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こんにちは。
車の運転が苦手な私ですが、昨日は外せない用事が午前と午後に1つずつあり、一日に2回も運転してお疲れモードなまま今日を迎えております(笑)

さて、おすすめさだまさしSongの第14回は、
「献灯会」です。

収録アルバム:美しき日本の面影(2006年)


「けんとうえ」と読みます。
ギターのシンプルな伴奏で語るように歌うのが似合う曲です。


私はたまにギターを弾きますが、初めて普通の5線の譜面で書かれたイントロからギター用のタブ譜に起こせた思い出深い曲です(笑)。



咲いた日に散る沙羅の花
遠く叶わぬ恋のよう
あなたの為に咲く花に
あなたは気付かない


咲いた日に散る花というのは、儚さの象徴だと思います。
そんな儚い花と、自分の恋を重ね合わせて切ない感じの歌ですね。

歌の中に「百観音の献灯会」というのが出てきます。
これは、西武新宿線の沿線の沼袋にある「明治寺」というお寺で毎年7月に行われる行事のことです。

ちなみに、7月の最終日曜日だそうです。
世界中の子供たちが飢えや貧しさ、戦争の恐怖にさらされることなく、幸せに暮らせるようにと祈りをささげるのが趣旨とのことです。


明治寺には、約180体の観音様が祀られています。
境内の中ではありますが、建物の中ではありません。庭のようなところに石の観音様が集まったような、すごい空間があります。
献灯会の日は、そのたくさんの観音様に灯明をお供えするそうで、天の川みたいに明かりがともってとてもきれいだと言う人もいます。


歌の中にも「庭に舞い降りた天の川 あなたにしあわせ降るように」とあります。


実は私、三重県出身の東京育ちですが、西武新宿線の沿線に16年、住んでいました。
ある時、両親と一緒に「西武沿線小さな旅」を決行したことがあります。

日帰りで簡単に行けますから、一日で回れるコースを私が考えて、たまたまその日の最後に「明治寺」に立ち寄りました。

まだ「献灯会」というこの歌が世に出る前です。
だから、さださんがコンサートでこの歌を歌う時に明治寺の話をしてくれた時、何だか不思議な縁を感じました(勝手に喜ぶファン心理)

さらに、明治寺の前住職とさださんが親しい間柄だったことも、コンサートで知ってびっくりしました。
深いお話が聞けましたよ。


恋の歌でもあり、命の重さを歌う歌でもある、献灯会。
私にとって大切な1曲になりました。

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