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背負い続けてきた「霊」


どーも。仁平(@niheihisato)です。

今回は沖縄で見たクライアントのお話し。

ずっと首から背中が痛い・辛い・違和感があると言ってたクライアントで、実際に身体を診てみても特に悪い部位はありませんでした。

首から肩があったりとかに硬さはあったんですけど、症状として何か出るほど硬いってわけでもない感じだったんですね。

なので更に原因を診ていくと『心が原因』って出てきたので、より深掘りしていくと心よりもっと奥底にある『魂の領域に問題がある』と出ました。

アプローチして魂の領域まで入り込んで諸々やって、最終的に「大きい蓋があって、それを開けて外に出たら自由になれる気がする」という事だったので開けようとしましたが、必死に開けようとしてもなかなか開かない扉だったんです。

そんなこんなで頑張ってたんですけど、それを助けてくれた人が2人いました。

その2人は今まで実際に会ったこともない人で、顔に見覚えもないという状態だった様なんですけど、助けてくれた事で扉が開く。

開いたので外に出れたけど、なんかスッキリしない。んかモヤモヤするなという感じだったとのこと。

クライアントは「何でですかね」って言うので、「さっき助けてくれた2人がまだ中にいる状態だからかも知れない。一緒に出ましょうと言ってみませんか?」とお伝えさせて頂いて、一緒に手伝ってきた2人を探しに行ったんです。

懐中電灯で照らしながら洞窟みたいな中を探検する。

1つ目の所扉を開けてみたところ、助けてくれた2人はいなかった。代わりに小さい男の子がうずくまって悲しそうな顔してるとのこと。

その子を見て特に怖いと思うわけでもなく、クライアントは「なんか可哀想だな、一緒に連れて行ってあげたいな」という気持ちで抱き上げたんですね。

で、子供を抱き抱えたまま先程の2人を探しに行ったんですけど、しばらく歩いて探してみたら2人共いたんですね。

1人の人は顔も分かって男性だということが理解できた様なんですけど、もう1人の助けてくれた人は顔もよく分からず、性別も分からないという状態で「その人達は一緒に連れて行きますか?」って聞いたら、クライアントは「この人たちは何か優しく微笑んで『構わず行きなさい』みたいな感じで言ってくれてる」とのこと。

一緒に連れて行かなくてもいいなという状態を感じたらしいので、抱きかかえた子供と2人で外に出てみたら今回はスッキリしたとお話しされてました。

子供と2人きりになり。

「どこか行きますか?」と聞いたら、今度は海に行きたいとの事で子供と2人で手をつないで海に行って、子供も海で遊んだりしてすごい満足そうに笑顔になってた様です。

遊んだ後はお別れをするとクライアントさんが選択したので、最終的には子供と離れたんですけど、心はかなり満たされた様で、別れてからも自分自身の家に帰るまで夜空を見たり、砂浜で仰向けで寝転がって昼寝したり、その状態をしっかり堪能した上で家に帰宅しました。

そこで施術は終了。

この物語を読み解いて分かった事は、当時そのクライアントが、幼少期にたまたま憑依されしまった子供であるということが分かりました。

で、その子は憑いてはいたけど、あまりにクライアント自身も小さかったので気づくこともできなかったと。

成長するに従って自分と一緒にいるのが当たり前の状態になってたので、最終的に気づかないまま体・心・魂の奥底まで幽閉されてしまった…閉じ込められてしまったわけです。

その状態はその子にとって、とても苦しい・悲しい・寂しい状態だったわけなんですけど、それを解消する為に助けてくれた2人がいた様で、顔が見えた1人の男性はクライアントさんの守護霊。

もう1人の顔が見えなくて男性か女性か分からない人は憑いていた子供の守護霊だったんですね。

なので、その2人がクライアントとその男の子を救出してくれたという感じです。

クライアントさん自身も、自分自身の力でその子をおもてなしして成仏させ、それによりスッキリした状態になったので、今まで辛かった首から背中周りが楽になった様でしたから良かったです。

魂の領域でもう一つの魂が混線してる状態では、身体の症状として出るのは当たり前です。

キャパ超えてるから。

こういう症例もあるんだなと思って頂ければ良いと思います。

身体の痛みがあるからといって、身体だけの問題とは言えません。

心も体も診ないと症状なんて原因が分からない事が沢山あるので、それをどうにかしようと思うとやはり多角的視点から診ないといけないのをヒシヒシと感じますね。

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