ロシア孤立化戦略🇷🇺次の一手
令和四年四月十二日現在、米国を中心とする西側諸国はロシアの国際的な孤立化によるプーチン政権の打倒およびロシア連邦の解体・簒奪を目的として世界各国に協力を呼びかけている。
国連人権委員会からのロシア除名の投票で見られたように各国首脳の反応は鈍く、覇権国家アメリカの指示に面従腹背の構えだ。
日本は米国の戦略が失敗に終わる可能性を考慮し、国家の存亡をかけた独自の戦略を策定・実行に移したほうが良い。
米国やクワッドなどの同盟や国連との関係は維持しつつも、それらが全く機能しないことを前提に日本独力の国防(特に継戦能力)を再構築する。
防衛は軍事にとどまらない。政官財に対する影響力工作の摘発・排除、経済技術の保護、メディア・教育への浸透排除と汚染された人脈の滅却、重要な国土・人材・組織の奪還、などなど。課題は山積だ。
今の日本の言論を見ていると「ロシアはもうすぐ崩壊して、まもなくもとの生活が戻ってくる」といった楽観的な雰囲気が大勢を占めている。恐怖から逃げようとしているのかもしれない。
恐怖とは「中露朝三国が日本に侵攻し三分割する」ような事態だ。
今のままでは、恐怖が現実となってしまった場合に日本国民は絶望して思考停止しかねない。
2014年のクリミア紛争時、ウクライナ国民は平和ボケしていて一瞬でクリミア半島を落とされてしまった。
日本もお花畑から脱却しなければ、2014年のウクライナの二の舞いである。
日本の危機を広く知ってもらうため日々noteで投稿しています。あわせて日本復活に必要と考えている新しい技術・産業についても書いています。