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伝統行事

今日は地域の伝統行事の"さいの神"でした。

いつ頃から行われているのか定かではありませんが
子供の頃から行われています。

松の木を御神木にし、お正月かざりや前の年の神棚のお札などを御神木の周りに敷き詰め、さらにまとめた松葉を置きその周りを藁で覆い形を円錐状にします。
昔はダルマや門松、習字が上手になるように書き初めも入れていました。

昨年松葉を置いていた場所は雪で覆われていて、
松葉を発掘するところからです。

今年は10数年ぶりの大雪でしたが若手の気合で規模は小さくしましたが例年通り作りました。

地方は年々、都市への若者の流出が進み深刻な人手不足です。団塊の世代の方が今のところ踏ん張って仕事をしてくださっているのでなんとか成り立っていますが数年先にはさらに深刻になるのは明らかです。

本来は五穀豊穣や健康祈願などを祈願し行われていたであろう伝統行事も今では"今までやっているから"
とか"我々の代では終わらせられない"とか意地でやっているような所も正直あります。

作成する若手も、参加してくださる子供やお年寄りも年々減ってきていますがこんな時にしか会えない友人やお世話になった人が喜んでくれると、やっぱりやったほうが良いよなと思い毎年終わるわけです。

労力もかかるし時間もかかるけど、仲間とひとつのことを生み出して地域の皆さんに喜んでもらえる伝統行事。
なんとか続けていきたいものです。


作成中に珍しい鳥がそばでずっと藁をついばんでいた。

1人が撮った画像をGoogle lensで調べたらわかるよと教えてくれた。
"遠すぎる画像だから無理でしょ"
やってみてら、余裕で読み込んでしまった…
恐るべしGoogle。

主に日本の西側の冬に見られる鳥で

アトリという渡り鳥でした。
温暖化なのに豪雪とか意味がわかりません。

可愛い綺麗なつがいの鳥でした。

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