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【汚名返上!】昭和のモラハラ義母⑪最終回は「涙の神対応編」

昭和のモラハラ義母の暴言の数々。
なんぼ昭和だからと言っても、これが普通だったわけではありません。昭和の中でも群を抜いてダントツに不適切な人でした。

今回はそんなモラハラ義母の
神対応編をお届けしようと思った時、
タイトルを「名誉挽回」か「汚名返上」か
ちょっと考えましたが
私の答えは明確でした。

義母に名誉などないな。

ただ、私がどん底に突き落とされた時、
誰にも頼れなかったあの時に、
義母は真っ先に私を護ってくれたのでした。

旦那に女がいたとわかった時です。

普通、この状況でよく聞くのは、義母が嫁に向かって「あんたが悪い!」と責め立て、お金を叩きつけてくるパターン。お金を払ってくれるならまだマシな方か。

義母は大泣きしながらこう言いました。

「まきさん、ごめんなさい、本当にごめんなさい、なんてアホなことしてるんやろう、こんな可愛い子供が二人もおるのに・・・。もうこんな情けないバカ息子はどうなってもいい。裁判でもなんでもやってちょうだい。大恥かかせてやって。本当にごめんなさい、ごめんなさい・・・・」

義母67歳

この泣き崩れる義母を見て
私には味方がいる、と
どれだけ心強かったことでしょう。

かといって、
数々のモラハラ暴言はチャラにはなりませんよ。

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義母は私を台所に立たせることはしませんでした。いつもたくさんの手料理でもてなしてくれましたし、帰りには車に積めないほどたくさんのおかずをタッパーに詰めて持たせてくれました。今なら嫁思いの優しい人だったなと思えます。

ただ、口が悪すぎた・・・。


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