる個人情報は、この5大企業によってコントロールされてると言っても過言ではありません。

このような中央集権的なインターネット環境は、 サイバー攻撃を受けやすく、場合によってはプライバシーの侵害や、個人情報の流出といった問題が度々起こっています。

一方、分散型インターネットのWeb 3.0は、ブロックチェーンテクノロジーを活用しているため、 特定の企業に個人情報を預けなくても、サービスを利用することができます。

このためWeb 3.0は、特定企業がサイバー攻撃を受けたとしても、個人情報が大量に流出することはありません。

なぜなら、ブロックチェーンテクノロジーによって、仮想通貨と同じように個人情報は暗号化され、データは複数のユーザーで共有し合う仕組みになっているからです。

このようにWeb 3.0は、インターネットが欠かせなくなった私たちの生活に、非常に高い安全性を確保してくれる新しい技術なのです。


Web3.0が生まれた背景

大きな注目を集めているWeb 3.0ですが、このWeb 3.0が生まれた理由を紐解くには、インターネットの歴史を振り返ってみる必要があります。

今では私たちの生活になくてはならないインターネットですが、その歴史は意外に浅く、まだ30年ほどの歴史しかありません。

Web 3.0が登場するまでのインターネットの歴史を振り返ってみましょう。


Web1.0時代 発信者と閲覧者が決まっていた時代

アメリカの大学間で実験が行われていたインターネットが、一般に公開され始めたのは、1990年頃です。

日本でプロバイダーがインターネット接続サービスを開始したのは1992年。

その後、Window95が発売され、その後のパソコンブームに乗って、インターネットの普及率は急激に高まる事になります。

この頃のネット環境を支えたのが Web 1.0です。

Web 1.0の特徴は、発信者と閲覧者が決まっており、その情報は一方通行だったことが挙げられます。

インターネットが普及するにしがたい、ネット上には多くのホームページが開設され、様々な情報が閲覧できるようになりました。

ですが、現在のようにユーザーが閲覧できる情報を自由に編集し、発信することはできなかったのです。

Web 1.0の時代とは、発信者と閲覧者が決まっていた、単方向、一方通行のインターネットだったと言えます。


Web2.0時代 双方向への変革とSNSの普及

2000年代に突入すると、インターネットはさらにインフラ整備が進み、 ADSLや光ケーブルを使った高速通信が可能となります。

それに伴い、それまでは出来なかった高品質の写真や映像のやりとりが、出来るようになりました。

ビジネスや行政、個人向けのサービスなど、幅広いシーンでインターネットは活用されるようになります。

『続きはサイトで』という言葉が流行ったのもこの頃ですし、今は当たり前になったネット銀行なども同時期に登場しています。

特にインパクトを与えたのはTwitterやFacebook、YouTubeといったSNSが登場したことでしょう。

これによりインターネットは、見るものから参加するものに変化していったのです。

一方通行時代の Web 1.0から、双方向の Web 2.0へ。

大きな変化が起こったと言えます。

またスマホの登場により、より多くの人が手軽にインターネットに接続できるようになりました。

2010年代に突入すると、Google や Amazon といった巨大企業が、インターネットに大きな影響を及ぼすようになり、GAFAMなどと呼ばれ始めます。

こうしたGAFAMのような巨大企業を『プラットフォーマー』と呼び、 Web 2.0は『プラットフォーム経済』が起こった時代だとも言われているのです。

これに伴い起こったのが『インターネットバブル』です。

単方工のWeb1.0から、双方向のWeb 2.0へ進化を遂げたインターネットですが、Web2.0が主流になる中で、様々なリスクや問題が起こるようになりました。

特に問題だったのは、中央集権型の巨大企業に多くの個人情報が集中したために、サイバー攻撃を集中して受けるようになったことです。

時には、セキュリティーを突破されたり、セキュリティホールが見つけられて、多くの個人情報が流出してしまうという事件が度々起こっています。


このように情報が一箇所に集中する中央集権化が進むと、個人のプライバシーが巨大企業に独占されたり、サイバー攻撃によるセキュリティリスクなどの問題が指摘されるようになったのです。


Web3.0時代 中央集権型から分散型(非中央集権型)へ

このようにWeb 2.0の中央集権化により発生した問題を、解決すると期待されているのが分散型の Web 3.0です。

GAFAMの5大企業に独占されている個人情報を企業から個人の手に取り戻し、 中央集権制の権力を個人に分散する新たなプラットフォームの時代を築くのが、Web 3.0だと言われています。

この分散型インターネットを可能にするのが、仮想通貨に使われているブロックチェーンテクノロジーです。

ブロックチェーンテクノロジーとは、インターネット上の取引データを、暗号化して記録する技術のことです。

ブロックチェーンテクノロジーの特徴は、取引データをブロックと呼ばれる単位で管理します。

そしてそのブロックを鎖のようにつなげることから、ブロックチェーンと呼ばれているのです。

ブロックチェーンテクノロジーは、中央集権型のようなサーバーに納めるのではなく、複数のユーザーで分散してデータを共有することにあります。

そのため、データの改ざんや複製、不正なアクセスなどが行われた場合でも、他のユーザーが持つデータとの差異が発生するので、すぐに不正を検出することが可能になるのです。

また、データそのものも暗号化されているので、その暗号を解くカギがなければ、データを開ける事が出来ません。

またWeb3.0では、このデータの確認を気軽に第三者に依頼する事も出来ます。

このようにインターネット上でユーザー同士が互いのデータをチェックし合うシステムを構築したのが、ブロックチェーンテクノロジーなのです。

こうした特性を持つブロックチェーンテクノロジーを活用したWeb 3.0が、Web 2.0が抱えている問題やリスクを、解消すると考えられているのです。


Web3.0が注目される理由

Web 3.0が注目されるのは、先ほどもお伝えしたように、Web 2.0の抱える問題を解決できると考えられるからです。

Web 3.0は、Web2.0の中央集権型のサービスを、分散型(非中央集権型)に変えることが可能になります。

では、中央集権型から分散型(非中央集権型)になることで、私たちはどんなメリットを得られるのか、それを見ていきましょう。


Web3.0のメリット

それではここからは、web3.0のメリットについて、詳しく見ていきましょう。

主なものを4つ、解説していきます。

1.プライバシー保護の強化(セキュリティレベルの向上)

私たちは普段、あまり自覚してはいませんが、様々な個人情報を企業に渡しています。

そのほとんどは無料で利用できるものですが、サイトでユーザー登録をしたり、Cookieで行動履歴などを見張られています。

インターネットで何かを閲覧したり購入した後、その情報に関連する広告が多く表示されますが、これはCookieによる行動履歴が見張られているからです。

一方Web 3.0のブロックチェーンテクノロジーを使ったサービスでは、IDやパスワードを登録する必要はありません。

ユーザーがそれぞれウォレットアドレスを持ち、その都度ウォレットのIDでログインする仕組みになるからです。

個人の匿名性は担保され、個人データがネット上に置かれなくなるので、個人情報の漏えいという事態が起きなくなります。

Web 3.0ではこのように、自分のデータを自らが管理することができるようになるのです。

2.企業だけでなく国の規制や制限さえもなくなる

続いてのWeb 3.0のメリットは、個人間の送金が可能になる点です。

現在は銀行などの金融機関を介してのみ、お金の貸し借りや送金が可能です。

仲介の金融機関に個人情報を登録して、少なくない手数料を取られることになります。

Web 3.0が普及すると、銀行口座を持たない人にも送金が可能になります。

ウォレットアドレスさえ持っていれば、世界中どこにいる人でも瞬時に送金できるのです。

そしてもう一つのメリットとして、国の規制や制限に左右されなくなる点があります。

現在日本では誰もが自由にインターネットを使うことができます。

ですが一部の地域や国では、自由に使えないところも存在します。

例えば中国には、グレート・ファイアウォールと呼ばれる検疫システムが存在します。

中国政府によってGoogleやTwitter、YouTubeなどのサイトへのアクセスが制限されているのです。

しかし Web 3.0になればそうした制限は機能しません。

誰もが自由にブロックチェーンに参加することができますので、国の制限を受けることなく、自分が希望するサービスを受けることができるようになるのです。

3.個人が中心の経済圏の活性化

現在のWeb 2.0では、個人情報や行動履歴を企業に渡していると、先ほどお伝えしました。

Web 3.0になると、個人情報や行動履歴のデータを、自己管理することができます。

サイトや SNS を閲覧している時、自分が興味のある広告ばかりが表示されたり、見たサイトに関連する広告が、続けて表示されたりすることがあります。

便利な機能ではあるのですが、わずらわしいと感じる人も少なくないと思います。

Google で無料で何かを検索する代わりに、私たちは検索履歴や行動履歴をグーグルに渡していることになります。

巨大企業が個人情報を独占している一例になります。

Web 3.0では利用者自らがデータを管理し、保有することになります。

ですので、広告を表示させずにサービスを利用したり、逆に広告を表示させることで対価として報酬を受け取ることが可能になります。

それ以外にも、「クリエイターエコノミー」と呼ばれる経済活動が活発になると言われています。

これは、インフルエンサーやクリエイターがファンから直接お金を稼ぐことができる仕組みです。

こうした個人を中心とした経済活動の活性化が、 Web 3.0では起こると言われているのです。

4.DeFi(分散型金融サービス)などの直接取引が可能になる

DeFi(ディファイ)というキーワードを見たり、聴いたことはありませんか。

DeFiとは、ブロックチェーンテクノロジーを応用した金融仲介サービスのことです。

仲買人、取引所、銀行といった中央集権的な金融仲介者に頼らず、ブロックチェーン上のスマート・コントラクトを利用した、個人の資産運用のサービスと言った方が分かりやすいかもしれません。

多くの金融商品は、銀行のような金融機関でしかサービスが受けられませんでした。

ですが、DeFiは金融機関のような中央集権の企業がなくても、安全で信頼性の高い金融サービスを受けることができます。

このDeFiの最大のメリットは、企業や仲介者に支払っていた手数料が無くなることに有ります。

手数料が完全に無くなるわけでは有りませんが、 今までよりも安く利用できるのは間違いありません。

また今の日本では、仮想通貨の取引は国内の取引所を利用することが一般的です。

仮想通貨取引所は、中央集権的な仕組みになっているので、手数料も高く、入出金に時間がかかってしまいます。

何より仮想通貨のデータがハッキングされ、盗まれるのは取引所に預けられた仮想通貨です。

個人間で盗まれたという事はまずありません。

ですが、DeFiならば入出金に時間がかかることも避けられる上に、手数料も安くすみ、その上盗まれる危険性もありません。

このように、Web 3.0が一般に普及すると、ウォレット一つで口座をいつでも開設が可能で、海外の金融商品に投資することも可能になるのです。


Web3.0のデメリット

Web 3.0は、Web 2.0の問題のほとんどを解決することができますが、 リスクが存在しないわけではありません。

ここでは Web 3.0のリスクや注意点を解説します。


1.トラブルの対処は自己責任

Web 3.0では、データの流出や送信のミスなどトラブルが発生しても、それを助けてくれるところはありません。

全て個人で対処する必要があります。

セキュリティ性を確保したデータの管理方法や、トラブル時の対処方法を把握していないと、 Web 3.0を使いこなすのは難しいといえます。

現在主流の Web 2.0では、 運営側のサポートがありますが、 Web 3.0では中央集権型のサービスを受けることはできません。

ID やパスワードが不要にはなりますが、個人でデータを管理する必要があり、 救済してくれるところはありません。

2.一般化するには時間がかかる

現時点で Web 3.0に必要な法整備はほとんど進んでいない状況です。

Web 3.0が一般社会に普及するまでにはまだまだ時間が掛かる可能性が高いといえます。

日本国内の民間企業でも Web 3.0を盛り上げようとする動きはあるのですが、まだ始まったばかりでこれから社会が Web 3.0をどのように活用していくのか。

またそれによりどう変わっていくのか、今後の動向から目が離せません。

ただこのように、一般に普及しづらいテクノロジーであるWeb 3.0ですが、 将来において必ずWeb 3.0の時代が来るのは間違いありません。

今からWeb 3.0の知識を身につけ、主流になった時にはもう使いこなせるようになっていれば、一歩先に出ることができます。

今後もWeb3.0の詳しい情報をお伝えしていきますので、その情報を見逃さないことをお勧めします。


Web3.0を使ったサービス

注目を集めている Web 3.0ですが、その技術は既に様々な分野で導入されています。

ここではそのいくつかをご紹介しましょう。

1.DiFi

DeFiは先ほどもご紹介しましたので、ここでは簡単にお伝えしますが、DeFiはWeb3.0を支えるブロックチェーンテクノロジーを採用した、金融サービスです。

DeFiとは「Decentralized Finance」の略称で、日本語訳は『分散型金融』となります。

仲買人、取引所、銀行といった中央集権的な金融仲介者に頼らず、ブロックチェーン上のスマート・コントラクトを利用した、個人の資産運用のサービスが、DeFiになります。

2.メタバース

同じく、Web3.0テクノロジーの代表格と言えるのが『メタバース』です。

メタバースとは、インターネット上に構築された仮想空間のことを指します。

この仮想空間『メタバース』では、自分のアバターを作って、実際に行動する事が出来ます。

FacebookがMetaと名前を変えましたが、これもこの『メタバース』に由来すると言われています。

現在様々な企業が、この『メタバース』を活用し始めています。

特に多いのが、HR(Human Resource)系の人材紹介サービスです。

新卒の就活生向けの求人情報提供サービスや、キャリア面談などが活発に行われています。

中には、アバターを活用した、オンライン面談を実施するところもあるほどで、各ユーザーは自分のアバターに個性を持たせたいと思っているので、従来の面接では伝わりにくかった『相手の人柄』が逆に良く伝わるようになったという事例もあり、多くの注目を集めています。

3.NFT

もう一つWeb3.0で話題になっているのが『NFT』です。

『NFT』とは「Non Fungible Token」の略称で、日本語訳は「非代替性トークン」です。

この「非代替性トークン」とは、替えが効かないトークン(代用貨幣)という意味になります。

例えば、書籍や音楽CDなどの著作権があるデジタル製品ですが、複製や改ざんなどのリスクをはらんでいます。

特に書籍は、ブックオフなどの古書店に販売される際、著作権を持っている作者に利益が入る事はありません。

ですが、そうした著作権のあるデジタル製品をNFT化しておくと、転売された時に発生するオプションで、作者側に利益を発生させる事が可能になるのです。

これはゲームなどにも適応されるので、今後は様々な分野で活用される事が見込まれています。

NFTゲームアプリとしては「My Crypto Heroes」が有名です。

4.Brave

Braveは、Web3.0時代の検索プラットフォームになります。

また逆にBraveは、個人データを収集する広告をブロックしたり、逆に広告を表示させる事で、報酬が支払ってもらえるように設定する事も可能です。

Braveはデフォルトでは広告表示をカットするので、非常に快適に且つスピーディーに、インターネットを使えるようになります。


Web3.0の今後の動向に注目

次世代インターネットの新しい形であるWeb3.0は、このように新しいサービスがすでに始まりつつあります。

特に、その成長性や経済規模の拡大は、今後も注目される事でしょう。

日本でも、このWeb3.0を積極的に取り入れようとしている企業もありますが、日本はまだまだITリテラシーが低いので、乗り越えなければならない問題が多いのも事実です。

中でも、仮想通貨やトークン(非代替貨幣)に対する税制度は、Web3.0に対する最大の問題点だと言われています。

仮想通貨やトークンが、まだキャッシュ化されていない時点で、時価総額で課税されてしまう制度には、大きな問題が存在しています。

こうした問題はあるものの、Web3.0はこれからも注目される事は間違いありません。

また、Web3.0銘柄で最も可能性を秘めている仮想通貨が、
サーチプロトコルと言われています。

Web3.0時代のインターネットに革命を起こすプラットフォームであり、
そのプラットフォーム内では自分の作ったサイトをトークンによって売買することができます。

サーチプロトコルで用いられるSACトークンがプレセール開始となり、
参加しておけば1年後にはまとまった利益が得られることが期待できますので、今投資するのであればかなりオススメです。


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