【FX】適正ロット計算方法
pipsについて皆さん知っていると思いますが、適正ロットの計算をしっかりしている人は少ないと思います。
証券会社によって1ロットの通貨が異なりますのでまずは自分が使っている証券会社の1ロットの通貨料を確認してください。
今回は僕の使っているXMで解説していきます。
XM(スタンダード口座)の場合だと1ロット=100,000通貨になります。
※国内のFX会社を使用されている方は1ロット=10,000通貨の場合が多いです。
次に適正ロットの計算式をお伝えします。
ドル円・クロス円の場合
※クロス円とはEUR/JPY・GBP/JPYなど決済通貨(右側の通貨)がJPY(円)になっているもの
許容損失÷損切幅(pips数)÷通過変動値=適正ロット になります。
詳しく解説していきます。
許容損失=1回の取引で失っても大丈夫な金額になります。人によって異なりますが一般的には資金の2%が良いとされています。資金が10万円の場合
100,000×0.02=2000 2000円となります。
損切り幅=損切りラインを設定するpips数20pipsの場合は20と当てはめます
通貨変動値=ドル円・クロス円の通貨変動値の部分は“1000“になります。
例)資金10万円の人がXM(スタンダード口座)を使用してドル円で取引を行い、損切ラインを20pipsに設定する場合の適正ロット。
許容損失÷損切幅(pips数)÷通過変動値=適正ロット
2000÷20÷1000=0.1 A 0.1ロット になります。
※1ロット=10,000通貨の証券会社の場合→1ロット
1ロット=10,00通貨の証券会社の場合→10ロット
ドルストレート・ゴールドの場合
※ドルストレートとはEUR/USD・GBP/USDなど決済通貨(右側の通貨)がUSD(ドル)になっているもの
許容損失÷損切り幅÷(ドル円のレート×10)=適正ロット
気をつけるポイント!
ドルストレートの場合決済通貨がドルになっているため円に換算する必要があります。
他の通貨も同じでクロス円以外は決済通貨を円に換算する必要があります。
※EUR/GBPなどの場合→許容損失÷損切り幅÷(ポンド円のレート×10)=適正ロットになります。
レートの確認方法が分からないと言う方はドル円のチャートを開いてここを確認してください↓
例)資金10万円の人がXM(スタンダード口座)を使用してユーロドルで取引を行い、損切ラインを20pipsに設定する場合の適正ロット。
許容損失÷損切り幅÷(ドル円のレート×10)=適正ロット
2000÷20÷1425= 0.07 A 0.07 になります。
FXの世界で生き残るには必要不可欠なスキルになるのでめんどくさがらずチャレンジしてみてください!
僕もめんどくさいし、自分には必要ないと避けてきましたがしっかりリスクを計算できるようになって感情的なトレードをすることはなくなりました。
感情的になって資金を溶かしてしまう人は騙されたと思ってやってみてください。
おまけ
どーしても計算が苦手で計算できない人は
ロット計算アプリなどあるのでぜひ活用してみてください!
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