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リストラーズ「ワインレッドの心」 大人の領分は危険地帯

リストラーズの久しぶりの新曲が公開されました。大人の危険な雰囲気にあふれた曲です。
リストラーズのことを語りたい、140字では書ききれない、ということを自分用の備忘録もかねて初Note 作成しました。
私は全然トロ火のファンですし、音楽は好きだけど詳しくないのでエエカゲンなところが多々あります。滅多に怒らない人向けの記事です。



【在宅勤務】 ワインレッドの心(安全地帯)アカペラbyリストラーズ

では、まず聴いてみてください。

最初はすんなり聴けてしまうと思いますが、これ全部楽器なしのアカペラですよ。ありえない、または面白い、と思ったらリピートアフターミー。繰り返し聴けば聴くほど凄さが迫ってきます。

【ワインレッドの心 安全地帯】


原曲はこれ。玉置さんはソロ歌唱のためハモリ、コーラスは皆無です。バンドの構成はボーカル、リードギター、リズムギター、ベース、ドラムの5名(玉置さんもGt持ってるコード押さえてるけど割愛。それにしても棹物4本て何)。
関係ないけどツインギターのバンド大好きです。

【前振り】


この「ワインレッドの心」をリストラーズが編曲して、さまざまな旋律が輻輳するアカペラにしています。
パートの基本は
・リードGt 加藤さん
・リズムGt 野村さん
・Ba大西さん
・Dr上村さん
ですね。
これで原曲を聴いてから🐿️版を聴くと各メンバーの声を追いかけやすくなると思います。

歌詞はこれ。


元彼を忘れられない女性にワインをすすめながらあれやこれや言うてる男の人の歌です。大人の世界って危険地帯ですね。
AメローBサビーC間奏 AメローBサビーC間奏ーBサビーC間奏の構成です。

【イントロ〜1番Aメロ、Bメロ(サビ)】

では、リストラーズの「ワインレッドの心」のどこがどう好きか、つらつらあげていきます。

Mixer の大島さん曰く「ベースの太さがすごいことになってるので、いいヘッドホンか大きなスピーカーで聴いてみてもらえると嬉しいです。」とのこと。
大島さんの言葉の通り,出だしの大西さんの「パドゥン」がメチャ分厚い。
そして人の声じゃない音すべては上村さんのボイパ。人を超えている(褒めてます)。
全編通じて重低音のリズムが響き続ける。
草野さんは今回抑えた柔らかい声で揺らめくような歌い方をしている。これでもう歌の世界に引き込まれてしまう。1番はソロ歌唱。
フレームの細いメガネに変えたようで、目の表情がダイレクトに伝わってくる。

【1番間奏(Cメロ)】


1番の後の間奏では加藤さんと野村さんのコーラス。
野村さんは弦楽器のピチカートのようなガラスのような澄んだ声でリズムと音程を刻む。
加藤さんはリードギターパートであるもののギターの音に寄せることなくスキャットのように歌う。
原曲のリードギターは「夜霧の新橋、ギターが咽び泣く」という音色だが、加藤さんの声にはそういう風情は微塵もなく穏やかな優しい声。
はい、全然ブルースギターじゃなくていいんです。実際新橋に夜霧が出るのか知らないし。

【2番Aメロ、Bメロ(サビ)】


そして2番。多彩なハモリの組み合わせと旋律の美しさに圧倒される。(ここを言いたくてnoteを書きました!)
澤田さんリードボーカル。
♩もっと何度も「抱き」あったり→玉置さんを超える玉置節!この色気は危険極まりない。
♩ずっと今夜を揺れあったり→草野さんの上ハモ!
♩ワインを開けたら→野村さんの上ハモ!
♩今以上それ以上愛されるのに→草野さん下ハモ!
♩あの消えそうに燃えそうなワインレッドの→草野さん下ハモで真剣な眼差しが透き通った瞳。
ちなみに、澤田さんの「あの消えそうに(息継ぎ)」が必聴!!

【2番間奏(Cメロ)】


間奏の切なく美しいメロディ
…ちょっと!夜なのにサングラスの人がいるよ!
…しーっ🤫どこかの組長と若頭じゃないの?
…警視庁七曲署のコーラス部らしいよ

【3番Bメロ(サビ)】


♩今以上それ以上愛されるまで→サングラスに意識を奪われずに歌に集中しましょう
🎵あの消えそうに燃えそうな→草野さん、澤田さん、野村さん、加藤さんの4人のハモリ‼️
ここ!!何と美しい&ゴージャス&あまりに刹那的な2小節だけ…もっと聞きたいコーラス〜〜〜 
そしてどうしても表情豊かな野村さんから目が離せなくなります。

【3番間奏(Cメロ)】


上村さんと大西さんのトン、タタントンが響く
(夜景に浮かぶドヤ顔サングラス…眼が怖いです…)

野村さん トゥトゥトゥトゥッ トゥ トゥ  トゥトゥトゥトゥッ トゥ トゥ
(澤田さん、草野さんも?)
加藤さん ドゥ-ドゥドゥ- ドゥドゥドゥ ル-ドゥドゥルルルドゥ-
大西さん ペドゥン  ペドゥン  ペドゥン  ペドゥン

文字で書いても伝わらないのが残念ですが、この声が追いかけ合うような間奏の破壊力がまたすごい。一人ひとりの声を追っていると魂がどこかに連れていかれます。
全員抑えて歌っているのに、聴く側はレッドゾーン振り切ってます。
大人の色気はすごいけれど決して下品にはならないところがさすがリストラーズ。

【最後に】


そしてエンドタイトルには『間違いだらけの夫選び』。何か変な笑いが止められなくなりました。
編曲があまりにも神がかっているので、どなたが編曲したのか知りたくてなりません。後日カラオケ譜や裏話も公開してくださることを切に願っています。

【おまけ】


※タイトルの画像はバンコク(タイ)の屋上レストラン RedSkyからの夜景です。いつか行ってみたいな、よその国。


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