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短編怪談

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2016年4月の記事一覧

短編怪談1    床

短編怪談1 床

僕の日課は目をつむること。
見たくないものを見ないように。
ぎゅっと瞑る。

そうすれば、人と変わらない日常しか見えない。
でもたまに、無理やり目を開けられることがある。そんな時、僕は走って逃げ出す。そんな事する奴は大抵怖いを通り越して命の危険を感じる奴だからだ。

でも、僕の世界は二つあることに変わりはない。

だいいちわ
ゆかあの日、僕は空き家にいた。深夜2時。学生が起きていて良い時間では

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