夏なので、水まんじゅうを飼う。#03
8月29日(木)。台風が来ている。
前回の記事で私が月曜の夜までに慌てて書いていることは皆さんにお伝えしたかと思うが、3回目にして遅刻である。というか、メンバーの3/4が3回目で遅刻しているの、あまりにも酷すぎないだろうか。三日坊主って本当にあるんだな。反省はもうできない、前例があるから。
さて水まんじゅうだが、単刀直入に言うと、もう限界である。
プルプルはしっかり入れ替えたし、水槽の水も新鮮な砂糖水にしたのだが、やはり寿命というのは残酷である。入れ替えたプルプルは2日もすれば白濁し、また入れ替えてもすぐに白濁する。私が眠っている間に深い眠りについてしまわないだろうか。不安だ。
と言うわけで、一か八かの賭けにでた。水まんじゅうを飼おうと思い至ったときに借りた、『水まんじゅう飼育大全』(岡山田館・大水太宗他・2003)によれば、死にかけの水まんじゅうの水槽にコカ・コーラ(決してゼロコーラではない)をぶちまけば復活したという事例が掲載されていた。はずである。覚えてねぇ。
それが昨夜だ。すなわち、28日(水)の出来事である。
結論、水まんじゅうは復活した。いや、これは復活というよりむしろ進化ではないだろうか。今では私の顔くらいまで成長をしている。本来は、私の手のひらに収まるくらいの小さなプルプルだったのに、だいたい2倍くらいになってしまった。どうしてこんなことに。いや、私の顔はもっと大きいのだが、なんかこう、いい感じのサイズ感の例えが浮かばなくて、それならもういっそのこと私の顔が小さい設定にすればいいかなって。
大きくなった水まんじゅうは、一体いつまで生き延びてくれるんだろうか。そう思った矢先。
今日のことだ。帰ってたらいなくなっていた。
猫は死に際を飼い主にみせないために、死を予感したら家出をすることがあるらしい。水まんじゅうもそうなのだろうか。
さて、居ないものについてはもう何も言うことはできない。これは私のポリシーでありスタンスであり座右の銘であり生き様である。来る者拒まず、去るもの追わず。されど、去るものに思いを馳せる程度の情はあるから、少しだけ水まんじゅうについて思い出そう。心の中で、こっそり。否、声を大にして言おう。
水まんじゅう、君との夏は最高だったよ。
次回予告
今日からちゃんと日記を書けたらいいなと思ってたのに、台風のせいで行きたかった寄席に行けないんだが?もうこれ怒っていーよね?
次回もまたお楽しみに。
ティーナ
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