悪質訪問販売の対策

ボクは現在一人暮らしをしています。
一人暮らしをしていると、どこからかそういった情報が流れているのか、訪問販売がやたらと来ます。(9割9分悪質なヤツです)

新生活が始まる季節でもありますし、これから一人暮らしを始める人も多いと思います。悪質訪問販売がある現実を知って頂き、被害を抑えられたら良いなと思います

・悪質訪問販売とは
突然家に押しかけてきます。そしてそれは大抵、真っ当な販売員なら来ないような夜間であったり、祝日であったりします。
彼らは巧みな話術で正当っぽいことをまくしたてるように話し、こちらに考えさせる余裕を与えないうちに何かしら怪しい契約を結ばせようとしてきます。
後でよく考えるとその話には根拠が無かったり、明らかに怪しいと分かるのですが、実際に目の前でまくし立てられると考える余裕はありません。
ですので、対面で話を進ませないような対策が有効であると考えます。

・対策①(画面,受話器付きインターホンやオートロックが付いている場合)
誰も来る予定がないのにインターホンが鳴ったらまず警戒しましょう。
そして一応出てみましょう。悪質訪問の場合、真っ先に「どういった話をしに来たか」を早口で述べます。でも落ち着いてください。相手の話が一旦ストップしたら、会社名を聞き出します。
身に覚えが無かったり、怪しいと感じたら正直に「身に覚えが無いので失礼します」と言って相手の反応を聞く前にガチャッと切りましょう。
大抵はこれで帰りますが、もう一度訪ねてきたら迷わず警察に通報することをオススメします。
会社名だけでなく、名前や電話番号なども聞き出してからガチャ切りするのも良い対処法です。かといって相手を不要に煽ったり罵倒を浴びせたりして余計なトラブルを生み出しかねないことはやめましょう。

対策②(画面,受話器付きインターホンやオートロックが無い場合)
前述の対策と同じく、予定外の訪問者に対しては警戒心マックスで臨みます。ドアを開けるときは必ずチェーンをかけてから開けましょう。
彼らは一旦ドアが開くと、機を逃すまじといった勢いで、酷いときには足でドアを押さえたりします。
これも前述の通り、彼らはまずどういった件で来たかまくしたてます。ですので一通り話しが収まった頃合いを見計らって、強い意志で「結構です、帰って下さい」とドアを閉めましょう。
ドアを閉めさせてくれなかった時や何回も来る時は警察に通報しましょう。「帰ってくれ」といって帰らないのは違法だそうです。

対策③(契約を結んでしまった時)
あまり考えたくない事態ですが、販売員に押し負けて契約を結んでしまった・商品を購入してしまった、というときは真っ先にクーリングオフ制度を使いましょう。これは契約日から一定期間内であれば契約を取り消せるという制度です。ここでは詳しく述べませんが、行政や国民生活センターなどのサイトを参考にして下さい。

その他対策
インターホンやオートロック付きの方向けです。
これは究極の手段ですが、インターホン自体の電源を切ってしまうというものがあります。こうすれば誰が来ようとそもそもチャイムが鳴ることがありません。居留守を使うと、うるさいインターホンをずっと耐えていなければなりませんから。
ただし、友人や宅配便など訪問予定者があるときは電源を入れておいてあげて下さい。
人それぞれ事情がありますのでこの方法に向き不向きありますが、「絶対に関わりたくない」「押し返せる自信が無い」といった方や、あまり訪問者がいない(ボクみたいな)方にはオススメです。

最後に
①,②どちらの対策にも共通するのですが、相槌などで話に反応してあげるのはNGです。従って、彼らが話しているときは無言で受け流しましょう。
悪徳販売員に対して優しさを持つのは言語道断です。厳しく強固な意志を持って立ち向かってください
特に新生活を始めた大学生や若い人は、悪質な大人の格好の的となりますので注意して下さい。

実はボク自身、悪質訪問販売の被害者です(無知な若者でした...)。
この記事によって悪質訪問販売の被害に遭われる方が少しでも減ったら幸いです。それではこの辺で失礼します。

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