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おすすめさだまさしSong(5)「南風に吹かれて」

シリーズ投稿「おすすめさだまさしSong」

第5回は、
「南風に吹かれて」です。

収録アルバム「すろうらいふすとーりー」(2003年)

さだまさしさん51歳の時の作品です。

ㅤㅤ

しかーし!
50過ぎたおっさんが作ったとは思えない、
キラキラと輝く青春時代のような、
ピュアな感性にあふれた爽やかな曲です!




次の「のぞみ」で君は故郷に帰る
南風が君の髪を揺らした
まだ想い出にするには重すぎる恋を
君一人で抱えながら

メロディーは結構明るめで、サウンドも爽やか。
そこに来てこの歌詞です。

かえって切なさが際立ち、若い二人の恋の終わりを美しくドラマチックに仕上げているという印象です。
二人に何があったのかわかりませんが、この歌から伝わってくるのは、お互いのことを思っているからこそ、終わらせなければならない恋だったのではないかということです。


さださんの歌って、聴いていると情景が浮かんでくるものが多いんです。
なので、映画かドラマが作れそうな感じがするというか。
そして、歌の登場人物に何があったかを詳しく語りすぎないところが、聞き手の想像力を掻き立てるんですよね。


何となく、お互いの価値観が違うことに気づきながらも何とか頑張ってみたけど、やっぱりちょっと厳しいかな・・・という結論に達したっぽいんですよね。
それは、2番の歌詞を見るとわかります。


余談ですが、私は夫とは遠距離恋愛でした。
それこそ「次ののぞみで君は故郷に帰る」だったんですけれども、この歌の二人とは決定的な違いがありました。
私の場合は、単純に翌日仕事だから帰らないとね、というだけのことでした(笑)。


結婚したばかりの頃、「旅行したあと同じ家に帰る」ということがとても幸せでした。
懐かしいなぁ。
あ、もちろん、今も外出したあと同じ家に帰れるというのがありがたいと思ってます。


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