同伴は投資らしい

 キャバクラにおける同伴というシステムは、客がキャバ嬢と、お店(キャバクラ)の外でデートをして、そのあと一緒にお店へ行くというものである。

 先日、キャバ嬢系VTuberの配信を見ていたときに、「同伴は投資」という話題が上がった。

 キャバクラ/キャバ嬢の側からすると、お店でお金を使ってもらってなんぼの商売なので、同伴は(次に)お店でお金を使ってもらうための投資なのだそうである。

 ところで、この同伴には同伴料金というものが発生するほか、多くの場合、食事代などを客側が支払うのだそうだ。

 それでもキャバ嬢的には「投資」という認識らしいので、これは、かなりトラブルになりやすいシステムだと思う。

「投資」という表現は、リターンがあって然るべきだという認識の表れなのだろう。
 実際、同伴でお客さんに楽しんでもらうことで、お店でたくさんお金を落としてもらうことを期待している。これが投資に対するリターンである。

 では、お店の中での接客時に、キャバ嬢が客に「たくさんお金を落としてもらおう」と思っていないかと言えば、そんなことは無いはずだ。

 そうなってくると、キャバ嬢にとって、店内での接客も「投資」なのだろうか?

 答えはおそらく違う。
 店内における接客は、お金という対価に対するサービスである。

 いっぽうで、店外における同伴という形の接客は、同伴料金や食事代へのサービスではなく、次にお店でお金を使ってもらうための「投資」なのだろう。

 これは(少なくともキャバクラに行ったことがない人間にとっては)驚きである。

 たとえば、いわゆる「パパ活」では、デートそのものに対して対価が支払われる。

 いっぽうでキャバ嬢の感覚では、デートに対して支払われる金銭(同伴料金や食事代)は、同伴中の接客サービスとは釣り合わないと認識していることになる。

 したがって、客の側に「自分と一緒に過ごすことについて、同伴料金や食事代だけでは割に合わないと相手が思っている」という認識が欠如していたら、容易にトラブルへ繋がりそうである。

 こういった「認識の違い」を埋めてくれるキャバ嬢系VTuber(何を隠そう、この人こそ僕の推しです)のチャンネルはこちら。

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