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タンポポは二度咲く

公園を散歩していたとき、道端に咲いているタンポポに目がとまった。
まだ黄色い花を咲かせているもの、白いふわふわの綿毛になっているもの、いろいろあった。

ふと、タンポポの綿毛ってどうやってできるんだろうと思った。
家に取って返し、ネットでたんぽぽの一生を調べてみた。

するとどうだろう。
タンポポは、あの黄色い花が散った後、しぼんで再びつぼみ状になり、その後、茎をすっと上に伸ばしていき、そのつぼみから白い綿毛が育ってくるのだ。

綿毛はやがて風に乗って飛んでいく。
空に向かって。
別の場所で子孫を残すために。

タンポポは一度華やかな黄色い花を咲かせた後、茶色くしぼんでつぼみとなり、茎を天に向かって伸ばして、白い綿毛となって飛んでいく。

黄色い花だけのとき、茎は短い。だが、綿毛に変身した時、茎は空に向かってぐんと伸び、飛び立つ準備をするのだ。

たんぽぽの綿毛の構造は、空気抵抗をうまく利用し、空中を飛行するのに最適な形をしているという。小さな道端の雑草にこれほど巧みな仕掛けがほどこされていたとは。

タンポポは二度咲く。
しかも二度目は飛び立つために咲く。

これはYouTubeで見つけたタンポポの動画。https://www.youtube.com/watch?v=UQ_QqtXoyQw&t=6s
 


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