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JKC愛犬クラブの意味

つむぎが我が家にやってきてからと言うもの
いろんな出会いがありましたが、それと同時に新しい世界を垣間見る機会にも恵まれました。

そのひとつがJKC(Japan Kennel Club)です。日本では、チワックスやマルプーなどミックス犬が多い事もあり、犬を飼っていてもJKCを意識することは少ないのではないかと思います。

我が家の場合、血統書付きの犬をお迎えしようとは考えていませんでしたし、当時は名義変更義務も無かった為、ブリーダーさんは血統書はつけない事を条件に犬を販売していました。

その後、法律が変わり、名義変更の義務が生じましたので、我が家もつむぎの血統書を受け取り、名義変更を行いました。

日本テリアは日本原産の犬種ですが、昨年の登録数は僅か89頭と言う希少犬です(人気ナンバーワンのトイプードルの登録数は、8万4千頭近くでした)。

血統書の名義変更をするにはJKCの会員になる必要があり、会員になる為には、JKC公認の愛犬クラブに加入する必要があります。

では、名義変更が終わったら、JKCの会員でいるメリットはあるのか…? 犬関連の仕事をしたいとか、ドッグショーに出たいとかアジリティにチャレンジしてみたいなどあれば、会員である必要があると思います。でも、単なるいち飼い主でいる限りは必要ではなさそうです。

詳しくは、JKCのウェブサイトに入会のメリットについての説明があります。


読めば、読むほど、入会のメリットが無い(少ない)事が分かります…笑。

それでは、JKCの定款にある『目的』を確認してみましょう。下記、JKCウェブサイトからの抜粋です。

『この法人は、犬籍登録及び展覧会・競技会等に関する事業を行い、犬質の向上、犬の飼育の拡大・定着及び動物愛護精神の高揚に寄与することを目的とする。』(太字の強調は、筆者が追加したもの)

JKCは会員が納める会費で運営されています。更に、約900ある愛犬クラブは、それぞれ議決権がありますので、日本テリアクラブが無いと言う事は、日本テリア関連の方の意見がJKCに届かないに等しいと言う事になります。

日本テリアクラブを支援する意味としては、JKCの元で日本テリアクラブを維持する事によって、日本テリアの質の向上、普及するサポートに繋がるのかと思います。

また、日本テリアクラブが存在すると言う事は、日本テリアに不利な決め事やその逆もあるかと思いますが、そう言った際に、我々の声を少しでもJKCに届けられると言う事なのかと思います。

いまだに、電話、FAX、CD−ROM、郵送、現金を中心に業務が行われているJKCに明るい未来が待ってるとは中々考えにくいのではありますが、日本テリアは、日本原産の犬種なのであり、日本が本場ですので、JKCの元、犬質向上を図ったり普及する事が日本テリアの存続に繋がるのかと思います。

海外に居る日本テリアのブリーダーさんやオーナーさんが、『本場』日本のドッグショーに出したいと思ってもらえる様になるにはどうすれば良いのか、日本テリアに関わる皆さんと考えていければ1番良いですね。

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