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ウクライナ戦争がもたらす日本の貧しい生活

ウクライナ戦争がもたらす日本の貧しい生活

ウクライナ戦争勃発により、世界的なコストプッシュ型のインフレが加速しそうだ。

今後の生活設計のために素人なりに考えてみた。

素人の予想

日本は先進国の中では輸入依存率が比較的低いと言われているが、エネルギーと食糧の輸入依存度の高いことが致命的だ。

日本も等しくインフレのダメージを受けることになるだろう。

まずは電気代・ガス代が高騰する。すでにガソリン代の高騰については世間を騒がしている。

これにより、生産・輸送コストが上がる。農業では工業製品である化学肥料の価格が高騰する。

最終的に、食料も含めたすべてのコストが跳ね上がる。もしかしたら何倍にも。

通信コストも跳ね上がり、娯楽・サービスなどの第三次産業に回るマネーはどんどん減っていく。携帯電話や自家用車などは全く売れなくなる。

経済はどんどん縮小し大不況がやってくる。

世界的な資源不足が原因のため、不況は長期化する。

資源開発投資は長期的には有効か?

ただ、資源・エネルギー開発に対する大規模な財政出動は有効だろう。日本には資源が無いというのは嘘で、膨大な海洋・海底資源がある。これまではコストパフォーマンスや技術的な問題から活用できなかった海の資源を開発することで、インフレの根本原因を克服できるかもしれない。

(以前投稿したが、宇宙太陽光発電衛星や小型原子炉の開発投資もありだ。)

追い打ち

国際金融アナリスト 大井幸子さんの発信で次のこと知った。

「クレディ・スイス(Credit Suisse)の短期金利ストラテジストを務めるゾルタン・ポズサー(Zoltan Pozsar)氏が2022年3月に、新たな世界通貨秩序についての文書を発表」

通貨の価値がドルで測られていた時代から、エネルギー資源も含むコモディティの保有量で測られる時代になるということのようだ。

資源大国ロシアをドル経済の要であるSWIFTから排除したことも、これを加速する。

ドルベースのアメリカ国債を大量に保有する日本政府。アメリカ国債の価値が毀損されるとどのような影響があのか気になるところだ。

日本の危機を広く知ってもらうため日々noteで投稿しています。あわせて日本復活に必要と考えている新しい技術・産業についても書いています。