普段優しくて怒ると怖い、僕のことかも

 題名はちょっと自分を買い被っている感じがしますが、あまりいい意味で使ったのではありません。

 普段はすごく気弱で、あまり人に苦言を呈したりしないし、ましてやパワハラじみたことを言ったりするのは大嫌いです。自分もまともにできもしないことを、人に要求するなぞという芸当ができるわけがないからです。世の中でそういうことをしてる人たちのあまりの多さに、驚きを感じます。

 なので、人の失敗には概して寛容です。ちなみに、「なんか hiro さんは優しいお医者さんみたいやね。」と今日も言われてしまいました。怒られるのが何より嫌なので、人を怒ることはまずありません。

 ただ、ぼくも40年あまり生きてきた中で、全存在をかけて感情を爆発させたことは何回かあります。それは、連帯保証人になっていた職場の上司にかかってきた執拗なヤミ金からの電話であったり、満座の席で不当な理由で罵倒された時の反撃であったり、明らかに人権・人道に反する行いをわざと行ったことだったと記憶しています。そのときは、半径50mがびっくりするような声で怒鳴ってしまいました。

 怒りの制御という意味で、アンガーコントロールということが最近いわれるようになりました。僕のように、怒りの感情を発散するのが不得手な人が習得すべきものとされています。周りの人に「普段温厚なhiroさんがあんなに怒鳴ったら、そりゃヤミ金やヤクザやってもビビりますよ。」と言われると、「舐められないためには、たまにああいう形で大爆発するのもいいのかな?」と思う反面、ぼくの心身にはあまり良くないのも事実です。

 こんど、そっち方面の本を読んでみたいなぁと思ってます。

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