最速でコツがつかめる!「ノマ四vsエルモ囲い急戦」を最強ソフトで徹底研究!

「エルモ囲い」は、将棋ソフト"elmo"が多用する対振り急戦の囲いで、『▲6八銀+▲7九金』が骨子の構えとなります。

画像1

先手の右金はすぐに動かす必要はなく、後手の指し方に応じて5九・5八・4八を柔軟に使い分けます(判断基準はおいおい説明しますね)。

△4三銀(図)

画像25

△4三銀は弱点の角頭をカバーする最も自然な手。

エルモ囲いは角交換されたとき若干味が悪い(同玉でも同金でも形が崩れる)ので△4五歩が気になりますが、▲3七桂△8八角成▲同玉△3三銀に▲4八金(A図)が角換わり腰掛け銀でおなじみの金上がり。

画像2

A図以下は△6四歩▲5五歩△6三金▲5六銀(B図)と伸びすぎの4五歩を目標にアクションを起こしに行くのがわかりやすく、

画像3

B図以下△4六歩▲同歩△同飛に▲4七金△4二飛▲4三歩△2二飛▲4五桂が進行の一例で先手好調です。「角交換には4八金型がバランスが良い」と覚えておきましょう。

画像26

再掲載します。図では①▲4六銀(急戦)②▲5九金(持久戦)が有力です。順番に見ていきます。

ここから先は

4,068字 / 41画像

¥ 260

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?