世界はグローバリズムに染まっている
文春新書『コロナ後の世界』を読んで驚きました。著者はジャレッド・ダイアモンドやスティーブン・ピンカーなど当代随一の論客たちです。何を驚いたかというと、彼らが皆、グローバル化賛成な人たちばかりということです。
フランスのジャック・アタリはダボス会議を中心とした国際金融資本家集団のスポークスマンという話もありましたが、まさか、皆さんそこから資金を得ているのでは?
進歩的?
その昔、世界が共産主義で染まっていくことは知的エリートたちの流行りでした。進歩的なことが、良いことではないと思うのですが?
凡人は洗脳されるのみか?
もっとも、こんなことに思いを巡らしている事自体が何かに洗脳されているだけなのかもしれません。進歩的なことを言っている人たちが正しいのかも。
ジョン・カーペンター監督の『ゼイリブ』という映画があります。B級ホラー帝王の手になるインベーダー映画です。特殊なメガネをかけると、世界を支配しているインベーダーの真の姿が見えるというプロットです。洗脳電波で、世界中の人が真実が見えなくなっているという設定。
前記の本を読んだときは、まるでこの映画を見たときのような薄気味悪さを感じました。
救世主求む
アイザック・アシモフのファウンデーションシリーズには、ハリ・セルダンという人物と未来を読む手段として歴史心理学という理論が出てきます。裏の裏の裏まで読み通せる、神のごとき理論。
こんな理論が生まれて、人類がどちらに進むべきかを指し示してくれないものでしょうか?
日本の危機を広く知ってもらうため日々noteで投稿しています。あわせて日本復活に必要と考えている新しい技術・産業についても書いています。