私は何者なのか。②

からっぽのロボットのように感じることがある、自分を。
なにも知らないからっぽの状態

無の状態で生まれたことを自覚するときがある。
スタートが無だとしたら、
22年生きてきて、まだ自分は無に近い方にいる。
この感覚は、おばあちゃんになったらどうなっているのだろう。
たくさんのことを知っている感覚に変わるのだろうか。
ということは、ゴールに近づいていることを勘付き始めるのか。

小学生のときゲームをし過ぎて、自分の人生もRPGと同じように感じる。
あながち間違ってはいないと思う。
色んな場所に行き、たくさんの人に出会って、多くのことを学ぶ。
経験値を積んで、たまにレベルアップする効果音が聞こえる。




私は感じの良い人見知りである
話しかけられれば、それなりに感じ良くはできる
知らない人に自分から話しかけることはあまりしたくないできない
なにを恐れているのか、
なにに羞恥心を感じているのか、
自分でも良くわからないけど

周りのことも、見ていないようで結構見ている方だ
「あ、こうしてあげたら。。」って思うことはちょくちょくある
でも行動に移せない
別に相手に求められているわけでもないし、
お節介かなって思って


母は覚えているだろうか
私は高校生だっただろうか。もっと幼かったかもしれない。
あれはお母さんが気が付いた時だったけど、
カップルが写真を撮っていたときのこと。
ツリーと一緒に撮っていて自撮りじゃよく写らない大きさだった
母が気がついて、私に、
「たんちゃん(母からそう呼ばれている)、
あのカップルに「撮りましょうか」って聞いてきてあげて😄」
そう言われた。
私は撮りたい気持ちは山々だった。
でも恥ずかしくて言えなかった。結局写真は母が撮ってあげてた。
もう私は罪悪感で一杯だった。
(やらなかったのは自分なのにね笑)
あまりにも落ち込む私を母が励ましてくれたことを覚えてる。

ちなみに、
私はこの前同じような状況があって、
やっぱり言えなかった。
何年経っても言えないんかいって自分にがっかりした。


気がついてしまうと、
行動に移さなかったとき勝手にめちゃめちゃ罪悪感に襲われる
「なんで声をかけなかったんだろう。手を差し伸べなかったんだろう。」
って。
相手はきっとなにも思ってないんだろうけど。


今日ね、
遠征の買い物をココカラファインでしてたの
結構カゴいっぱいに買ってね
レジに並んだときに、袋詰めするカウンターから来たおばあちゃんが後ろに並んだの

おばあちゃんレジ袋を買い忘れたみたい
『これレジ袋のためだけに、私のことを待つの申し訳ないな』
って思って。
『話しかけるか。どうしよう。迷惑かな。』
なんて10秒ぐらい葛藤した。
それで、覚悟を決めて話しかけることにしたの。

「レジ袋買うんですか?」って。
そしたら「はい」って答えてくれたから、
「一緒に買いますよ」って言って、
店員さんに先にレジ袋通してもらって、おばあちゃんに渡したの。
ちなみに店員さんにお願いすることも緊張した(笑)
別に袋代ぐらい私出したけど、
おばあちゃんから五円玉とお礼を受け取った。
「わるいね〜」って言われて、
「いや、買うもの多いんで!」なんて得意げに言って。
おばあちゃんは帰り際にも私にお礼を言って帰っていった。
私は、私の不思議な気遣いを受け入れてくれたおばあちゃんに感謝したくなった。

ココカラファインを出てしばらく、
頭の中からレベルアップした音が聞こえてきた。
これを経験したからって、このときできたからって、
次できるかは分からない。
それでも私は自分の殻をぶち破った。
こうやって、コツコツ積み重ねていけばいい。

こんな21さい変でしょ。

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