プロジェクトX再放送を見ていく

2ヶ月前からプロジェクトXの再放送をしているので視聴。
20年くらい前にやっていたもので小学生の時好きでちらほら見ていた記憶があるのでこの際ちゃんと見ようと。
Primeで見れたときもあったのにいつの間にか対象外になってたのが残念や。。

今までのやつを簡単な感想とともにメモ

「巨大台風から日本を守れ~富士山頂・男たちは命をかけた~」

富士山頂に気象レーダーを設置する話。
いまや気象衛星で役目は終えているけど、昭和の一大PJ感が伝わってきた。
技術屋と国がタッグを組んで日本のために頑張る情熱が素晴らしい。


「友の死を越えて~青函トンネル・24年の大工事~」

トンネル工事のプロたちも大苦戦した海底トンネル工事。
瀬戸大橋然り、海難事故をきっかけに大規模な橋やトンネルが作られるんだなぁと。


「東京タワー・恋人たちの戦い」

工事の指揮を執った現場監督が確か29とか30歳。
自分と近い年齢の人が日本の未来や現場の職人の命を背負って仕事をするプレッシャーややりがいとは如何程かと考えた。


「執念が生んだ新幹線老友90歳・飛行機が姿を変えた」

いまや当たり前の新幹線を作った人たちの話。
戦時中に戦闘機を作っていた人が、今度は人の役に立つものを作りたい、と開発を進める。
粘土模型を何度も作り直したエピソードがありスタジオで当時を思い出しながら作ってください、ってあるんやけどちょっと触ってぐちゃっとなっただけの粘土が映されたのに笑っちゃった。


「えりも岬に春を呼べ ~砂漠を森に・北の家族の半世紀~」

他の有名なプロジェクトと違い、北海道の荒涼とした土地を再生する村人たちのあまり知られていない努力を描いた本回。
努力が実らない・直ぐに結果が見えないという状況で人生全てを賭けて植林をする果てしなさ。
漁師ならではの発想で専門家をも唸らす緑化に成功した、というストーリーも良い。


「ホテルニュージャパン・伝説の消防士たち」

初めて見たけど、めちゃくちゃ良かった回。
ホテルニュージャパン火災はアンビリバボーとか各種ドキュメンタリー系で見たことはあったけど、特別救助隊に焦点当てた本回はなかなか衝撃的やった。
危険な状況で瞬時に判断を下し、人命を守る・部下を守るを遂げる高野隊長が本当にカッコよかった。
信頼関係のあるチームでお互いに命を預け救助活動をするチームワークが印象的。
見た後に色々な記事を読んだ。昔の大規模事故や災害についても知見を広めたい。


「国産コンピューター ゼロからの大逆転」

コンピューター黎明期、当時グズ通信機器屋と言われた富士通がIBMに負けない国産の世界最速コンピューターを作る話。
ミスターコンピューター「池田」は勤務態度は悪い・部下に突然叱責する等、現代ではコンプラ即アウトな人だが、絶対に諦めない最強の挑戦者だった。
現代に全てを当てはめるのは厳しいと思うが、
「今の日本を作り上げた昭和の日本人のがむしゃらで泥臭い努力」
「今の自分に満足せず常にアップデートしていく姿勢」
という大切なことを沢山学べる回だと感じた。



以上、現時点で見た回。

そもそもプロジェクトX自体20年前の番組で、フォントやゲストが出てくるときのBGMに時代を感じて、それも素晴らしい。

曲も地上の星が有名だがEDの「ヘッドライト・テールライト」も良い。

義務教育の道徳授業ではプロジェクトXを見るのが良いのでは。

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