Cursorにslow requestが実装されてしまった
こんにちは、ニケです。
皆さん、Cursor使っていますでしょうか?
私はもう使い始めてから2ヶ月弱経ちました。
仕事・趣味でプログラミングは毎日しているので、必然的にエディタも毎日触っているわけですが、Cursorの使い勝手の良さにはとても感動しています。
私が普段使っている機能については下記を参考にしてください。
さて、今日はそんなCursorについてちょっと残念なお知らせです…
めっちゃ遅くなりました
悲しいくらい遅くなりました。
まずは下記の画像を見てください。
いつものCursorのチャット欄ですが、おそらく本日(12/19)から以下のような文言が表示されるようになりました。
こちらですが、とりあえず現象だけ説明すると、待機番号が36なのでそれまでリクエストを処理しません、という意味です。
1 Positionは1秒もないので、体感10~20秒くらいですが、それでもかなり遅いです。
ちなみに時間帯によっては全く待機時間がない場合もありますが、混み合ってる時は60とかになるので、普通に30秒くらい待たされるときもあります。
slow request って?
それでこれはなんなのか?というと、Cursorの有料プランに由来します。
Cursorのプランには以下の3種類があります。(今回は左右のFreeとBuisinessプランの話はしません)
Pro版には、下記のような説明がありますね。
つまり、最初のリクエスト500回までは早いfast GPT4が使えて、それ以降はslow GPT4かGPT-3.5を使うことになるようです。
もちろん、私はこのPro版を使用しています。
私はCursorを使い始めてから約10日(12月上旬頃)で500リクエストの上限に達していました。
ただ、この時は何か遅くなったなあ…くらいの感覚で普通に今まで通りCursorを使えていました。
(もしかしたらこの時はただそのように感じただけで、実際にはまだslow requestは実装されてなかったのかも知れません)
ただ、12/19から実装されたであろうこのPosition表記からは明らかに遅くなりました。
待ち時間は先程お伝えした通り、遅い時は30秒くらい待たされることがあります。
もちろん、Cursorは最初からslow requestの存在は明示していましたし、今までがラッキー期間で今日から実装された機能が本来の姿と言われればそれまでなのですが、それでも開発効率が落ちたのは事実です。
もしかして今後スピードが改善することがあれば、slow requestでも許容できるようになる可能性もありますが、あまりにもこの状態が続く場合は改めてエディタ環境を見直す必要があるかも知れません。
対策方法
クリティカルな答えにはならないですが、対応策を考えてみます。
リクエストをケチる
ファイル参照やドキュメント参照など、あまりCursorの恩恵が得られない質問に関しては、ChatGPTを使うのが良いかも知れません。
また、Cursorでは気軽にモデルをGPT-4 ⇔ GPT-3.5に切り替えられるので、うまく使うことでGPT-4のリクエストを減らす事ができます。
超えてしまった時は
ChatGPTとの往復が嫌な人は、費用はかかりますがOpenAI APIキーを使用するのもありです。
ただ、Cursorはファイル参照が売りなので、あまり大量に使用してると利用料がとんでもないことになるので注意が必要です。
ちなみに、課金することでfast requestを復活させることも可能です。
500req/$20なので、とにかく快適にプログラミングしたい方は検討してみても良いかも知れません。
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