colaboと東京都再調査結果

監査請求の再調査結果出ましたね


調査結果表


13項目のうち6項目にチェックがありますね
虚偽記載で不正請求しても予算より支出があるから返還なしとかアクロバット擁護がすぎますよ…東京都監査さん
さて、これを更に事業計画書・実施状況報告書・貸借対照表・会計報告書と照らし合わせてみましょう

 (1)人件費

人件費監査結果

450,000円の過大計上があった
総支給ではなく控除後の金額で計上している
本事業の管理台帳に記載されていない分は経費に含めない

21年度会計報告書

会計報告によると、事業費人件費は18,881,801円、管理費人件費は9,169,560円です
合計で28,051,361円です
何故通勤費は合計しないのかというと、社会保険料の保険対象金額に通勤費は含まれないからです
法定福利費は別にあるけど人件費は控除した金額で計上した?
貸借対照表には控除分(預り金)を計上しなかったのでしょうか

21年度貸借対照表

会計報告書での法定福利費合計は3,350,332円です
控除金額は法定福利費と同額であり、預り金処理をすることを考えても…って預り金は月イチで支払いしないとダメなのに、何故こんなに預り金があるんでしょう…
確認しようがないので、90,660円の申告漏れは計算ミスですかね?…たぶん、そういうことにしときましょう
人件費の約15%が法定福利費になるので、事業費では約283万円・管理費では約137万円が……ってこの時点で会計報告での差異が出ています
あぁ…ダメじゃん……
パートには社会保険料を掛けないので、差異は出ますが、事業費で約43万の過大計上、管理費で約42万円の過小計上になっています
委託事業が過小計上なら、自主事業は約2万の過大計上ということに……
パートがいれば更に計上にズレが出ますが、いいんでしょうか…
とりあえず人件費総額で考えましょう

令和3年度の事業計画書では人件費は9,080,000円となっています

令和3年度事業計画書人件費

実施状況報告書でも四半期ごとのブレはあるものの最終ではぴったり9,080,000円で報告しています

令和3年度実施状況報告書人件費


監査での『本事業に従事している職員』の22,479,576円がどこから計算したものでしょう?
法定福利費から控除後計算してもこの金額にならないんですよねぇ…
そして『本事業の管理台帳に記載されていなかった』ものを引くと8,804,836円で税理士と社労士分を足して調査後経費が9,005千円です
20万円なんで4ヶ月分かな
いや、『本事業に従事している』のに『本事業の管理台帳に記載されていなかった』らおかしいでしょ
表の9,987千円もどこから出てきた?
いや、管理台帳の金額もどこだよって言いたい
報告書は9,080千円だよね?
それはたぶん予算ぴったりで報告すればOK〜♪って報告書書いたんだろうなとは思うんだけど

 (2)事務所・居場所運営費

運営費監査結果

会計報告では事業費地代家賃10,390,053円、管理費地代家賃1,188,000円で合計11,578,053円です
事業計画書では1,974,000となっており、ほぼ監査と同じです
運営の仕方にやや疑問は残りますが…(前回noteで愚痴った)

 (3)給食費

給食費監査結果

個人名領収書2件、重複1件、科目違い3件、情報提示拒否1件……
科目違いはともかく……(言葉が出ない)
あとは、認めているとはいえ比較的高額なレストランでの食事が自立に必要ですかね?
8,300円なんて赤坂見附や銀座のコース料理並みですよ?
人生で一度も食べない人はかなりいると思います
自立に必要なら私も自立してないわ……
都民感情としてかなり悪影響があるのではないでしょうか
事業実績報告額にやや少ない計上を確認したということは、報告書に予算ぴったりで報告した(使った金額で報告してない)ってことで…(2回め)

(4)通信運搬費

通信運搬費監査結果
令和3年度実施状況報告書


会計報告書より少ない計上になっているので正否の確認できず…
いや、実績報告の倍以上の金額が確認されています
どこからか領収書をかき集めてきたんでしょうか
予算ぴったりで…(3回め)
実績報告してねぇよ

 (5)医療費

医療費監査結果

医療費は会計報告書では支援費の一部となっていて詳細が確認できません
ただ、実績報告の倍以上の…(以下略)
予算ぴったりで…(4回め)
具体的って日本語をご理解いただけているのでしょうか

 (6)備品購入費

備品購入費監査結果

貸借対照表に固定資産として什器備品が192万円計上されています
事業実績にはエアコン購入代として15万円と実績の倍以上の…(以下略)
予算ぴったりで…(5回め)
記載誤記ですます気か
そもそもエアコンとパソコンを間違うやつがどこに…いや、ここにいたんだけど(クソデカため息)

問題ないとした(4)·(5)·(6)が実績報告と乖離した金額を足すと約113万円です
手出し分を逆算して返還しなくてもいいようにしたと邪推すると、この時点で予算金額と一致します
言われたくなかったら実績は実績で報告しろ
っつーか普通は予算以上だったらいいよね♪なんてしねぇんだよ

 (7)消耗品費

消耗品費監査結果

個人名領収書2件、科目違い3件
実績報告より5,000円多く確認
予算ぴったりで…(6回め)
科目違いを勘案すると実績を約4,000円過大報告したことになりますね?
ってか監査の消耗品費2,145千円ってどこから?

 (8)旅費交通費

旅費交通費監査結果

自主事業3件、情報提示拒否59件
通常、提示拒否とかあり得ないからね?
実績報告では130万円
予算ぴったりで…(7回め)
再調査結果からのcolabo声明を見ましたが、情報提示拒否は女の子の住所氏名が書いてあるため、とありました
え?colaboの証憑ですよね?
単発バイトの日払い給与みたいなことしてるの?
交通費の領収書を上様で書いてもらって、領収書引き換えで払えばいいのでは
59件183,863円分とあります
1件平均3,116円で、交通費にしては多いですね
あ、これ…交通費だけじゃないわ……
科目としては人件費(若しくは謝金)が正しいのではないでしょうかね
事業計画書で体制にあったピアスタッフが人件費は記載がありませんでした(記載人数で判断)
本来ピアスタッフにも人件費は払うものですので、無償報酬はいけません

 (9)宿泊支援費

宿泊支援費監査結果

説明不十分2件、情報提示拒否12件
実績報告では300万円
予算ぴったりで…(8回め)
実績報告と勘案すると7.5万円ほど2600万円を下回ります
公金返還はしなくていいんでしょうかね?
話題になっていた都外遠隔地での宿泊
『地元で同様の支援を受けることが難しい』からシェルターがあるのでは?
ってか地元の定義 is 何
楽しそうに旅行してたりぬいぐるみ作ってたりが自立が図れるのか?

 (10)車両関連費

車両関連費監査結果

会計報告書では車両費が20万円計上
地代家賃に含まれると詳細が分かりません
事業実績報告書では1,028千円計上
事業計画書と同額です

車両関連費事業計画書

貸借対照表では3台のはずなのに何故4台分の計画なんでしょうね?
駐車場代が少なめなのは按分か若しくは認められなかったからでしょうか
で、タイヤ関連費と車両維持費が逆になったうえ、実績報告書より5.5万円増えてるぞ
これを領収書があったからOKだよ☆って言えるか?
虚偽計画を報告してると同義じゃないの?

 (11)各種保険

各種保険監査結果
各種保険事業計画書

監査の本件経費は3,601千円、按分389千円
実績報告は事業計画書と同額です
会計報告では(1)で計算した通り法定福利費が合計335万円となり、15万円の過大報告です
は?
本件経費はどこからきた?
本件経費が正しければ会計報告書は虚偽記載です
実績報告書も過小計上となり虚偽報告になります
会計報告書が正しければ監査が水増しをしてから按分だよ☆としたことになります
実績報告書も過大計上となり虚偽報告となります
按分後の正しい(とされる)人件費9,005千円から法定福利費約15%を計算すると135万円、火災保険3万円で計138万円……え…?
まぁ、ちょっと考えれば、全事業分の法定福利費と按分後の法定福利費が火災保険料込みで14万円しか変わらないのです
おかしいやろとしか言い様がありません
あとは何の保険料を払ったのでしょうか

 (12)会議費

会議費監査結果

会計報告書では管理費会議費42,009円、諸会費60,000円
事業計画書・実績報告では200,000円です
さて、実績が過大報告だと思われますが…どういうことでしょうか
合同合宿の宿泊費ぃ?それ、会議じゃないよね?
宿泊費に堂々と入れたらいいんじゃないか?
監査も必要性を認めてましたよね?
何故できなかったのでしょうねぇ

 (13)ソフトウェア費

ソフトウェア費監査結果

貸借対照表では767,272円
事業計画書・実績報告では240,000円
まず、会計報告書には事業計画書のようなソフトウェア管理費の計上がありません
いや何でだよ
Twitterでも少し触れましたが、ソフトウェアが資産として計上されているようです
貸借対照表がやや少ないのは減価償却でしょうか
だとしてもソフトウェアは5年償却の定額法です
初年度月割りとしても少なすぎます

令和2年度貸借対照表抜粋

そして、令和2年度にはソフトウェアは391,120円の計上があります
ソフトウェアは無形固定資産なので、支出があれば累計されます
つまり、令和2年度分と監査の確認した支出分が足され、ソフトウェア資産は1,166,730円にならないとおかしいことに……
監査さん?確認したんですよね?
何故貸借対照表と乖離するのでしょうか

まとめ

ちょっと多いから返還しなくていいよ♪ってしたかったんでしょうか…
でも、辻褄合わないところがたくさんあってですね…
領収書の提示拒否は仕様書の規定違反なら改善指示だけではダメですし
外部有識者はせめて簿記3級ができてないとダメですし
信頼性と公益性は担保されていません









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