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シータゼニス取説

どうも0円ことたなです。
今回なんかやたら勝てるシータゼニスの取説を書かせていただきます。

まずはサンプルリストから

このデッキの大まかな流れを説明すると、「この私のために華を咲かすのだ!」で加速、または「いいダシがとれそうだ」で手札入れ替え、呪華のサトリ カナザーで手札補充等をしながら裏向きマナを作り、シャングリラクリスタルで裏向き2ブースト、またはシャッフでの妨害を絡めながら最終的に「使命」の頂天 グレイテスト•グレートによるフィニッシュを狙います。

採用カード

「この私のために華を咲かすのだ!」

裏向き2コスブースト。最強の初動です。2t目に撃てば次のt最速3tシャッフが間に合う他、3t目にシャングリラクリスタルを撃ち、最速4tグレートフィニッシュも狙えます。また、このカード中盤、終盤に引いても強くて、2コスでアンタップ裏向きマナを生成できるので、裏向きを生成、突然グレート発射という動きもでき、トリガーから引けば次の返しのtグレート発射等、グレート着地tを早めてくれる為、このカードが呪文であるデメリットを差し引いても採用する価値があると判断し採用しました。
※以降名称が面倒なので「この華」と呼称します。

戦攻のシダン アカダシ/「いいダシがとれそうだ」

上が1コストのブロッカー、下が裏向きマナを作れるエマタイです。下面が裏向きを最速2tで作り、次のtの最速シャングリラクリスタルに繋いで最速グレートを狙える点、上面はマジック対面に置いてブロッカーとしてカクメイジンのブロックを防ぎ、相手の氷柱と炎弧の決断のドロー枚数を減らしてブロック不可にさせるか判断を迫れるという点で優秀です。このカードも「この華」と同じく後半でも強く、グレートを探しながら裏向きマナを作れるので突然のグレート着地が狙えます。
※以降名称が面倒なのでアカダシと呼称します。

呪華のサトリ カナザー

裏向きを作れる最大3枚ドロー手札補充カードという側面と、水晶武装2により、自分の1tにできる動きの手数を増やせる、グレートからの捲りの当たり枠になるという側面があるカード。
上記2種の2コス初動の次点で強い3コス初動です。このカードを出した次のtからシャングリラクリスタル等の裏向きマナ生成カードで水晶武装2を達成しながら、攻撃時にシャッフ等を出して、「仮に事故ってもただで終わらない」tを作る役割も持っています。
また、フィニッシュの際はグレートから出すと、SAが付与されるため、カナザーからカナザーを出す連鎖ができ、締めに後述するシャッフやスカラベオ、ワスプメリサ、鬼丸等を状況に応じて出す事ができる、非常に捨てるところの少ないため採用しました。

シャングリラ•クリスタル

受札兼上振れ加速カードです。
これを3t目に撃てば最速グレートに繋がり、盾から捲れば感動するカードです。アカダシやカナザー、アンノウン等でマナを裏向きにする際はこのカードを優先的に裏向きにしてください。4確です。
※以降名称が面倒なのでシャンクリと呼称します

偽りの名 システイス

このデッキの防御の要であり、捲りの小当たりでもあります。
当初は採用に悩みましたが、種族にアンノウンを持つ為カナザーで回収できること、マジックに攻撃不可が刺さる事、一度に3面止めれることから採用に至りました。このデッキは元々防御札が少ない為致し方なく4採用です。

奇天烈 シャッフ

神カード。このデッキの第二の主役。
今の環境が呪文、ブロッカー環境でもある事、ゼニス系統のデッキにおいて呪文を封殺できる最適なカードがたまたまこのカードであったことから採用候補となり、使えば使うほど強さが実感できること、グレートから出た場合、SAが付与される為、出た時と攻撃時に2回宣言できることから漢の4採用とさせていただきました。

偽りの名 スカラベオ

出た時に裏向きを作り、自前で水晶武装4達成、水晶武装4達成後は「自軍が全てバトル以外で離れなくなる」と、オニカマスのようなメタカードを貫通してグレートから踏み倒せるようになります。バトル以外で離れない、即ち基本的に今の環境においてはブロッカー以外で離れることは無く、これをシャッフでケア可能という事で非常相性が良く、仮にグレートから捲れたのがこのカードのみであった場合、ゼニスとアンノウンのコストを3軽減できる為、次のt他の生き物を出しながら2体目のグレート再抽選が行えるという点、貴重な赤マナ要因という点で4採用に至りました。

偽りの名 ワスプメリサ

水晶武装4で相手クリーチャーの「出た時」で始まる効果を全て無視することができる。この「出た時」で始まる効果というのはドルファディロムの「出た時またはEXシールドが離れた時」の効果や、「出た時または攻撃する時」のような物も封じることができるので注意。

また、自軍の他のアンノウンとゼニスのパワーを+4000しMFを与えると言う効果もあるので、後述する鬼丸と相性が良かったり、グレートから出た場合、グレートを含めグレートで出た生き物全てがMFになりパワーが上がるので面取り合戦に強くなる。
このデッキは元々緑を多めに採用したいが増やしすぎると枠が無くなるという事で取り敢えずの3枚採用。

偽りの希望 鬼丸「終斗」

相手のマナに多色があれば3コストで出てくるSA2打点。出た時に相手の生き物とバトルでき、自分のt中はパワーが4000上がり10000となるため、殆どの生き物を除去できる。SA2打点ということもあって、シャッフと合わせてグレート無しで殴りに行くというプランもあるので覚えておくこと。また、「自分のクリーチャーがバトルに勝った時ドローできる」という効果もあるのでワスプメリサと相性が良く、ワスプメリサでパワーを上げてMF化、登場時と自軍のMFで面処理と大量ドローを狙いに行くことができる。
相手が多色を置かないデッキの場合腐りやすく、スカラベオと比べるとグレートから捲れてもあまり嬉しく無いので様子見の3枚採用。

流星のガイアッシュ•カイザー

革命チェンジにメクレイド、仕舞いにはASMで、アカシックと、何かと踏み倒す事が多い昨今。相手に踏み倒された場合に反応して出てきて2枚ドローでグレートを引っ張り返しのt、裏向きマナが2枚と赤マナ1枚の計7コストでグレートを出せるという事で採用。一応オマケで追加打点の足止めも可能。枚数に関しては、裏向きマナを作るデッキの都合上、手札に多色が来すぎると使いづらくなってしまう為、1番ガイアッシュがポテンシャルを発揮しやすい2枚の採用に抑えた。

「使命」の頂天 グレイテスト・グレート

このデッキにおけるフィニッシャー。水晶ソウル3を持っており、水晶マナ3枚と赤マナ含めた2マナの計5マナで出す事が可能です。(軽減が入ると4マナ、3マナ、挙げ句の果てには2マナで登場する事さえある)
自軍全てにSAを付与するという事で最近は見かけませんが、その子供、可憐につきを貫通します。
召喚によって出た時のため、ワスプメリサの他にもギャイアの効果も貫通します。(尚その後に捲れたものは効果不発or出せない模様)
注意したいのは召喚時捲ったハズレは手札に加える点。これで2枚目以降のグレートが捲れた場合2発目を次のt出す事ができます。(それと見るなので手札に加える時は見せなくて良い)
このデッキのエースであり、引けないと困る(言うほど困らない)カードである為、当然の4採用にしました。
※以降名称が面倒なのでグレグレと呼称します。

このデッキのルート

このデッキの大まかなルート書こうと思ったんですけどルート分岐多くて面倒なので「今は」書きません。後でやる気が出たら書きます。

各対面ごとの立ち回り

赤青マジック:
アカダシ立てながらシャッフ投げてグレートまでの時間稼ぎ、この時グレ引けない場合もあるから鬼丸でビートするプランも考えておく。また、相手の革命チェンジからガイアッシュ出して、カウンターでグレート投げて勝負を決める事もよくあります。ここで宣言する数字は3。理由は相手のコンボパーツ呪文が悉く3であり、防御トリガーも3で止まるからです。

フィオナ:
マジックのアカダシを出さないverの動き。アカダシ出さなくて言い分リソース管理しやすいためかなり勝率は良い。宣言する数字はマナが溜まり切るまではずっと3。理由としてはゼキアループにおいて、山札を掘り進める役の男爵や宝剣を封じれるだけでなく、アカシック出された後の「取り敢えずマナ加速して打点を増やそう」という相手のプランさえ封じる事ができるためである。万が一マナ加速を許してしまった場合はこれ以上ループされないように6を宣言し続ける。

黒緑アビス:
最速シャングリラグレートが狙いやすいがカナザーが優先される場面が多い。しかし、相手絶対ジャガイスト捲れる訳ではないので意外と最速グレート回答でシャッフメリサで勝つこともある。また、相手の革命チェンジやメクレイドからガイアッシュ出して、カウンターでグレート投げて勝負を決める事もよくあります。
シャッフで宣言する数字は4。フィニッシュ時は5>4の優先順位で宣言します。理由としては力が欲しいか?による上振れ防止、マーダンロウの攻撃封じ、最近流行りの防御札、秩序の意志を封じれるからです。5に関してはブロッカー封じのためですね。

黒単アビス:
邪侵入等々黒緑に比べて呪文が多いのでシャッフが刺さりやすい。また、墓地を貯めて邪神を出すという、相手も準備が必要なデッキなのでリソース管理をしっかりすれば勝率はかなり上がる。(※黒緑も黒単も僕のアビスだと五分以上までいけますが殆どの人がエアプアビスなので実際はかなり勝てるはずです。) また、相手の邪侵入からガイアッシュ出して、カウンターでグレート投げて勝負を決める事もよくあります。
シャッフで宣言する数字はフィニッシュ前は3、フィニッシュの時に限り、4>5の優先順位で宣言してください。理由としては前半は邪侵入からの邪神着地、リーサルtを早められ、コントロールされるのを防ぐため。フィニッシュ時は邪神のブロック不可、秩序の意志の封殺。5に関してはバリスパークのケアです。

アナジャ:
シャッフ出せば、先行でアサマデが止まり、聖域止めるとクラジャが出なくなるのでリーサルtをずらす事ができます。ハンデスが無いデッキなのでとにかくマナ加速しまくって、鬼丸出してボンキゴ取ってからグレート発射しましょう。また、相手のアサマデからガイアッシュ出して、カウンターでグレート投げて勝負を決める事もよくあります。
宣言する数字は相手が展開する前は4、7マナ到達圏が見えてきたら3、フィニッシュ時は4です。

青黒COMP:
カモです。ゆっくり裏向きためてグレート発射でわからせましょう。
シャッフの宣言は前半は1、フィニッシュ時は7>4>1です。理由はアリス下面からのコブラ上振れケア、4は同期下面ケアです。この対面はフィニッシュ時はスカラベオとワスプメリサを必ず立てましょう。

天門:
カモ
宣言する数字は加速前は3、相手が次から5マナ圏内が見えたら5>6の優先順位で止め、相手の門をケアします。フィニッシュ時は6です。

赤白カウンター:
カモ
加速前は3、5マナ圏が見えたら5、フィニッシュ時はブロッカーの状況で決めるため温存。絶対にワスプメリサを出して殴る事。

4邪:
カモ
宣言する数字は前半は3、後半は6。ワスプメリサを立てれば本当になにもできなくなります。

ガイア覇道:
カモ
宣言する数字はドラサイケアで5です。

ティガウォック:
カモ
宣言する数字は序盤はドギラディス勝のチェンジからのオラトリオ防止のため6。フィニッシュ時はSSSとテック団警戒とティガウォックブロック不可で7>6で宣言する。

ラッカゾージア:
正直かなりキツい。と思ってたんですけど意外といけました。ガン有利と行きませんが五分以上は見込めます。理由としてはシャッフの5宣言がとにかく刺さることと、相手は多色デッキなせいで鬼丸によるビートダウンが強い事。何よりワスプメリサで蓋をしてしまえばゾージアも痛くないので、かなりいけます。しかし早期着地のゾージアはあまりにもこのデッキのメタのせいで非常にしんどいです。やはり最速グレートかシャッフでの妨害をしましょう。
宣言する数字は加速前は3、それ以降は5を宣言して、ゾージアプランのみを残す。フィニッシュ時はSSSケアも兼ねて、5を宣言してから7を宣言する。相手のゾージアが枯れたら、一気にグレートで詰めるか、ワスプメリサかスカラベオで蓋をする。

ブレスラチェイン:
カモ
シャッフで妨害または最速グレート発射、ワスプかシャッフが立ったら勝ちです。
宣言する数字は加速前は3、それ以降は5、フィニッシュ時は必ず青黒を可能であれば除去した上で5>6の優先順位で宣言します。
理由としてはネバーやディスタスゲートケアのためです。

アナカラーdoom:
カモ
速度的に余裕で間に合います。ボンキゴを鬼丸で除去してグレート発射、ワスプ立てたら勝ちです。が、念の為シャッフ立てておくと安心です。
宣言する数字は7>4殆どフィニッシュでしか使いません。

赤緑アポロ:
無理対面だったはずがアポロ殿堂によりデッキが崩壊したので今回は無しとさせていただきます。

青魔導具:
新世壊あるにつき不利対面。しかし、ゼニスザーク殿堂の影響によりデッキパワーが下がった事と、現状不利対面が多い事から母数は少ないと考えられます。プレイのコツとしては基本は最速グレート着地を狙いますが、それが不可能と考えられる場合は先にスカラベオの着地を狙います。スカラベオの水晶武装を達成した上で場に残しておくと、バトル以外で離れないスカラベオの軽減効果により、相手のマナに多色が無くても鬼丸のコストを3にでき、グレートのコストも下がるため、トップからの解決力が格段に上昇します。
一応宣言する数字は2>4の優先順位。

赤単我我我
不利。ガン不利とまではいかないものの、対抗手段が少ない。一応対面のコツとしてはアカダシの上面を並べて、展開された打点を鬼丸で処理することだが、それでも相手がジリ貧になるとはほぼ無いので盾からGSやシステイスが絡まないと受けきるのは難しいだろう。

青黒魔導具:
ゼニスザークと神の試練の殿堂により恐らくデッキがリペア困難と見做し今回は無しとさせていただきます。

ラッカゴスペル
五分。微有利対面でもあります。概ねジャンケンと言っていいですが、こちらには2コスブスート3tシャッフがあるので意外と勝てます。とにかくシャッフ最強。宣言する数字は相手が4マナ時は1それ以降は相手のフィニッシュカードの様子を見て判断してください。

採用候補たち

以下は採用候補となって元々入ってたもの、入れたらどうなんだろ〜と気なってるものです。

「戦鬼」の頂天 ベートーベン

元々ガイアッシュの枠でした。足止め兼フィニッシャー要因として。ただ捲りが弱くなるのと引けても出しにくい問題から解雇。

切札勝太&カツキングー熱血の物語ー

防御札候補。元々入れようとしたけど多色キツすぎる問題と革命2でないと発動しない点、このデッキが革命チェンジと相性が悪い点から断念。

ボン•キゴマイム

対アポロ札。でもコイツ自身グレートから捲れてもそんな強くないのとシャッフが強すぎるので断念。

終末の時計 ザ•クロック

対アポロ札。でもこれでt帰ってきてもガイアッシュ無いとグレート出せないこと、色々要求値高くてアポロ返せない事から断念。

終止の時計 ザ•ミュート

考えたけど、受け札としてシステイスの方が強すぎて断念。

芸魔王将 カクメイジン

もはやネタ枠。グレートから出せることに感動したが呪文デッキでないことと革命チェンジと相性悪いことから断念。

単騎連射 マグナム

最後まで候補に残ったが、デッキの色が赤より緑を優先したい点、別にワスプメリサで同じ事ができる上に仕事量が違う点、VT越えれない点から不採用にした。お試しで入れてもいいかも。

同期の妖精/ド浮きの動悸

今でも最有力候補の一つ。上はGSケア、下は防御札と、かなり強い。だがこのデッキは過剰打点で押し切るデッキなので「いらないかな〜」と思い不採用。もしかしたら採用する日が来るかも。

ボルバルザークエクス

まさかの殿堂解除枠。このカードが2枚以上使えるようになったために、グレートの出力向上とサブプランの可能性が浮上しました。グレートの出力に関してはグレートから捲れた場合、仮にグレートが不発になった場合でも他のアクション、またはグレート2体目の射出が可能であったり、あらかじめ出しておく事で打点が増えたりと言うメリットがあります。また、エクスを出してから鬼丸やシャッフを展開すると言う動きもできたので、グレートが引けなかった場合のプランの打点増加、取れる行動の幅が広がるので、現状のリストから枠をこじ開けての採用を検討したいですね。枚数は2枚が限度と考えられます。

まとめ

以上、シータゼニスの取説でした。なんというかこのデッキ、同速で理不尽ムーブかますデッキが五分か微不利でその他受けデッキや自分より遅いデッキに対しては一方的に強いと感じました。
そしてなによりこのデッキはまだこれで第一段階。まだ進化を残している可能性だらけのデッキの卵です。これを共有した皆さんにこのデッキの可能性を開拓していただけると、製作者としては嬉しい限りです。ここまで読んでいただきありがとうございました。

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