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山中泉『「アメリカ」の終わり』を読んで

山中泉『「アメリカ」の終わり』を読みました。

「陰謀論者!」と攻撃を受けているトランプ支持者に強力な助っ人登場です。

アメリカのエスタブリッシュメントや各国学者・記者から情報を取っているバイデン転向派と真っ向ぶつかるレポートとなっています。

バイデン転向派:バイデン当選は民主党の地道な努力?によるものであり、選挙不正はあっても大勢に影響を与えなかった。しかも、バイデンになっても対中姿勢は変わらないから問題ないんだ、という人たち。

著者の山中泉氏は高校卒業後アメリカにわたり、シカゴで極真空手を教えていた三浦美幸師範(当時のテレビ映像)に入門されていた猛者。米国での三十数年のビジネス経験、空手の指導を通して得た物言わぬ普通のアメリカ人の意見を代弁してくれています。

本書の発売に際して、YouTubeなどでご本人が書籍の紹介をされていましたので、ぜひご覧いただきたいと思います。

山中氏が危惧していること

山中氏は、第6章の冒頭で次のように書かれています。

バイデン新政権が誕生した後の今後のアメリカは、結論から言えば「全体主義的なアメリカ社会」「政府によるさまざまな統制強化の社会」「中国と親和性を持つ社会」が到来すると私は予想している。

日本でもアメリカでも全体主義の恐ろしさを知る世代はほとんどいなくなっています。私も「知らない」世代です。しかし、過去の記録は世界各国に残されています。それらに通じ、危機感を共有することが必要と考えます。


日本の危機を広く知ってもらうため日々noteで投稿しています。あわせて日本復活に必要と考えている新しい技術・産業についても書いています。