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【eBay】初っ端から利用停止させられたeBayを始めて半年経った

みなさまこんにちは。
相変わらず両親がしょっちゅう遊びに県外に行っていて呆れを通りこして、もはや尊敬しているニシムラです。
今度は星野リゾートに行くそう・・・くっ・・・うらやましい!

元気なうちに悔いなく遊んでほしいなと思います(子どもより)

さて、本題です。
今回はeBayを始めてみてどうなん?というブログです。

190ヵ国に展開する世界最大規模のマーケットプレイス「eBay」
Amazonみたいなものですね。
これに昨年9月にアカウントを作り、11月から出品をしています。

自分の記録用みたいなものですが、今後eBayでの輸出を考えている方の参考になれば幸いです。

早速トラブル!アカウント作成

商工会議所のサポートを受けつつ、アカウント作成・初期設定はスタッフが全てしてくれたんです。
大感謝!!
ニシムラ何もしてない!

しかし実は、アカウントすら作れていない段階でまさかのアカウントサスペンド(利用停止)させられたという。

理由はアカウント作成時にebayから要求された出生証明書の代わりに母子手帳を提出したからでした。
eBayはアメリカの企業ですが、アメリカには母子手帳がないのでeBay側が

「なんやこの証明書は?分からん!はいサスペンド!!」

となったようです。

だって日本に出生証明書ないんですもの。

その後、越境ECアドバイザーの方に助けを求め、母子手帳を提出した経緯と怪しいアカウントではないことを代理でeBay側に説明してもらい、何とかアカウントの利用が再開できました。その節は本当にありがとうございました。

Q「で、売れてる?」

①2023年10月~2024年3月20日
出品数20、販売個数1

②2024年3月20日~4月17日
出品数50、販売個数6

「売れ始めた」とは言えるのではないでしょうか!?!!
(まだまだなのは承知)

3月中旬まで国内の方だったり、決算、諸々数字の整理をしていて3月末からやっとebayに時間を使えるようになりました。

①の期間、他スタッフにebayは丸投げ状態で自分はノータッチ・・・
出品作業を黙々と進めてくれたスタッフのおかげでストアとして形にはなっていました。
ノータッチ期間中、私はebayについての情報収集。

売れるための仮説を立てたり、やる事リストを書き留めていたのですが、それを3月下旬から実行(効果検証)開始。

すると!なんか!地味に売れ始めたー!!!

先月まで音沙汰無しだったやん

以前、越境ECアドバイザーの方から「1個売れると続いて売れやすい」と聞いていました。
昨年末にポンと1個売れたのですが、このまま続くか?と思いきや続かず。

その1個が売れただけで、5か月間音沙汰無し!
広告は出していたんですけどね・・・

しかし!
3月下旬に色々やり始めた後、出品直後10分で売れたり、売れた数時間後に別の商品が売れることが続き「1個売れると続いて売れやすい」というのを少し実感しました。

何をした?

売れ始めた期間でやったこと、やっていることを挙げます。

①出品前に商品のリサーチ

・テラピーク(ebay内のリサーチツール)  
・ebayセラーポータル(上位検索ワード)
・ebay全体

売ろうとしている商品があれば、月平均いくらで何個売れているのか?競合がどれくらいいるのか?等を出品前に確認して出品するかどうかを決めて出品物を決めました。(これはうちが仕入れ販売だからできることですが)
 
逆に売るものを決めかねているのであれば、このリサーチで決めたり。

要は需要と供給のバランスをチェックするということです。

ただ、リサーチして「これが売れているから同じものを売ろう」ではなく「この売れているものに付随して売れるものって何だろう?」と考えることも大事だと思いました。

②出品数を増やし続ける

これはインプレッション(露出)を増やすためにしています。
リサーチ結果をふまえて、ストアのコンセプトはずらさないように日々、出品数を増やし続けている感じです。
尚、出品作業は慣れたら写真撮影含めて1時間で3商品ぐらいは出品できるようになりました!簡単で助かる。

インプレッションの変化/広告費の掛け率は全商品同じ

③商品ページの見直し

他セラーで売れている同じ商品の商品名を見て、自分の商品ページにも同じワードを入れる。(出品前なら商品ページまるごとコピーさせてもらってそれを修正)
自店との価格の差もチェックして必要によっては見直しました。

④商品写真を増やしまくる

商品画像を沢山入れることによってバイヤー(買い手)が分かりやすくなるのはもちろんですが、

写真を多く掲載=手元にある=すぐ発送できるよー

という、アピールもしました。
絶対伝わってないですが(笑)

まだやってないけど試したいことがあるので、またブログに書こうかと思います。

売れた地域

190ヵ国に展開しているとはいえ、「アメリカからの購入がほとんどなのでは?」となんとなく思っていました。(配送地域を指定しているので除外している国有り)

しかし売れ始め1発目はスイスのバイヤーさん。
しかも2回購入してくれました。
本当に全世界か~~(それはそう)

リサーチの重要性を痛感

Aは①の期間に「これ売れるんじゃないか?」と感覚だけで出品を決めた商品のインプレッション数。
Bは②の期間にリサーチ(需要と供給のチェック)をして出品を決めた商品のインプレッション数。
Aは出品して半年近く経っているのにも関わらず、このインプレッション数です。

同じ広告の掛け方をしても明らかにインプレッションが違う!!!

なぜなら!!
需要がある=検索をしている人が多いから!

また、目を引くユニークな商品タイトルも大事だとセミナーで教えてもらい、いくつかの商品で実験してました。

しかし「そもそも商品ページが検索も表示もされてなかったら、おもしろいタイトルも意味無いのでは?」と検証しながら思いました。
今のレベル的には、タイトルで遊ぶ前にインプレッションを増やす工夫が先かも。

ジャパンブランドを販売する競合はeBayには沢山います。
評価もないストアで買ってもらうには当然それなりの工夫が必須。

最初は利益を出すことよりも、販売個数とフィードバックを積み上げてストアを育てることを優先しようと思います。

まとめ「ebayおもしろすぎる」

Amazon(日本)のユーザー数が5000万人弱、ebayは1.3億人です。
バイヤー(買い手)だけで日本の人口を越えています。

全世界の人にアプローチできるのも面白いし、何より私がebayの面白さを感じるのが「アルゴリズム(=売れる規則性)が公開されていないこと」

Amazonだと商品ページのセッション数で検索順位変わったり、規則性がある程度わかっていますが、eBayは「具体的に何をどうすれば売れやすくなるのか」が公開されていないそうです。

長年のセラーだったり、成功事例を持っていたり、研究していたりしていればもちろん分かってくることもあると思いますが。

しかし基本ebayに踊らされているセラー!!!
いつされるか分からないサスペンド!!

そんなスリルも含め、攻略する(売上を伸ばす)ために作戦を練ったり、効果検証をするのが好きな私にとっては格好のマーケットです。

しかも3週間ほどの効果検証が結果として出てきているので、やればやるほど結果を出せるんだろうなーと思っています。

ストアが育ってきたら、ニッチな工芸品をもっと取り扱って世界にジャパンブランドのアピールをしていきたいです。

今日のブログはここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!


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