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小型核兵器による限定核戦争

ここ数年でアメリカ軍は小型核兵器の更新を進めています。
国や市民を対象とした戦略核兵器と異なり、戦術核をはじめとする小型核兵器は使える核と言えます。

2018年の産経新聞記事

戦闘機、潜水艦から発射できる小型核兵器(戦術核兵器)のターゲットはどこになるでしょうか?

アメリカ

この領域では老舗のアメリカ。すぐに狙えそうなのは次の場所でしょうか?

・南シナ海の要塞化された島嶼

・海南島の中国の地下潜水艦基地

・空母

・原子力潜水艦

中国・ロシア

世界の非難をものともしない二国は次のようなところを狙えるのではないでしょうか?

・アメリカ空母打撃群

・南シナ海、東シナ海連合海軍

・アジアに残る欧州拠点

・沖縄

・グアム

映画『アメリカ・アサシン』では艦隊に対して核兵器を使用するシーンがあります。映画なのでこのままではないですが、水は圧力を伝播しやすいので海上・海中での戦術核兵器の使用は有効ではないかと感じました。

戦術核兵器の威力

小型核兵器の威力は0.3から5キロトン以上のようです。広島型原爆が15キロトンだったので、3分の1以下です。Yahooニュース記事

だから使って良いというわけでは無いですが、早期警戒衛星による全面核戦争にはなりづらく、地下基地や島嶼部・海上・海中に対しては躊躇なく使われるような予感がしています(数年前に南シナ海で異常な放射線の発生が検知されましたが、海中でのテストだったかも)。米中露いずれもが小型核を増やしており、2020年代の大国の衝突では実際に使用されることになるでしょう。



日本の危機を広く知ってもらうため日々noteで投稿しています。あわせて日本復活に必要と考えている新しい技術・産業についても書いています。