ろ材ってなあ~に?
いきなりですが・・・・
ろ材ってなあ~に?
ちょっと 考えてみました
バクテリアが定着する・・・・バクテリアのお家のようなものでしょうか。
この バクテリアのお家が沢山あることで 安心して 沢山のバクテリアが活躍し
水槽内の 有害な アンモニア・亜硝酸 ・硝酸塩を クリーンにしてくれているのです。
お魚さん達が生きる➡ という事は
バクテリアたちが 沢山いる ➡という事は
沢山のろ材がある➡
という事でしょうか?
ただ、
沢山のろ材がある =イコール= バクテリアたちが 沢山いる
とは 一概に言えないケースもあります・
沢山のろ材がある のに バクテリアたちはどこいった・・・水質がいまいち・?
これは どういう事でしょうか?
今回は、この点について
考えていきましょう。
好気性バクテリアは
付着生活をしている(多少は遊泳していますが)ので、表面積が広いタイプが有利です
つまり
ろ材の表面が つるつる より ざらざら が良く
ろ材のサイズか大きいより 細かいほうが 有利という事になります。
ほら 下記の写真でも お判りでしょう
細かい ろ材ですと リングの 穴にも ろ材がはいり ます。
ということは、リングの 穴の中にも 新しい表面積が 見出せる という事になります
また リングを 細かく スライスしていきましょう。
一回スライスするだけで 2面 表面積が増える事がわかります。
15回スライスするとどうでしょう
30面 面積が増えました
こここで 押さえておきましょう。
何回スライスしても どれくらい 表面が増えたとしても・・・・
スライスする前と スライスした後で 重さは 変わらない という事です。
もうお分かりですよね
同じ 1kgのろ材が 細かくなることで 圧倒的に バクテリアの住む表面積が増えるのです。
そこで 弊店では、オリジナル混合ろ材 を 使用しています。
上記のような理想を 目標に 弊店で作り上げました。
最強の好気性バクテリアに適してる ろ材ではないかと 推してます。
余りの細かさに、お客様の中には
「これ 目詰まりしませんか?」
と よく聞かれますが・・・
弊店の混合ろ材は 異種の素材が混合されている為、心配される程、目詰まりしません。
でも まぁ こう考えてみてください
目詰まらない ろ材って・・・どういう事でしょう?
もし そういう ろ材が あれば・・・ それ 汚れが詰まらない ろ材?
ってことですよね? てことは、本来 たまる汚れ 。
その 汚れは どこへ 行ってるのでしょう?
水槽へ 戻っている?
ろ過していない?
濾過槽の役割を果たしていない?
という事でしょうか
以前にも このブログで書きましたが
ろ過は 物理ろ過 と 生物ろ過 の両方の側面があります。
物理ろ過とは 目で見えるくらいの汚れを ろ材に 引っ掛けて ろ材に詰まらせて 水をきれいにする ろ過です
生物ろ過とは アンモニアや 亜硝酸など 水に溶けてしまった 小さな物質を 微生物 バクテリアによって 分解して 水をきれいにする ろ過です。
先ほどの
「この ろ材は ほとんど目詰まりません」
と唱っているろ材は
「この ろ材は ほとんど 物理ろ過しません」
と言ってることと同じです
また それ(目詰まらない)くらい 粗いという事は 表面積も 少ない という事ですね
物理濾過が弱い ろ材を使用している方は
それを 補うために マット類を大量に使ってる傾向が有ります。
マット類を大量に使うと 本来 水流でおきる ばしゃ ばしゃ・・・・
川でいうと 滝つぼの ばしゃ ばしゃ がなくなります。
この ばしゃ ばしゃが 水中に酸素を補充しています。
この ばしゃ ばしゃ があることで
溶存酸素量が増え
溶存酸素量が増えることで バクテリアたちの数も増えます
バクテリアたちの数が増えれば ろ過能力も上がる ということです
このことから
マット類を使えば 使うほど かえって 酸素が減り
ろ過能力が下がってしまう という 現実が 見えてきます。
これが 先ほどの なぜ
沢山のろ材がある のに バクテリアたちはどこいった・・・・?
の答えです。
ろ材が沢山あっても 酸素が 沢山なければ バクテリアは増えません。
マットは少な目にしましょう。
また 水が落ちてくる 全部を マットで受けたいと 思う気持ちはわかりますが・・・
水が落ちてくる 一部は わざと マットをよけ 直接 水に落としましょう。
下記の写真 シャワーパイプより マットが短めですね
これだけで 結構変わるものです。
ろ過槽の水の流れを 再度 チェックしてみてください。
そうするとお 元気な バクテリアたちと 「やぁ」 と目が合い 挨拶できるくらいになる・・・・
かも しれません(笑)?
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