慌ただしい、忙しい生活は人間らしさから遠ざかる

普段は添加物など避けていますが
心の底からの感謝とともにいただいたら
超越するんじゃないかしら、なんてことを考えていました

5日間の絶食のあと
重湯と具なしのお味噌汁が
目の前に配膳された時、
両手を合わせて
しみじみと「いただきます」って
ゆっくり言ってました。

重湯を一口いただいたら
温かさとか
とろみ具合とか
甘さや少しのしょっぱさや
ホッとゆるむ感覚など
たくさんのことを
わたしに伝えながら
降りていきました。


じわぁっとしみ込みました。

心の底からの感謝は
バタバタした感じでは
湧き起こらず、
ゆっくりしたリズムじゃないと
感じきることはできない、と
思いました。


慌ただしい日々、
忙しく仕事をこなす日々、
こういう過ごし方は
ものごとを真っ当に見たり
感じたりできないから
自分自身にも
エサみたいなご飯の食べ方を
させることができたり、
しんどい、辛い、苦しいって
伝えようとしなかったりが
できるんだな。

「慌」心が荒れる
「忙」心を亡くす
漢字って上手いことできてるなぁ


心と身体が悲鳴をあげてるのに
無視してしまった今回のことを
繰り返さないために
私は、
生活リズムのピッチを今までより
ゆっくりにしなくちゃいけない。

生活があるから忙しいを
我慢するのは
本末転倒だって
身体が、文字通り
身体を張って
教え続けていたような氣がします。

わたしには夢があって
傷ついた心をおむすびや
手作りのお料理で
そっと支えた
佐藤初女さんの
「森のイスキア」のような
場所を作りたいのです。
夢を叶えるためには
お金が要るから
頑張らなきゃって思ってたけど
頑張るが違う方向のように 
思えてきました。

60歳を前に
仕切り直しが必要だよって
伝えてくれてるように
感じて仕方ないです。


大阪府高槻市には、
佐藤初女さんからイスキアの
看板を渡された
牧田成子さんの
「夢を叶えるイスキア」があります。
毎月6日にはおむすびの会が
開かれています。
鬱でしんどかった時に
牧田さんのお料理を
お弁当に詰めてもらって
家で泣きながら食べたことがあります。
あの日、久しぶりによく寝たことを
覚えています。

わたしが食事をおろそかにしたら
なんもならんですね。

これからの生き方について
じっくりみる時間をもらって
ありがたいことです。

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