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シリーズ投稿「おすすめさだまさしSong」

第8回は、
「予約席」です。

収録アルバム「おもひで泥棒」(1994年)

私が初めて発売日に買ったさださんのアルバムです。
つまり、私がさだファンになってから発売された初めてのアルバム。
他にもいい曲が揃っていますが、まずはこの「予約席」から。



これもまた、若々しい感性がきらめく、爽やかな曲です。
季節の表現がとてもきれいです。



歌い出しではない部分なんですが、


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花の降る午後に 春は暮れてゆく
光咲く夏は海へと帰ってく
人は一体生きてるうちに
いくつの「さよなら」を言えばいいのだろう
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当時大学生だった私は、それほど「別れ」をたくさん経験したわけではありませんでしたが、この頃から何となく、「人生にはいろんな別れがあるんだろうなぁ」と思っていました。


30歳になった初夏に、母親が亡くなりました。
正直、強烈な確執があり、あまり好きではない部分もあった母でしたが、それでも母がいなかったら私はさださんの素敵な歌たちに出会うこともなかったわけで。


「さよなら」には2種類あると思うんです。
1つは、「また会えるさよなら」。
もう1つは、「もう二度と会えないさよなら」。


そして、「さよなら」はいつも、その瞬間にはどちらのさよならかわからないのです。
ほぼ確定している「さよなら」はもちろんあります。恋人と別れた時とか。
それでも将来的に街でバッタリなんてこともあるので、やはりわからないですよね。

「もう二度と会えないさよなら」は、そうなってみないとわからないんですね。
普通に「また明日」と別れた友だちが、その後事故で亡くなったりとか、そんなことが絶対ないとは言い切れないのが人生なんです。


さて、世界は今コロナで大変です。
それこそ、数日前まで元気だった人が急に旅立つ世の中。

もっと国民一人一人が危機感を持って行動してほしいと思う私です。
「県外の人と会食とか、ちょっとぐらい我慢しなさい!」と思ってしまうアラフィフのおばさんになってしまいました(笑)


私は2020年のお正月ぐらいから、外出は「食料や日用品の買い出し」と「通院」と、畑や田んぼへの農作業、荷物の発送のために宅配便のお店に行くのと、ガソリンスタンドとかだけです。
1年半ぐらい、ホントにそれ以外ほとんど行ってません。市役所ぐらいは行ったかな?
美容室にも行かず、髪はセルフカット。コンサートもショッピングももちろん行きません。
友だちとの行き来もなし。オンラインで話してます。


そんなわけなので、鉄道も全く利用していないので、Suicaが使えなくならないように、たまにコンビニで何か買うようにしています(笑)。
知ってました?
Suicaって半年ぐらい使わないでいると、ロックがかかるんです。


さて、「予約席」ですが。(笑)



人は決して独りきりで
生きている訳じゃない
いつかきっとこんな私でさえ
誰かが待っている
私の為の 予約席がある
それを信じてる



幸い、私にもとっても素敵な予約席があったので、ありがたく座らせていただいております。

せっかくチケットが取れた予約席、大切に守って生きていきたいと思う私です。


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