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【14期後期レート1位】2Pick環境まとめ【EOPアディ後】

はじめまして、GAT所属のにーちゃんくん(@Niityankun)です。

構築勢の私ですが、Ratings 2Pick 14期 後半戦が好調でレート杯出場圏内かつランキング1位にいることもあり、思考を整理することもふまえて2Pick EOP環境を構築勢の視点からまとめたいと思い筆をとりました。

私のリーダー順位とレアリティ毎の優先カード、それによるゲームプランを簡単にですが記していきます。
初めてのnoteで拙い文章ではありますが、JCGチーム戦の練習や、これからPickを始める方など、皆様の参考になれば幸いです。
全文無料で公開します。代わりと言っては何ですが、いいねかTwitterのフォローをいただけると嬉しいです。

主な実績:RAGE day2進出7回(マネフィ1回)、JCGローテ優勝1回
     LOS18期途中経過 5勝3敗

【Pickレートのリーダー別戦績と順位】

【順位解説】
アディショナル前
Nm > W > D > Nc > B > R > E,V

アディショナル後
Nm > W > R > B > D > V > Nc > E

カード評価はつぁん(@Shadowverce)様のTier Maker(EOP版)を使用させていただきました。
https://tiermaker.com/user/1209033

※優先カードは単体毎の評価です。組合せにより優先度が高くなる場合あり
(例:ベルフォメットPick時の機械カードなど)
※S~D内も左から順に高く評価(Pickを優先)している

1位 ネメシス

【ネメが1位の理由】
強み
・《操り人形》を使った除去力の高さ
・1枚で完結するカードが多い
・ドローカードが多いため手札が枯渇することが少ない
・金虹から銅まで幅広く強いカードが多いためPick事故が少ない

弱み
・回復ソースが少ないため、顔詰めプランを通されることが多い
・アーティファクト関連のカードが減り、前期まで評価が高かった《コイルデバーサー》などの価値が落ちた

アディショナル前後での変更点
・アディショナルで追加されたカードは強くない
・《奏絶の崇拝者》が新弾ボーナスがなくなり提示されにくくなった
アディショナル前に比べるとパワーは落ちている。それでも強いカードが多いため1位から変動なし

豊富な除去、ドローカード、打点カードと何でもあり。
フィニッシャーにつながる金虹がわかりやすく、ゲームプランを立てやすい。
今期文句なしの1位。リーダー提示されたら迷わず選択でよい。

【優先カード】

金虹

ネメ金虹

ネメシルバー

ネメ銅

【ゲームプラン】

①《ジェットパックガンナー》での1ターンキル
⇒《レーザーバード》《宿願の二刀》《職人の一念》など打点カードを優先し、相手の体力を12まで減らす
②《カラミティ・モード》《奏絶の破壊・リーシェナ》《粛清の器・メイシア》《極致の創造主・ベルフォメット》での耐久プラン
⇒《名もなき決意》《無情の浸食》(アナライズアーティファクト)をはじめとしたドローカードや《ねじまき売り子》《絡繰り給仕》など《操り人形》を加えるカードを優先Pickし、盤面処理を意識する
いずれも1枚Pickできているだけでゲームプランを建てられる。


2位 ウィッチ

【ウィッチが2位の理由】
強み
・豊富な打点カード
・回復カードが多い
・横面除去カードが多い
・ドローカードが多い

弱み
・序盤が弱くアグロプランを通されることがある
・縦面除去が金虹頼り
・スペルブーストがたまらないため、スペル軸になると弱い

アディショナル前後での変更点
・避けたい《絶尽の崇拝者》が新弾ボーナスがなくなり提示されにくくなり、代わりに《管弦の魔術師》《ルインソーサラー》の提示率が上がった
・《リミットスペル・バーゼント》が追加され、アディショナル前と比べてスペル軸が多少改善した

《真理の大文豪・ユキシマ》がわかりやすいフィニッシャーになるが構築が偏ってしまうことがあるので注意が必要。
秘術軸になるカードが多く追加されているので構築秘術軸に近い動きができる。
スタックを供給するカードと消費するカードのバランスが大切。
場合によっては《真理の大文豪・ユキシマ》より《極冠の幻想獣》を優先する場合がある。

【優先カード】

金虹

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【ゲームプラン】

①秘術軸
⇒《大地の魔拳》という永久打点カードと《ルインソーサラー》《極冠の幻想獣》で盤面を作る
②エンハンス《真理の大文豪・ユキシマ》によるOTK
⇒《屈折する魔力》《魔力の充填》で盤面処理しつつドローを進める


3位 ロイヤル

【ロイヤルが3位の理由】
強み
・疾走による打点カードが多い
・単体のカードパワーが高い
・盤面処理能力が高い
・ドローカードが多い

弱み
・フィニッシャーが金虹頼り
・終盤は他リーダーに比べてパワーが落ちる
・他リーダーに比べるとゲームプランを建てにくい

アディショナル前後での変更点
・《ノーブルガーディアン》があまりに強くアディ前の6位から3位に上昇
・避けたい《空絶の崇拝者》が新弾ボーナスがなくなり提示されにくくなり、代わりに《死地からの生還》《達人の芸者》の提示率が上がった
・お尻

とにかく器用貧乏。
豊富な突進カードと《達人の芸者》により盤面処理は簡単に行えるが、フィニッシュ力が低いため相手とのリソース勝負や、盤面からの打点に頼ることが多い。
今期も《銃士の誓い》が強いだけ。
アディのおかげで個人的順位上がってます。

【優先カード】

金虹

ロイ虹

ロイ銀

ロイ銅

【ゲームプラン】

①コンシードプラン
⇒《達人の芸者》《流水の槍使い》などで盤面除去し、《ムササビの伝令兵》《戦乱の勇士》でリソースを確保する
②疾走プラン
⇒《銃士の誓い》《忠義の剣士・エリカ》など進化権(EP)を打点に変える


4位 ビショップ

【ビショップが4位の理由】
強み
・金虹・銀アミュレットが圧倒的に強い
・アミュレットを絡めた1ターンでの盤面形成能力が高い
・回復カードが豊富
・消滅効果が一部のリーダーに対し有効

弱み
・進化時効果に頼るカードが多いため、EPがなくなると弱い
・ドローカードがない
・除去カードが少ないため、一度盤面優位を取らてしまうと覆すことが難しい
・金虹の提示に寄ってしまうためデッキ偏差が高い

アディショナル前後での変更点
・避けたい《絶望の崇拝者》が新弾ボーナスがなくなり提示されにくくなり、相対的に《天からの助け》《ペガサスナイト》《砕氷の聖獣》の提示率が上がった
・追加金虹は悪くないが強いわけではない

前期までは《贖罪の司祭・イリス》《砕氷の聖獣》を軸にしたコンシードプランになることが多かったが、《ペガサスナイト》が追加され、《ユニコーンウォーリア》《天からの助け》と組み合わせて6,7ターン目に圧倒的な盤面を作ることで早期決着も狙えるようになった。
パワーカードの多くがEPを必要とするため、使い所を特に注意する必要がある。
デッキ偏差が激しく、何にでも勝てるが何にでも負けるため、順位は人により大きく変動すると思われる。

【優先カード】

金虹

ビショ金虹

ビショ銀

ビショ銅

【ゲームプラン】

①レリックゴッデス
⇒《贖罪の司祭・イリス》を出すだけ。かんたん。つよい。
②盤面形成プラン
⇒《ペガサスナイト》《天からの助け》《アルミラージディフェンサー》などを駆使して盤面形成を続ける
③コンシードプラン
⇒《砕氷の聖獣》《ネクベト》《セイクリッドレオ》で相手リソースを枯らせる


5位 ドラゴン

【ドラゴンが5位の理由】
強み
・バフカードにより体力を高くすることでネメシス、ウィッチに対して強く出れる
・PPブースト
・金虹の単体パワーが高い

弱み
・序盤が弱くPick事故が多い
・ドローカードがない
・自然軸が弱く、自然カードが邪魔になりやすい

アディショナル前後での変更点
・《烈絶の侮蔑・ガルミーユ》の新弾ボーナスがなくなり提示されにくくなり、代わりに追加された金虹のパワーは落ちた
・ドラゴンが弱くなったというより他リーダーが強くなったため、順位が3位から5位に下落

《トロピカルマーメイド》は突進で盤面を処理しながらバフもできる万能カード。
バフ軸に寄せることで、今期対面することが多いであろうネメシス、ウィッチが処理できない盤面を形成できる。
特にネメシスは回復カードが少なく、前期に比べ縦除去カードのPick優先度がおちているため押し切りやすい。
ドラゴンの特性であるPPブーストは2Pickにおいても最高の上振れ要素。

【優先カード】

金虹

ドラ虹

ドラ銀

ドラ 銅

【ゲームプラン】

①バフ軸
⇒《トロピカルマーメイド》などでバフを重ねて《オラクルドラゴン》《秘湯の山脈竜》など高スタッツフォロワーを叩きつける。《献身の水竜》は覚醒時+2/+2、ラストワード回復もあるため、バフ後は特に強く個人的評価は高い
②疾走軸
⇒《ドラゴニックマーセナリー》《竜槍の戦士・ローウェン》を早期着地させて継続ダメージを与えつつ《ドラゴンハント》《海神の威光》《ドラグーンブレス》で追い打点で詰め切る


6位 ヴァンパイア

【ヴァンパイアが6位の理由】
強み
・エンハンス《パルクールウルフ》
・アディショナル追加カードが両方強い
・アグロプラン上振れの貫通力が高い
弱み
・自傷カードの多さに対して回復カードが少ないため体力管理が難しい
・7ターン目《パルクールウルフ》《まどわしの魔狼》までつなぐカードが弱い
・ハンドレスが諸刃の剣

アディショナル前後での変更点
・アディショナル追加カードは両方強い。
・《月下の跳躍》《ルームサービスデビル》の提示率が上がった

【優先カード】

金虹

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【ゲームプラン】

①アグロ
⇒序盤から顔詰めを意識して7ターン目エンハンス《パルクールウルフ》で勝ち切る


7位 ネクロマンサー

【ネクロマンサーが7位の理由】
強み
・ルルナイいる
・手札から出る打点が多い
・リアニメイト先を絞れた場合に限りデッキパワーが高くなる

弱み
・ルルナイいない
・ドローカードが銀頼り
・リアニメイト先がぶれる

アディショナル前後での変更点
・《絶叫の沈黙・ルルナイ》の新弾ボーナスがなくなり提示されにくくなった。代わりに追加された金虹が弱い
・《絶叫の沈黙・ルルナイ》の確率低下をカバーするカードがないため、順位が4位から7位に下落

《ウィップネクロマンサー》が追加され、リアニメイト3の対象をどれだけ絞れるかが大切。
前期まで優先Pickだった《白骨の賛美者》や今期の《因果の迷い子・アンサージュ》《冥果の収穫者》を避け《首無しの戦鬼》にするほうが強い場合もある。
《ウィップネクロマンサー》による盤面形成から詰めるプランが一番通りやすいと個人的には思う。

【優先カード】

金虹

ネクロ金虹

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【ゲームプラン】

①ルルナイ
⇒ルルナイ。《ウィップネクロマンサー》で増やすことも視野に入れる
②疾走軸
⇒テンポを外さずフォロワーを展開しつつ、《霊体の侵入》《悪霊の剣士》《デッドスタンビート》での疾走フォロワーによってつめきる
③コントロール
⇒エンハンス《テラーバンケット・ギンセツ》《創出の紫紺・エンネア》をフィニッシャーとして序中盤を凌ぐ

最後に

今回の記事はどちらかというとまだあまりpickをやってない人向けかもしれません。ですがやっている方でも今一度自分のpick、プレイングに一貫性があるかをこの記事を通してでも良いので確認するのに使っていただけるとありがたいです。
自分がpickで思う一番大事なことはどうやっても勝てない試合はありますが勝てる試合を全て勝ち切るということです。
ぜー-ったいに勝てない試合もあります!!
メイシアだったり、ユキシマだったり……
ですが勝率が安定しない方の多くは勝てる試合を逃していることだと思います。自分はこれすれば負けない択があまり好きではありません。
例えば自分の盤面のフォロワーを除去に回せば12点圏内ではなくなるからジェッパでは負けない。ではなくこれ顔に行けば負ける確率上がるけど次自分が勝てる。pickは割り切り択がかなり重要だと思います。
全部が全部割り切るわけじゃないんですけどね笑
今回note書くのはなまら楽しかったです。
反響が良かったらW専用noteとか書いてみようと思うのでTwitterで良いのでいいねしてくれると嬉しいです!


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