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#47 今年最初のゲスト、再来!【大学院生・パク ソンジュさん・韓国】

https://stand.fm/episodes/6575c41de676e09cf848c2fc

みなさんこんにちは「うれしい たのしい 日本語さいちゃんねる」 日本語教師の、さいとう あきひと です。この番組は日本語を勉強している人と日本に関わるすべての人にお送りしています。さて、今日は2023年最後のゲストを迎えての放送になる予定です。そして、今年最後のゲストの方をお迎えしました。

韓国出身の大学院生、留学生パクソンジュくんです。こんにちは。
はい、こんにちは。パクソンジュと申します。日本語さいちゃんねるを聞いている皆さん、一年間、元気でしたか?と、あいさつしてみたかったです。
優しい。パクソンジュさんというお名前を聞いて、このチャンネルをすごく聞いてくださっている方は「あれ?なんか聞いたことがある」って思う人がいるかもしれません。それは当たりです。当たりです。ピンポーンです。どうしてかというと、ソンジュ君は今年の一番最初のゲストでもありました。 1月ですよね。
はい、1月。
そう、そうです。パクソンジュさんは、今、慶応義塾(けいおうぎじゅく)大学の大学院生、ですよね。メディアデザイン研究科で研究をなさっています。1月に来てくれた時はそのメディアデザイン研究科で、どんなことをしているかっていうお話とか、大変なこととかも教えてくれたし、どうして日本語の勉強を始めたとか、どうして慶応義塾大学の大学院を選んだのか、ということもいろいろ教えてくれましたので、よかったらそちらの放送も、まず皆さん、聞いてみてください。はい。

そして今年はどうでしたか、ソンジュ君。
そうですね。今年もまあ、いろんなことがありましたが、やっぱり覚えているのは就活ですよね 。 就活。
ねー、そうですよね。
はい、1月ぐらいから就活を始めて・・・
あ、はい。
でも8月…あ、7月末でした。7月末に就活が終わって、今は内定先が決まっている状態です。
おめでとうございます!
ありがとうございます。来年から日本でよろしくお願いします。
改めまして。社会人のパクソンジュさんをよろしくお願いします。そうです。なので、1月にね、いろいろ研究が大変だっていう話を教えてくれて、そこでずっとこうソンジュ君が頑張ってきて、ついに就職の内定を取ったということで、今年の終わりに明るい話にもなるし、今年最初のゲストの方と最後のゲストの方が同じっていうのも、すごい面白いなと思って。
ああ、そうですね。
ハッピーな感じだし。「うれしい、たのしい」だから、来ていただきました。はい。で、あの、今回は前半・後半じゃなくて、1回でお話を伺おうと思っています。それで、ね、もう聞きたい話は今ソンジュ君が教えてくれたように就職の話です。なんか、今ね、留学している、その、日本に留学している学生の中にはソンジュ君と同じように日本で働きたいとか思ってくれている人もたくさんいると思うんですよ。なので、そういう方たちの参考にしてもらうのもいいなと思って、お話を聞きたいです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。

はい。今内定した会社ってどんな会社か聞いてもいいですか。
そうですね。簡単に言うと、ITコンサルティングの会社です。
ITコンサルティングの会社って、何をするんですか?すみません。一からで、ごめんなさい。
大丈夫です。でもですね、正直、まだ入社してないですから、仕事とか全然わからないんですけど、でも私がITコンサルティングの会社に内定をもらった理由としたら、たぶん今まで専攻としてコンピューター工学科、プログラミングの経験とか、今大学院で研究しているサービスデザインとか、人と接しながらお互いの意見とかそれを折衷(せっちゅう)させる、その経験が両方全部生かせる領域じゃないかと思っています。もちろん仕事内容は入社してから研修時期の間に勉強するつもりですけど。

面接とかで「なぜこの会社を志望したんですか」とか聞かれますよね。
はい、聞かれます。でもみんな新卒だったら、みんな経験がない人たちが面接を受けますから、自分が仕事の内容をすでに知っているような話より今まで自分が経験したことに合わせて私はこんな経験を生かして、こんな仕事がしてみたいです、とか、その話をしながら、たぶんこの会社が今の経験と私の経験と仕事の内容が合ってるかもという感じで。
ああ、なるほど。日本の、日本の就職活動という感じですね。
そうですね。
あれですよね、自己分析とかやって、それを面接で発表するという感じですよね。今その内定した会社は第一志望というか、すごく行きたい会社だったんですか、最初から。
ああ。最初ではなかったですけど、でも行きたくない会社ではないですね。でも答えがちょっと曖昧だと思いましたけど、最初は自分が本当にやりたいこととか、自分が本当にできる仕事とか、それがちゃんとわからない状態でこんな会社行ってみたいとか、入社してみたい、エントリー出してみたいとか考えてみましたけど、もちろんエントリーからエントリーの段階から落ちたり、その経験を重ねて自分が本当にできる仕事とかやりたい仕事とかそれが分析できると、できたと思います。急にITコンサルティングの業界を調べて、そこにエントリーを出して結果は悪くなかったと思います、今は。

それまでに受けた会社も、ちょっと同じような分野ですか、そのITとか。
そうですね。
そうなんですね。今、大学院で研究していたことと、受けてきた会社って、勉強、研究したことと、その会社の内容って、つながってるんですか。
ああ、研究していることは本当にITとは関係ない研究ですけど、でもその研究をする時に、人と、他の人と円滑にコミュニケーションできる能力とか私が用意して、資料とかそれを用意して、人の前で発表することとか、これを生かせたら仕事にも、けっこう役に立つ能力だと思います。
なるほど。なんか就職面接みたいでした。
懐かしいですね。

1月にゲストで来てくれた時に「ユーザー経験デザイン」だっけ?
はい。
…というものについて研究してると教えてくれて、ソンジュ君が。それって何?って聞いた時に、実際に現場に行って、そこの現場でそれを利用している人が何に悩んでるかとか、それを調査しながら情報を得て正確なサービスを企画して提案する、そういう勉強です、研究ですって教えてくれたじゃないですか。
ちゃんと言いましたね。
ちゃんと言いましたよ。
はい、ちゃんと言ったと思います、1月の俺が。
そういうことって全てにつながってくるっていう感じですよね。
はい。
人間関係につながりますよね、そういうのもね。
確かに、そうですね。
どういう風に効率よく仕事をするかとか、お客様相手の仕事もあるだろうし、一緒にね、プロジェクトとかを作って働いていく同僚とかチームの仲間とかもいるだろうから。そうですか。

じゃ、今内定して、どんな気分ですか。
あーまあ内定もらった時、なんか、その当日は本当に、まあ、うれしいですよね。うれしかったですけど…
ね、もちろん。
…なんか今まで目標としてゴールとして設定した就活が終わるから、じゃその目標を、なんというか、達成できたから、これから何をすればいいかわからなくて、わからないというか考えなければならないと思って、ただ、これからの自分の人生が会社通いながら、お金もらいながら、けっこう単純な生活になったら、それは私が望んでいる人生ではないと思ってですね。まあ、それもありますし、せっかく日本に来て大学院まで入っていろいろ勉強したのに、全部この勉強した内容とか勉強した能力、はい、身につけた能力を全部生かせる(生かす)ことはできないのか、まあ、勉強した内容だけじゃなくても、これからも入社してからも会社から求められているスキルとか、それだけじゃなくても、自分が探して勉強しなければならないと、最近そう思いますよね。
じゃ、社会人になって働いてからも、いろいろ学びたいっていう感じですか。
はい、まあ、でも学ぶだけじゃなくて実際に活動とか、インプットがあったら、アウトプットとかしなければならないと。今までずっとインプットだけ、インプットしかしなかったと思ってるんです。
えー、そうなんですか。そうですか。

じゃ、働いてから、やりたいことってあるんですか。これから、働いてからというか、これから将来的にやりたいこと
あ、はい。まずはですね。決まってないですけど。
いいですよ、若いんですから。
決まってないですけど、本当に曖昧な表現ですけど、芸術がやりたいです。
じゃ、仕事とは全然別の分野ってこと、それは。
そうですね。
芸術って、広いですけど。
広いですね。
広いですけど、なんか具体的にはまだないんですか。
具体的に、ちょっと具体的に言ったら、音楽とか美術とか、それだけが目的じゃなくて、ただの手段として音楽をやって、その音楽を通じて、私の音楽によってファン達ができたら、めっちゃうれしいですけど、ファン達だけじゃなくてアンティファンとか。
アンチ?
アンチですね。私の曲について、いろんな話題になったり、議論が行われたり、これは音楽じゃないよとか、そんな話も聞きたいし、そんな反応もめっちゃ欲しいです。
へえ、あ、そうですか。

じゃ、一番やりたい芸術は音楽ってこと?今の話を聞いた感じだと。
そうですね。学部時代に音楽の中でラップという音楽をやってたので、たぶん音楽になるのではないかと、そう思ってます。
聞いてみたいです、ソンジュ君のラップ。
はい、め、チャンスがあったら。
日本に来る前までやってたってこと?
でもだいたい録音という活動より舞台に立って人の前で、はい、歌を歌う、はい、その活動を。
前に、日本語でラップやりたいって言ってたんだっけ?韓国語でやりたいって言ってたんだっけ?
そうですね。今までやったのは韓国語でラップを、私が自分が作詞をして歌を歌いましたけど、でも日本に来てから、この日本語でラップしてみたいと思いますし。
えー、おもしろいね。いるんですかね、韓国の人で日本語でラップをしている人っているんですか?
そうですね、正直に言うと私がまだ日本で活動しているラッパーとか詳しくないので。
あ、そうですよね。でもいいですね、仕事もあるけど、趣味というか趣味以上のものに、もしかしたらなるかもしれないけど、そういうやりたいことがあるのはすごいいいですね。

今ソンジュ君が好きなラップの音楽の話が出たところで、1月に来てくれた時も好きな音楽を教えてくれたんですけど、このさいちゃんねるのリスナーの人に今ソンジュ君が聞いてもらいたい音楽を1曲お願いします。
そうですね。今回私が紹介させていただきたいと思った曲の名前です、あ、曲じゃなくて歌手の名前から紹介すると、Beenzinoという韓国の音楽をやっている人で、Beenzinoの「Vibra」という曲です。
これ、教えてくれた時「Jazzyfact」って書いてあったけど、その中のメンバーの名前ですか。今のお名前の方。
あ、すみません、はい、Jazzyfact。チームの名前ですけど。
あ、グループ名。
はい。グループ名ですけど、プロデューサーが一人、ラッパーが一人ですけど、ラッパーの名前がBeenzinoという。
ラッパーの方がBeenzinoさん、ていうの?
はい。
じゃ、グループ名、ユニット名というのかな、2人組だから。Jazzyfactの、「Vibra」。
あ、はい。
これ、ソンジュ君に教えてもらって私も聞いたんですけど、めっちゃいいですね、これ。ジャンルはラップ、ヒップホップ?
はい、ヒップホップです。
ジャズ、ジャズヒップホップって言ってた?
はい。ジャズヒップホップです。
このバンドの名前がJazzyfactって言いますけど、ちょっとなんかジャズっぽい音楽をやってるんですか?
あ、はい。
じゃ、他の曲も聞いてみたい。聞いてみよう。Spotifyにありました、いっぱい。
はい、あります、Spotifyに。
ありますよね。この「Vibra」って2010年って書いてたんだけど。
そうですね。

これ、どういう内容の歌なんですか。
内容ですよね。
全部韓国語だった、当たり前だけど。
確かに。はい、なるほどですね。簡単に紹介したら、たぶん東京と同じ、東京も同じ話ができると思いますけど、冷たい都市の中で自分らしい生き方について、なんか語る、そんな曲だと思って。
あ、そうなんだ。じゃ、都会の、都会の中で冷たい風に吹かれるけれども、自分を信じて自分らしく生きていこうぜ、みたいな。
はい。
それをジャズのヒップホップに乗せて歌ってるんですね。
はい。
いいじゃないですか。2023年最後に素敵な曲をありがとうございます。
あ、はい。
この番組の説明欄に、このJazzyfactの「Vibra」が聞けるリンクを付けておきますので、ぜひ皆さんもね、寒い冬になりますけど、あったかい気持ちで1年を終えられるように聞いてみてください。
聞いてみてください。

今日ソンジュ君と私が話したこの番組がいいなと思った方はハートマークのいいねを押して番組のフォローもお願いします。今、私たちが話した言葉を「note」というウェブサイトに文字で書いていますので、日本語を勉強している人はそちらもぜひ見ながら、もう一度、二度聞いてみてください。ソンジュ君のインスタグラムがありますよね。面白いストーリーが時々上がってくるインスタグラムがありますので、そちらもこの番組の説明のところに付けておきますので、皆さんよかったらぜひソンジュ君のインスタもチェックしてみてください。

はい、それではソンジュ君、今年最後のゲストとして来ていただいて、本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
皆さんも聞いてくれて、ありがとうございました。皆さん、体に気をつけて過ごしてください。そして、うれしい・たのしいことが たくさんありますように、お祈りしております。ソンジュ君、お忙しいところ、ありがとうございました。
あ、いえいえ、ありがとうございました。
じゃ、皆さん、また聞いてください。
さようなら。
さようなら。
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