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ロシアがウクライナ侵略に踏み切れた理由

ロシア通な人たちが令和四年二月のロシアによるウクライナ侵攻を予測できなかったようだ。「この戦争はロシアにメリットが無く合理性が無いから」という理由で侵攻は無いと予測されたようだ。

結果、「合理性のない判断をしたプーチンは発狂した」ということをおっしゃる方もいる。実際洗脳されているのかもしれない。

他に理由はないだろうか?

中国との間で、西側諸国と対決する約束を取り付けたということはないか?後背の安全を確保し、援護射撃の約束を取り付けたプーチンは行動を起こしたのかもしれない。

ウクライナ侵攻直前の冬季北京オリンピックにプーチンは参加している。ここで何らかの最終決断がなされたのではなかろうか?

NATO側が弱気で軍事行動を起こさないということを宣言してしまったことも大きい。

プーチンも習近平も独裁者で、浙江財閥やオリガルヒのような国家の枠を越えて活動するマフィアと対峙している。

彼ら独裁者は、グローバル・マフィアに浸透された西側諸国が自分のテリトリーに侵入してくることを良しとしないだろう。

健康に不安のある独裁者達(そこには北朝鮮の金正恩も含まれる。すでに死んでいるのかもしれないが。)は、西側の弱気を見て取って賭けに出ているのかもしれない。

中国や北朝鮮の出方に注意が必要だ。彼らが同時に動き出せば、穏便に済ませようと気を抜いていた西側は大混乱となるだろう。

第二次世界大戦の初期。フランスはナチスドイツへの備えが足りずマジノ線を突破された。「まさか?」ではなくて「もしかして?」で未来予測すべきだろう。

参考:駿台予備校 世界史講師 茂木誠さんの分析動画


日本の危機を広く知ってもらうため日々noteで投稿しています。あわせて日本復活に必要と考えている新しい技術・産業についても書いています。