CHAP1: 早石田定跡

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▲4八玉~▲7四歩と開戦するのが早石田の基本図。
石田検校本人が指した棋譜も残されており、△8五歩型への最も古い対抗策といえます。

上図では①△7四同歩と②△7二金が有力です。順番に見ていきましょう。

1-1 △7四同歩

テーマ図以下の指し手①
△7四同歩▲2二角成△同銀▲5五角(第1図)

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△7四同歩は最も自然な応手。以下▲2二角成~▲5五角の飛車銀両取りで早くも決まったようですが……。

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