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参政党は国難にあって急進する・「国民社会主義ドイツ労働者党」のように

 令和5年11月になってゴレンジャーと呼ばれた参議院選挙の花形候補者達の離脱が加速した。離脱した側や過去に罷免・除名された人達の言葉を聞くと、執行部・事務局から事実無根の罪を着せられた上に囲まれて脱退を強要されたとか、公式発表直前に罷免・除名を伝えられたというような話がでてくる。
 そこで思い出すのが一年前の茂木誠さんと神谷さんの対談。浸透工作を防ぐために事務局長である自分に権限を集中させていると神谷さんは語っている。
 この通りに実践されているのだと思う。

 しかし神谷さん側と離れた側での会話の内容に乖離が大きすぎる。それに、離れた人達の中にはとても工作員とは思えないような人も多い。だから次のような事が起きているのではないかと推察している。

 武田邦彦さんの説明もあったが婉曲に語られていてわかりにくい。そこでユーチューブのうえぴーさん(この方は赤尾さんとも交流があるようだ)の動画を参照した。こちらの分析が今の参政党の中の分断の本質かなと感じた。

 いわく「ボトムアップ政党という参政党の理念を神谷さん自身が壊している」ということ。これが「理念に共鳴した人達とそこまで理念を重んじない人達(既存政党にない参政党の存在価値に共鳴した人達)との分断を生んでいる」ということだ。
 神谷さんとしては目の前に迫ってきている解散総選挙が正念場だろう。ここで勝たなければ、日本は沈没してしまうという危機感。新たに参加してきた人達を教育して引き上げるまでには時間がかかりすぎて間に合わない。理念より政党の拡大を最優先にしなければならない。
 だから、一気に拡大させた参政党の支部組織を軍隊のように規律のある一つの運動体にしていく必要があった。それが現状ではないだろうか?
 理念を重んじるあまり、規律を軽んじる人達を一斉に検挙している。この時にゴレンジャーとコンセンサスをとることを諦め(神谷さん的には当たり前のことなのに理解してくれなかったと恨み節もあるだろう)、遠ざけていったのではないか?
 ただし、一つだけで疑問を感じている。それは、「ありもしない言説で党の有力者を失脚させる」その世やり方だ。神谷さんがそんなことをするだろうか?神谷さんの意をくんで、やってはならないことをしている党の有力者が存在することを感じる。彼か彼女かは知らないが、そうやって神谷さんの周りにいた仲間達を遠ざけることが、その人物の権力基盤の強化にもつながっているのてはないだろうか?
 これらは全て妄想だが、過去にも国難を機に急拡大した組織はある。
 ソビエト共産党、国民社会主義ドイツ労働者党など。彼らは国を弱めるような政府が現れたときに危険を感じた国民の意を受けて急速に拡大し政権を奪取した。令和の日本既存の日本政府の無能により滅亡の危機に瀕している。参政党が強権をもって急拡大するとしたら、それは時代の要請なのかもしれない。

日本の危機を広く知ってもらうため日々noteで投稿しています。あわせて日本復活に必要と考えている新しい技術・産業についても書いています。