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自分のことが好きになれないあなたへ

わたしは自分のことが嫌いで
鏡を見るのも嫌でした。
鏡をじっと見ないといけないから
化粧もしたくなかったし
試着室も全身が映るから大嫌いでした。

鏡を見ると
ここがダメ、ここは酷い
こんなんじゃアカンと
思うことがしんどくて
見ない方が楽でした。
だからお化粧もできなかったです。

自分の中身に対しても
頭の中を駆け巡るセルフトークで
「あ~やっぱり私ってここがダメだなぁ」とか
「なんであの時、あんなこと言っちゃったんだろう」とか
隙あらば、ずっと自分のアカンところに
氣持ちを向けて責めたてていました。

こういう時は
自分軸で生きていないから
随分、被害者をやっていました。

どうやったら他人からダメ出しされない
自分になれるんだろうってことを
真剣に考えて目指していました。

超絶身近な自分が自分に
ダメ出ししているってことに
全く氣付かず、
人からされないようにしたり、
「わたしは人からダメ出しされる」という
前提を持っているからこそダメ出しされない
自分を目指そうとするわけだけれども
前提が現実化するから、どこまでいっても
やっぱりわたしはダメ出しされちゃうな・・・って
負のスパイラルにドハマっていました。

こんな前提を持っていたら
当然、人生は苦行状態になるわけで
まぁまぁ大きなダメージを幾度も受けて来ました。

苦し紛れにセミナーに行くと
もっと自分を好きにならないと
もっと自分を愛さないと
もっと自分を受け入れないと
ってことは頭では分かるんだけど
でも、どうしたらそれができるのか
分かりませんでした。

こんな苦行な人生は止めたい!!!!!
という氣持ちは強まるばかりで
どうにかしなきゃ・・・と
頭をかきむしっていたら
『止めたいならば、今、何をしているのかを
知らないと止められないんちゃう?』って
声が聴こえた氣がしました。

「ほんま、そうやわ」と思い
わたしは自分の一日を、
まるで第三者のように
俯瞰して思い出してみることにしました。

朝起きた時から自分にダメ出ししていました。
もっと早くに起きたらいいのに
もっと爽やかに起きられたらいいのに
朝から時間を有意義に使ったらいいのに
鏡・・・見たくない
もうね、数限りなく、ようこんだけ
思いつくなぁって呆れるほど
ず~~~っと自分のことをダメ出ししていました。

このように自分にダメ出しをしている自分に
ダメを出すという無限ループにハマっているとき、
ふと絵が浮かんできました。
キリストみたいに、はりつけにした自分に
自分が弓矢を射っているのが見えたんです。
一回ダメ出すごとに一弓矢グサッと・・・
的になってるわたしは矢だらけの血だらけ
もう射るところがないくらい。
うゎっ!!!!
わたし、自分にこんなことしてたんだ・・・
わたしに痛みを与え
生き辛さを与え
生きる力を削ぐようなことをしていたのは
わたしやったんや・・・orz愕然としました。

申し訳なさと涙が込み上げて来て
嗚咽しながら矢を一本一本抜きました。
ごめんね、ごめんなさい、ごめんね
全部、抜き終わった時、
わたしは、はりつけにしていたわたしを
地面におろし寝かせて
もう二度と自分に弓を引かないと
誓いました。
だから、どうか今までのことは
許してください、と謝りました。
「許すよ」って声は聴こえなかったけれど
自分の誠意を、わたしに見せるために
つけてしまった傷を治すことに集中しようと思いました。

今までは、傷ついた人や、困った人を
助けたいって思ってきたけど
(自分の無価値観を人を助けることで
価値あるわたしにしたかったんですね)
ここからは、自分にエネルギーを注ぐと
決め、自分が心地良いと感じることを
最優先にしました。
でも、長年の癖でサッと自分を横において
人の方へ行こうとしちゃうのですが
踏みとどまって、
これは自分をないがしろにした行動ではないのかどうかを
確かめて、自分を最優先にする特訓を始めました。
これが去年の夏、5ヶ月前のことです。

これをやっていたら、
思わぬ副産物をゲットしました。
孤独が怖いものではなくなってきたのです。
独りの時間がかけがえのない大切なものに
変わっていきました。
すると、
どこかへいかなくても
なにかを手に入れなくても
大丈夫なんちゃうかな・・・という
氣持ちが強くなってきて
わたしは、わたしが居たらいけるんじゃない?って
思えてきたのです。

これ、わたしにとっては画期的なことで
いつも心のどこかで
誰か私を幸せにしてくれないかな
誰が私を幸せにしてくれるんやろ
と依存的で
なおかつ、
自分だけでは幸せになれないという
悲しい前提を持っていたわたしが
わたしが居るからいける、大丈夫って
感覚を味わって
なんかね、
すごく安心できるようになったんです。

そしたら、お金の無駄遣いも減ってきて
ずーーっと抱えてきた
お金に対する不安も
あんまり感じてないことに氣づきました。

そんなこんなの日々を過ごしていたら
昨日の記事のように
レッグウォーマー履き忘れても
チッってならずに
うふふのふ~♪になってきたのです。

うふふのふ~♪感覚、めっちゃ大事ですね。
この感覚の時には
「ない」よりも「ある」に意識を向けていますから
自動的に豊かで幸せな方へ進んでいきます。

うふふのふ~♪を味わえるようになった試みの
お話しの続き書きますね。

ではまた🌸


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