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テラパゴス 2週目レポ 各対面解説 全文無料

こんにちは はらしゅーです

テラパゴスを使い始めて2週間が経ちました。
前回のnoteから確実に進歩しており、前回の考察と違った点やデッキ毎の有利不利が明確になってきたのでここにまとめておこうと思います。


早速ですが現環境のテラパゴスの評価は…

リザードンexさえいなければ環境での立ち位置は良好といえます。

スピードと安定感は群を抜いて高く、ピジョットとヨルノズクによる複数枚の確定サーチが何より強力で火力こそ出ないもの相手盤面の倒しやすいポケモンを的確に倒していき2-2-2と最速でサイドを取る動きがほとんどの対面に通ります。

ただし対面毎に対応が異なり器用なデッキだからこそ柔軟な立ち回りが要求されることが多いです。

そこで今回は環境デッキの各対面ごとに立ち回りを解説しようと思います。

デッキレシピ


その前にまずはデッキの基本的な立ち回りを簡単に解説します。カードの採用意図も対面の解説の中で話していきます。

序盤は2ターン目にピジョットexを場に出すことが目標です。これはどんなデッキタイプが相手でも共通して目指してください。

これに関しては1ターン目にスピンロトム、イキリンコなどから展開できると再現性が高くなるよう構築してあります。

イキリンコは特性が使用できるのであればふしぎなアメ、プライムキャッチャー、ゼロの大空洞が全てトラッシュにいってしまう、またはカビゴンやピジョコンなどが相手でない限りは山札圧縮の意味も込めて積極的に使用していきたいです。

1ターン目の盤面としては

スピンロトム
イキリンコ
ホーホー
ポッポ
テラパゴス

と並べることができ、手札にヨルノズクとサポートやテラパゴスにダブルターボがはれてれば上出来です。
もしスピンロトムまたはテラパゴスしか展開できなかったとしてもボタンを絡めたりゼロの大空洞の効果解除のトラッシュ、ブライアを活用すればまだ逆転出来るので諦めずに残ったリソースと相手盤面をよく観察しましょう。

展開したいポケモンは画像の通りです。

ベンチ8枠は迫力がある

テラパゴスが倒され時にトラッシュするのは
スピンロトム、イキリンコ、ヨルノズクです。

そして空いた盤面にテラパゴス、ホーホー、ガチグマを追加で展開していきましょう。

基本的にこの盤面で戦っていきます。

2ターン目以降ピジョットを建てることが出来たならここからは対面毎に動きが変わって来ますので改めて解説していきます。

リザードンex 不利

いきなりですが環境トップが一番の不利対面です。でずがリザードンexデッキを突破するギミックを搭載してはいるのでこれらを駆使して戦っていきましょう。

ここで重要になるのは無闇に攻撃しないことです。相手の盤面の倒したい、ダメージを入れておきたいポケモンは、

・ヨマワル
・リザード
・ピジョン経由で進化したピジョット

です。

基本のプランとしては2枚のデヴォリューションで相手のふしぎなアメを枯らすことによってリザードンexとピジョットexを盤面から消すことが目的になります。試合が上手く運ばなかった場合でも3枚はふしぎなアメを削ることが出来るのでピジョットなどシステムポケモンがいない盤面を作ることが可能です。

デヴォリューションを打つタイミングとしては

1枚目は相手がピジョットとリザードンexにふしぎなアメで乗って来た返しのターン。

2枚目も同様にピジョットとリザードンにアメで乗って来た返しのターン。

デヴォリューションを打つ状況はシンプルでずが実際はそう上手くはいきません。

相手もデヴォリューションを警戒して後ろにフレアヴェールのリザードを置いたり、偉大な大樹からピジョットをピジョン経由で進化させて来たりなど対策の動きをすることもあります。
その場合はリザードを倒してから、ピジョットに一発入れてからデヴォリューションと言う流れにします。ピジョン経由で乗られた場合はアメを4枚枯らすのは諦めて3枚まで使わせてツツジから勝負という流れに持ち込みます。

ここで割り切らなければいけない状況があります。ミストエネルギーが採用されていた場合です。割り切った場合の立ち回りも後程解説します。

サイドの進め方としては1-1-2-2と進めます。

デヴォリューションを打つ前にサイドを3に進めないようにしましょう。また相手盤面にヨマワルがいる場合は倒しておきましょう。この場合は攻撃しないといけません。

ここまでしてもギリギリの戦いになりますし、相手が2手目にピジョ、リザ、サマヨ進化、サマヨ爆発、カウキャピジョット、なんてこともあるのである程度は仕方がないと割り切りましょう。


ミストエネルギーが採用されていた場合の立ち回りですが、ヨマワルを積極的に狙っていきましょう。またミストエネルギーが張られる前に2枚アメを使って来た場合はデヴォリューションを打っても問題ありません。

ヨマワルを2体倒してサイド4
そこからボスでピジョットを呼び一発入れる。

次の番にテラパゴス、またはガチグマにお守りをつけながらツツジ+プライムキャッチャーでピジョットを倒しボス無いお祈り。

ターンが帰って来たら裏のサイド2のポケモンを倒す。もしくはデヴォリューションを打ちサイドを1-1と取る。という流れになります。

大体キチキギスが場にいてハイボからネオラントボスなどで解決される場合が殆どです。ここまでやっても負ける時は負けます。


いきなりリザードンex対面を解説したのでテラパゴスを強いと思ってもらえないかもしれませんがここからが本番です。


ドラパルトex 有利

ドラパルト対面で重要なのはダメージを受け流すことです。

普通に殴り合っても勝てないのでこちらは一気に2体のポケモンが倒されないようボタンや大空洞をスイーパーでトラッシュしてダメカンの乗ったポケモンを場から消していきます。

サイドは2-2-2か1-1-2-2で取っていきたいです。
ボタンを打つターンがあるのでドラパルトは1体は相手しましょう。

プライムキャッチャーは最後までとっておきボスが打てないターンに備えておきましょう。

高耐久かつ大空洞の特性を活かせば負けることは少ない対面なため有利とします。


タケルライコex
ミライドンex
トドロクツキex
などたねex主軸のデッキタイプ 有利

この辺りは立ち回りは殆ど同じなので一気に解説します。

こちらは全力で展開して先2からサイドを2枚とっていくことが目標です。

前のポケモンが230以上の耐久力がある場合はプライムキャッチャーから裏を呼びながら倒しましょう。

もし先にサイドを取られる展開になってもお守りをつけたテラパゴス、ガチグマは用意に突破出来ませんし、ボタンで受け回しも出来ます。何より同じたねex主軸のデッキでありながらこちらは手札に干渉を打つ余裕が十分にあるのでそこでも勝負することは可能なので有利とします。


大空洞パルキア 微有利

こちらもたね主軸のデッキ同様2ターン目から2-2-2と取り進めていくのを目的とします。

進化してしまったパルキアvstarは基本的に無視して220以下のルール持ちポケモンを倒していきましょう。

どうしてもパルキアvstarを相手しなければいけない場合は

場にガチグマを出す

ロストスイーパーで大空洞トラッシュ

ベンチ拡張を解除して手札干渉

ここからボタンや入れ替えなどで反動を消しつつ2パンして倒すルートがあります。

先行を取れればほぼ勝てます。後攻を取った場合はボタンや大空洞解除で耐えるなどやらなければいけない場合もあるので微有利とします。

レジドラゴ 微有利

たね主軸のデッキ同様2ターン目にエネルギーのついたレジドラゴを倒せればそのままテンポをとって勝ちに進んでいけます。

こちらの高耐久を突破する方法がきょくらいごう飲みで毎ターン5枚トラッシュを要求してますし、ファントムダイブは140-60で2回でサイドを4枚取られることもありません。ボタンでダメカンをチャラにしたり大空洞解除の際のトラッシュもあるのでこちらが有利に試合を進めることが出来ます。

オノノクスが採用されている場合がこちらのアタッカー供給との戦いになります。毎ターンダブルターボとテラパゴスorガチグマを要求されるのが少し厳しいため微有利となります。

ゲッコウガex 微有利

弱点なので意外に思われるかもしれませんが案外勝てます。

テラパゴスはベンチ拡張要因として場に出しボタンで退場させあとはピジョットで攻撃していきます。

リザードンexと立ち回りは似ておりデヴォリューションを使用して相手の不思議なアメを枯らしていきましょう。

分身連打を通さないためにもバッフロンは2体しっかり出しておく。ヨルノズクは場に1体だけにする。など盤面上で1ターンでサイドを2枚取られる状況を阻止できれば勝てる対面なので微有利とします。

サーナイトex 五分

サーナイトはサイド差を2枚つけることが出来れば有利、3枚以上付けられればほぼ勝てます。

相手は最速で2-2-2とサイドを撮ってくるのでブライアを使用します。

こちらが1枚ずつ進めて4-6で返したターンに相手がお守りフワンテでテラパゴスを倒しサイド4-4。

お守りフワンテを倒し3-4で返したターンにまたお守りフワンテでサイドを2取られる3-2。

ここでロストスイーパーを使用してフワンテを倒しつつプライムキャッチャー+ブライアでサイドを2枚取れます。


この通りに行かなくてもキルリアを枯らしてアタッカー無視のサーナイトを縛りながら2パンするルートもあるのでトラッシュのエネの枚数など確認しながら勝ち筋を追っていきましょう。

回った方が勝つ試合なので五分とします。


ルギアvstar 五分

ルギアのワザ、ストームダイブでゼロの大空洞がトラッシュされてしまうのでチラチーノラインから狙っていきます。

ゼロの大空洞の一枚目は最初に貼っていつも通りに展開していきます。

ルギアのワザでトラッシュされた際は

この様な盤面になるようポケモンをトラッシュしましょう。ピジョットとバッフロンが場にいれば最低限大丈夫です。

こちらの倒せるポケモンが減ってしまいますが、チラーミィ、チラチーノを倒す事が出来れば十分なのでそこを狙っていきます。

サイドプランとしては
先行の場合は 2-1-1-2 or 2-1-3
後攻は 1-1-2-2 or 1-1-1-1-2 or 1-1-1-3

と進めます。
先行を取れた場合、2ターン目からプライムでルギアvを倒しにいきます。そこからチラーミィなどヒエクのポケモンを1〜2体倒し、最後にルギアvstarをそのまま倒す。もしくはブライアを絡めて3枚取りを目指します。

後攻の場合はチラーミィから狙っていきます。
ヒエクを3〜4対相手にし先行の場合と同じように最後にルギアvstarを相手する形になります。

相手に思い通り動かれてしまうとキツい対面です。
ハイボアーケアーケ、先2ボスされても仕方ない精神でできることを精一杯やりましょう。

ロスト系統 不明

ウッウはバッフロンのおかげで脅威ではなく、ヤミラミもこちらのHPラインは高いので2枚取りされる心配はなく大空洞トラッシュ、ボタンもあるのでサイドを先に取り始めることが出来れば勝てると思います。

正直ここ最近全くロストを見ていないのでよくわかりません。


とりあえずこんなところでしょうか。

この2週間で対面したデッキたちでしたがどのデッキにも戦うことができ、自己負けが殆どないので純粋なポケモンカードを楽しむ事ができる良いデッキだと思います。

ですが正直に言いますと環境を席巻出来るほどのパワーは感じず安定感と器用さ、柔軟さでなんとか勝ち筋を絞り出している感は否めません。

それでもこのデッキを使っている瞬間は僕はポケモンカードを最高に楽しめていますので心から皆さんにお勧めしたいデッキです。

この辺りで今回は終わりにします。
まだnoteを書き始めて日が浅く至らない部分もありますがそれでも興味を持ってくださる方々には感謝しています。

ここまで読んでくださりありがとうございます。

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