砂時計
記憶と時間は砂粒に似ている
降ってきて欲しくない時でも絶えず降り続いて
両手でしっかりと受け止めようとするのにどんどん指と指の間からこぼれていって
大事にしておこうと思ったその一瞬は
すぐに他の砂粒に混じって分からなくなる
傍から見れば私の掌の下には
砂山が築かれているのに
私には自分の掌しか見えていない
いつか私の掌に雨は降るだろうか
砂粒をまとめる雨は降るだろうか
もしその雨が降ったなら
その時私はやっと掌の下の砂山に気づくだろう
あとがき
こんにちは。新山栞です。
今回は少し短めにまとめてみました。というのも最近何も言葉が浮かんでこないんですよね…。書きたいのにネタがありません(白目)。アイデアってどうやって思いつくのでしょうか。難しいですねー。
感想、アドバイスお待ちしております!励みになりますのでお気軽にどうぞ(*´∀`*)お気に召しましたらサポートなんかも頂けると幸いです。
ではまた来週!
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