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犬の生肉食の下痢ピー峠

生肉食を始めると『必ず通る道』と言っても過言ではない、『下痢ピー峠』が待ち受けています。つむぎも例外ではありませんでした。

飼い主にとって、犬のお子さんの下痢ピーは、最も避けたいことのひとつですよね。犬のお子さんの事が心配な事は勿論のこと、溶けたチョコレートみたいなウンチが、トイレのあみあみトレーにべったり絡みついてお掃除が大変です。

つむぎは、ほぼ1歳になるまででは、加熱されたお食事であるカリカリフードを主に食べてきました。つむぎの胃は、カリカリフードを消化するのに適した状態になっていたと言えます。そこに、急に生肉が入ってきたわけです。当然、胃はビックリしてしまいます。その結果、つむぎは下痢を繰り返してしまいました。

下痢は1週間くらい続きました。それに加えて中々ごはん(生肉)を食べてくれないとあらば、それはそれは、心配になりました。

下痢がチョコレート状の時はまだ精神状態を辛うじて保てていました。しかし、食欲があまりない中で、食べたら直ぐに、水状の下痢が出る様になってからは、居ても立っても居られませんでした。

つむぎが元気な様子だったのは、唯一の救いでしたが、だんだん痩せて来た様に思えて心配になりました(実際は、体重は減ってはいませんでした)。つむぎは、縦長でひょろっとしているので痩せた様に見えてしまうのです。

元々、病院があまり好きではない私もついに、袋に入れてあったつむぎのウンチを握りしめて、動物病院に駆け込みました。そして、泣きながら、先生に助けを求めていました。このままでは、つむぎが死んじゃう!(今考えると超大袈裟で迷惑な飼い主なんだけど)

先生にウンチの状態を顕微鏡で見てもらい、腸内の菌のバランスが良くないと説明を受けました。点滴を打ってもらって下痢止めのお薬をもらって帰宅しました。

点滴を受けて首の辺りが(点滴液で)腫れ上がったつむぎを見たらまた涙が出てきました。
つむぎ、本当にごめんね。の繰り返しでした。

ウンチの菌の状態。さっぱり分かりません…汗
病院に行った当日のつむぎ。見た目は元気いっぱい!

動物病院の先生は、生肉食をススメないどころか否定的な見方をする獣医師さんが多いので、気をつけてね。と、予めアドバイスを受けていましたが、診察の際に生肉食を始めたことは、伝えました。つむぎの先生は、強く否定はしませんでしたが『生肉食は、配合が難しいですよ』と言うことでした。

点滴が効いたのか、下痢止めの薬が効いたのか、つむぎの下痢は無事に止まりました。

後から振り返ると、つむぎは1歳になるかならないかのタイミングで、生食に切り替わりました。僅か1週間と言う短い間だけ、下痢をするに留まってくれて、比較的短期間で腸内環境が生肉食に適応してくれました。若くて健康な内にシフトできて良かったとしみじみ思います。


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